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言葉は

作者: クレハル

2011年に書いた詩です

言葉はむずかしい とても無力な気もして


善意があるほどにそらぞらしく


現状をただつづれば絶望的にもなり


だんだん何が言いたいのかもわからなくなって


意味のわからないまま詩なんぞになってしまう


言葉によって明確な形にしたくないのだ!


愛だとか 絶望だとかだって


抗えない光の前では まるで同じ顔だ


喜びによる涙も 哀しみによる涙も 同じように


だから滅んだ世界の上にさえ 同じ青空が広がるんだろう


何も知らないで歌うことなんてできない


全てを知ってしまったら 歌うことすらできない


じゃあ歌わなければいいのだ


けれど それでも鳥たちはなき続ける


その意味は何なのか


また花は咲き始める


誰の言葉によって励まされたでもなく


ほんの一瞬の夢のような時間たちが


連鎖し 繋がりは 断ち切れないまま


それでいて その全てが…


見えない光が 瞼の裏に 見えたような気がする


こんな世界を誰が願ったのだろう

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