表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

出会い

時は中学時代


「昨日、彼の部屋に行ったらさー…」

「ねぇ、私、彼氏出来たよ!!」

「今日、俺あいつに告る。」


みんな恋してる。

今を満喫してる。


じゃあ、私は?






私の名前は「瀬野 燐 セノ リン」

初めてのニックネ-ム「地味子」

(現在)身長、164cm

体重、46kg

3サイz…は言わない。


ごく平凡的な女子高校生

今年は大学受験だっていうのに、みんなは職業の事でも大学の事でもなく恋愛の話をしている。

俗に言う「恋バナ」だ。


そんな話を聞いてふと思えば私の初恋っていつだっけ?






いや、ない。

まだだ。


もう大学生になると言うのに、初恋がまだとは…

自分でも驚きだ。


私はいつ恋するんだろう……


なんて不謹慎な事を考えていた時


「りーんっ」

「あ…莢花。」


話かけてきたのは「瀬戸 莢花 セト サヤカ」

私のたった1人の友だ…いや、親友…かな?


この子は実に良い子だ。

みんなに平等だし、自分より他人優先な子だし、礼儀正しくて美人で頭も良い。

更にスポ-ツ万能なんて完璧美少女なんだから、モテる以外、道はない。


私と正反対の性格…羨ましいなんてもんじゃない。


莢花には当然の如く、彼氏がいる。

しかも、その彼氏も成績優秀、スポーツ万能、性格◎、おまけに美男というやつだ。


とてもよくお似合いの美男美女のカップルだ。


「ねぇ、燐。」

「何?」

「燐はさ、彼氏とか作らないの?」

「いらない。面倒だし」

「えー…Wデート。楽しみにしてたのに…」

唇を尖らせて小声で呟く莢花

その仕草がいちいち可愛い。


それはともかく…


「面倒だなんて言ってないで…ほら、あの人は?」

「無理無理。学校一のモテ男じゃん。無理だって…」



だけど、あいつの行動は驚きのものだった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ