表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

14/69

『8-2』

『8-2』



 少し可愛らしい感じもするけど、魔物は魔物だ。

 手加減はなしでいく。

 先ずはローズが先制攻撃を打ち込む。

 獣の爪でホーリーに一匹をダメージを与えるのには成功した。

 ダメージはあったよな。


「一撃では死なないみたい」


 ローズは手応えはあったようだが、体力が勝り、生きている。

 今度はホーリーが攻撃だった。

 ホーリーは短い杖を使い、ローズと俺の両方に攻撃を。

 二人とも防御する。

 防御出来てダメージは、最小限に抑えたと思う。

 ホーリーは身軽なのか連続攻撃をしてきた。

 攻撃力こそ弱いかもしれないが、何度もしてくるし、五匹もいるし、守りの場面になる。

 

「スロウ」


 ホーリーが魔法を唱える。


「トレイル、スロウ魔法よ、速度を遅くしてくるの!」

「それだと余計に守りだけになるな」


 ホーリーは元々速度があるのに加えて、スロウ魔法を使ったので、俺とローズの速度は一時的に減速させられてしまう。

 そのため、ホーリーが勢いづいて攻撃をしてくる。

 五匹とも攻撃にくると、迫力はあった。

 

「魔王竜ヒール!」


 ダメージを数回は受けたので、体力をこまめに回復した。

 体力がゼロになったら終わりなのもある。

 

「ヒール、ありがとう。このままでは負けるわ。こちらも攻撃しないとね」

「俺も剣を振るよ!」


 たとえスロウされても全く攻撃ができないわけではなくて、攻撃回数が減るのであって、ホーリーを一匹を撃破した。


「やったわ!」

「さすがローズ!」

「あと四匹いる」


 ローズの爪が一瞬まさり、ホーリ一匹を地面に寝かせた。

 しかしまだ四匹残っている。

 油断はしない。


「スロウ」

「スロウ」

「スロウ」

「スロウ」

「しまった! 四匹連続でスロウ魔法をしてきた!」

「これだと、俺とローズはどうなるかな?」

「かなり遅くなるんじゃない」


 ローズの指摘したとおりだった。

 異様なまでに遅く感じる。

 体が自分の言うことをきかない感じだ。

 それで四匹が攻撃してこられたら、まずくないか?


「トレイル、防御して!」

「うん!」


 防御でホーリーの攻撃を防ぎに入ると、ダメージは受け続ける。

 体力の減少は免れないよな。

 いくら防御していても、体力は減り続けてしまう。

 ヒールをまたしておこう。


「魔王竜ヒール!」


 タイミングをみて魔王竜ヒールを使う。

 一発で体力をゼロにする攻撃力ではなのは救いだったな。

 体力を回復させつつ、守りで凌ぐと。


「トレイル、スロウの効果が消えたわ。今がチャンス!」

「わかった!」





評価応援してくれて、ありがとうございます。

ランキングに入れるように頑張ります。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ