儒教社会批判(アンチ・コンフェッション)
近く論評を書きたいと私は思っていて、これはそのプロトバージョンです
私は、儒教思想ですが、階級意識に厳しく、平等という概念に欠けていて、よくないと思います。特に、超幼の序に関しては、年少者は卑しく、年長者を尊ぶべきだという、上下関係による、ある種の厳しい階級意識があるため、私は反対です。超幼の序の本質は、年長者を敬い、年少者を見下すというという所にあり良くないと思います。日本国憲法13条にある通り、全ての個人は尊重されるべきだと私は思います。
古来、特に江戸時代においては、儒教思想により士農工商や穢多非人等、厳格な階級社会が築かれました。そういった流れを引き継ぐかのような、上下関係に厳しい、階級的な意識に厳しい現在の日本社会は、イネやサルといった動物社会に似ている事から、私は人間性や合理性を破棄した社会だと思います。
超幼の序に基く年功序列について考えてみましょう。このシステムは、年少者や新人は卑しく、少ない賃金でよいという考え方に由来すると言っても過言ではありません。しかし、本質としてはそうではなく、成果に見合った対価が払われるべきだと私は思います。あるいは生産性の面でも、このシステムのもとでは、お金を多くもらうためには、ただひたすらに待つしかないという不合理なジレンマがあります。これにより、体感時間の問題はさておき、高い給与を得るためには、ただひたすらに時間を待った方が得であるという、馴れ合いだけが横行する集団が形成されるため、私は経済的にも合理的とは思えません。
また、上下関係を美徳とする日本の道徳観念にも、私は強く反対します。