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『26』

『26』




「テントは初めてだ。明るいな」

「パピアナは初めてなのか、遠出したら冒険者は必須のアイテムだな」「ああっ、トレイルはもう寝てる」

「歩いて疲れたからな、歩くのは好きじゃないんだ」

「私も寝よう。トレイルの横に」


 俺がテントで寝たらパピアナが横に飛び込んで来る。

 テントは狭いから密着度は高くならなは仕方ないとして、こんなに密着することはないが。


「ちょっと離れてよ、パピアナ!」

「ローズは私がトレイルと密着するの嫌いかな?」

「近すぎ!」


 ローズはパピアナにもっと距離を取るように言う。

 しかしそのローズも密着してきた。

 ローズは俺とパピアナが親密になるのを気にするけど、ローズも結構親密してくるのだった。



 テントで一夜を過ごした朝。

 テントは再びアイテムボックスへと入れておき、朝食をした。

 簡単な保存食でソーセージとパンを。

 簡単とはいえ、ローズは肉なので大変に喜んではくれたから、良かった。

 出発してからまた歩きになる。

 

「あれがダンジョンみたい、他にも冒険者がクエストを受付け受付けしているから、ダンジョン内にはいると思う。けどダンジョンの魔物が未知らしく、今回は棄権したパーティーもあるとか。行方不明のドワーフさんを見つけましょう!」

「ローズ、そのドワーフが鏡を持っているのよね」

「帰ってきたドワーフからの情報ですから、間違いないでしょう。どこかにいるはず」


 ダンジョンの入り口まで来てローズが最初に入り、俺も続いた。

 ダンジョン内は静かである。

 けど、パピアナは比較的明るい。


「よし、ドワーフを見つけるぞ!」

「これこれ、パピアナ、あまり先に行くなよ、バラバラになるし、魔物がでるそ」

「トレイルが遅い!」


 1階層を進むと予想通りに魔物がいた。

 一匹であ、四足の獣だ。



ターキー

レベル18

Dランク

体力100

魔力20

スキル

引っかき



「獣型の魔物だ、襲ってきます!」

「ローズに任せる」

「はい!」


 相手は一匹であり、素早く動けるローズに任せると、お互いに爪での勝負となった。

 ダメージを受けてはいるが、ローズが勝った。


「やるわねローズ!」

「パピアナに負けないよ」

「魔物はターキーだ。まだ奥に行けばいるだろうから注意したい」

「次は私も戦う!」


 ローズが戦った魔物はターキーだった。

 恐ろしく速い動きで迫って来ていたが、ローズの素早やさが勝った。

 ダンジョン1階は道が分かれている所もあり、迷うのは避けたい。

 スキルのマッピングを習得してあるから、地図化して進める。


「中は迷宮って感じ。私は迷宮って苦手だ。頭が痛くなる」

「パピアナは迷宮苦手なら余計に俺と一緒に行動して。先に行くと迷子になるからな」

「ええっ、俺と一緒に……トレイルったら、そんなに私と居たいの?」

「そう言う意味じゃないだろう」

「じゃあ、仕方ないからトレイルと一緒にいてやろう」

「本当は居たいと違う? 私にはトレイルと居たいけど、トレイルが言ったからと理由つけてるように聞こえたけど」

「違うってば! そんなんじゃあないぞローズ」


 パピアナのことで言い合っていたら階段を発見した。





体力を530回復しました。

経験値を530獲得しました。

 

レベルが201にアップしました。

レベルが202にアップしました。

レベルが203にアップしました。

レベルが204にアップしました。

レベルが205にアップしました。

レベルが206にアップしました。

レベルが207にアップしました。

レベルが208にアップしました。

レベルが209にアップしました。

レベルが210にアップしました。




「地下2階層の階段がある」

「地下の階層に行くほど攻略が難しくなるのがダンジョン。魔物も手強くなるわね」

「パピアナ、楽しんでいるよね……」


 階層を下に降りる。

 地下2階層に。

 1階層のマッピングをしてあるから、帰りも頭に入れておく。


「ダンジョンで危ないのは行きよりも帰りと言われる。行くことばかり考えていて、帰りに死ぬパターンが多くあるんだ」

「帰り道分の体力も必要か。考えて行動しないとね。どこに居るかなドワーフさん」

「あれっ、誰かいるかな?」


 パピアナが通路の先に人を発見したらしく、指をさした。

 その方向には確かに人らしき物がダンジョンの地面にある。

 倒れているとしたら、大変だな。


「倒れている風だ、急ごう!」

「はい!」


 走ってそこに行ったら、パピアナの言ったように人だった。

 倒れていてケガをしているのが4人いた。

 ダンジョンにいるので冒険者であり、男女のパーティーか?


「トレイル。冒険者がケガをしている、ヒールしたら?」

「わかった、今すぐにヒールしよう、魔王竜ヒール!」


 倒れている冒険者により、魔王竜ヒールをした。




体力を510回復しました。

経験値を510獲得しました。

 

レベルが219にアップしました。

レベルが220にアップしました。

レベルが221にアップしました。

レベルが222にアップしました。

レベルが223にアップしました。

レベルが224にアップしました。

レベルが225にアップしました。

レベルが226にアップしました。





体力を470回復しました。

経験値を470獲得しました。

 

レベルが227にアップしました。

レベルが228にアップしました。

レベルが229にアップしました。

レベルが230にアップしました。

レベルが231にアップしました。

レベルが232にアップしました。

レベルが233にアップしました。

レベルが234にアップしました。

レベルが235にアップしました。

レベルが236にアップしました。



名前 トレイル

職種 回復術士

種族 人族

性別 男

年齢 18

レベル 236

体力 4120

魔力 4120

攻撃力 4150

防御力 4160

素早さ 4110  



ゲオルギウスの加護


スキル

アイテムボックス、鑑定、移動速度アップ、睡眠魔法耐性、取得バルのアップ、攻撃回避10パーセントアップ、水魔法耐性アップ、豪腕、耐寒レベル1


魔法

魔王竜ヒール

魔王竜リフレイン




 ケガと体力が減少していたので、回復し経験値を得る。

 レベルアップも出来た。

 体力が回復して冒険者は起き上がってきた。


「あなたが回復してくれたのですか。助かりました」

「かなり体力を減らしていましたが、魔物と戦ったのですか?」

「俺達はドワーフを探すクエストをしていた。そしてドワーフが消えたという情報の場所を探したら、魔物に遭遇して……」


 ケガをしているのは魔物と会ったからだった。

 この付近に魔物がいるとなる。


「どんな魔物でしたか、そしてドワーフは居ましたか教えて欲しいのです。私も同じクエストで来たものですから」

「やめなさい。あれは化け物です、魔物はオークでした。大型の魔物。私達4人ではまるで歯が立たない相手だったの。私達はDランクパーティーの虹の里。あなた方は」

「竜の守り。Eランクパーティーです」


 虹の里というパーティーらしく、俺達のよりもひとつ上のランク。

 それがこの様だ。

 オークの名前なら知ってる。

 誰でも知ってる有名な魔物。

 相手がオークなら俺達も命の保証はないな。


「オークには君たちじゃ勝てない。退散しよう」

「一緒に戦いましょう!」

「無理だ。私達は去る。あの化け物を見たくなので。それに先に来ていたパーティーはみんな退散したらしい。魔物オークと戦うのは割が合わないからだ。情報と違い過ぎたんだ。ギルドの情報ではここまで強い魔物とは言ってなかった」


 ローズが一緒に戦うのを誘うも拒否される。


「去るのですね、俺達はこのまま進みます」

「そうかい……無理はしないでな」


 虹の里の4人は体力が回復し去って行く。

 俺は一緒に帰るつもりはなかった。



☆☆☆☆☆に

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