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レベル999の最強高校ループ生活  作者: 無名のニート
1章終わりと始まりの12月1日
18/19

No15 思い通りにいかないゲーム

「秋風ー起きてよ」


 この声は聞き覚えがある。確かグレティの声だったような気がする。しかし、白い光に包まれてベットの中のようだった気がするが、どうしてだ?まさか寝てるうちに誰かに殺されてしまったか?


「秋風ー起きないとイタズラしちゃうよ?」


 おかしい、胸が当たっている。グレティは男だよな?それよりとりあえず、起きるとするか。


「やっと起きた。おはよう!」

「おはよう。グレティ。ってなんでお前が俺のベットにいるんだよ!?」

「神の間から追放されちゃったてへぇ」


 てへぇじゃないだろ。神の間から追放って一体何をしたんだ。この神様は、それにしてもさっきから思うことは胸がでかい。男なのにそんなことがあっていいのか?


「秋風さ。彼女出来たことないでしょ」

「あるよ。ありますよ」

「女の子をそんな目で見るとひかれちゃうよ?」

「あれ?グレティって?」

「女に決まってるじゃん。創造神様がボクっ娘にしちゃったの」


 創造神。会えるなら言いたいことがある。お前は最高な神様だグッジョブと。


「そーんなーことは置いておいて、ご飯食べよう」

「そうだな。とりあえず、飯を食べて学校に行く準備をしないとな」


 いつもは1人で食べていたご飯も知り合いと食べると楽しいよな。


 ん?何かがおかしい?いつも1人?確か誰かと一緒に食べてなかったか?誰だろう思い出せない。


「秋風の好きな目玉焼き作ってみたよ」

「美味しいな。ありがとう」


 いつもと違うような目玉焼き。焦げ方とか黄身の柔らかさが若干違う。これは夢を見ているのか?それとも今回はもっと身近な人が消されてしまったのか?


「そんなに朝から追い込またような顔しないでよ。今度はどうしたの?」

「思い出せないが、いつもと違うような気がしてな」

「そこまで気づいたんだね。正解。今回消されたのは母親の秋風冬花だよ!」


 母親?俺には10年前事故で亡くした母親はいたが、それ以外にはいた記憶がない。そうか。記憶はないのが当然で、偽の記憶が作られたってことか?でもおかしい。夏川は少しだけだが、覚えていた。今回はそのものを忘れているような気がする。


「そして、今回はこの現象を引き起こしてた。君の母親が消滅したことによって、全て日常にリセットされたってことだよ」

「リセットってどういうことだ?」

「転生者が死ぬと、その人の能力は消え去りリセットされるんだ。だから、今回は12月2日が繰り返されることはもうない。今日を終えれば3日になるってこと」

「待て!それだと母さんは助からないってことか?」

「そういうこと!」

「例えば今俺が死んだとしてもまた生き返って戻ることも不可能か?」

「それは、僕がここにいるんだから?なんとなく察しはつくよね?」


 グレティがここにいるってことは神の間に行くことが出来ない。俺が死んだらこの世界はどうなるのか分からないが、下手に行動をしまた皆を犠牲にすることは出来ない。でも仮に母さんが助かる方法があるならば、例え世界が滅んでも望むかもしれない。

先生と母親の名前が混ざっていますが、正常です。意味は後々


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