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レベル999の最強高校ループ生活  作者: 無名のニート
1章終わりと始まりの12月1日
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12/19

No10,オリジナルと複製品

 12月1日午前6時30分


「雨月、早く起きなさい」


 母さんの声が聞こえてきた。無事5度目の朝を迎えることが出来た。今回はレベル1のまま学校へ行こう。もし戦いになっても、刀を持っているから大丈夫だ。しかし、カタナを持っていると銃刀法違反で捕まってしまう、そんなことになったらどうしょうもないので、創造神を使い、隠カタナにした。


「雨月、何やってるの。早く起きなさい」

 

 早く起きないと母さんが怒ってしまう。考えている途中だが怒られる方が怖いのいから起き上がった。


「ステータスが更新されました。称号神殺し」


 今日の称号はやけにかっこいいな。急いで着替えてキッチンへ行った。


「おはよう!母さん」

「雨月!!今日は遅いわね。夜ふかしのしすぎじゃないかしら」

「ごめん。ごめん」


 機嫌を取りつつ急いでご飯を食べて、作戦を考え直した。どうせ、殺されるという運命になってしまうなら、一層のこと作戦無しで全て対処する方向で行けば、上手くいくんじゃないか?よし、ノープランでいこう!作戦を考え終え、登校準備が完了した。


 午前7時00分準備を終え、家を出る。

 午前7時30分交差点、そろそろ夏川が後ろから来る頃だな。


「秋雨!おはよう!」

「おはよ」

「秋雨は相変わらずレベル1だね」

「そうだな」

 

 ここでレベルをあげると特殊部隊が来てしまうが、あげなければそのまま登校できるはずだ。


「お嬢様、創造神使用しませんでした」

「わかりました。引き続き監視を続けてください」

「かしこまりました」


 よし、今日は遅刻せずに学校へ到着することが出来た。


「よし、今日は全員いるようだな。秋風!?遅刻しないとは珍しい」

「そうでしょう。今日は先生を笑顔にしたいと思いましてー」

「それはいいことだな。それより秋風来客が来ているから会議室へいくぞ」


 客だと?俺に会うために来る客なんて珍しいな。先生の後についていき会議室へ着いた。そして中へ入るとATRがいた。


「はじめまして。秋風雨月くん。ATRという」

「ATRさんというんですね。はじめまして」

「桜木先生もお久しぶりです」

「ああ!」


 そういえば二人も接点があるんだっけか。4度目で最初に殺した時は刺殺したって言ってもんな・・・?


「今日二人に集まってもらったのは、神グレティを倒すためだ。時間がないから手短に言うが、秋風雨月、お前が切り札だ。俺とお前でやつを倒すんだ。そして桜木先生には俺と秋風雨月を殺してもらいたい」

「おいおい、何を言っている?」

「何度お前たちを殺せばいいんだ?」


 ATRは狂ってしまったのかわからないが、なんで俺も殺されないといけないんだよ。そもそも、神殺しなんて無謀だろう。


「桜木先生にはいつも辛い役を押し付けてしまい、ごめんなさい。しかしこのデスゲームを終わらせるにはこれしかなくて・・。」

「仕方ない教え子だな。良かろう。地獄に送ってやるよ」

「待ってくれ!だから二人だけで話を進めないでくれ」

「説明をしてやりたいところだが、全てが終わったら説明する。だから待ってろ」

「君たちさー神の僕に挑戦するなんていい度胸だよね。しかもここまで呼び出してさー」


 あの時感じた殺気の倍以上か。こんなのに勝てる気がしない。でも、ATRは余裕そうな顔をしているということは、何か秘策でもあるのか?


「ねえ!秋風。僕と真剣に戦う?それともそこの二人を殺す?」

「・・・・」

「秋風君君は僕たちと戦ってもらうよ」

「そっか。じゃあ妾がまとめて相手をしてやろうかのー」

「なんだあれは・・・」


 どうやら、二人はグレティの戦闘モードの姿を始めて見るらしく、驚いていた。


「人間よ。自らが産み出した神にやられる気持ちはどういうものじゃろうな」

「秋風、勝てる気がしないが、お前に真相をおしえ・・・て」

「はーいATR君余り頭にのらないほうがいいよ。ぼーくはー余計なことを言う人は嫌いなんだ。それに模倣人間の癖にオリジナルに変なことを言わないでよ」


 ATRは目の前で真っ二つに引き裂かれた。桜木先生は戦うのかと思ったが、逃亡していた。


「秋風ー後は君だけだね。それじゃいただきます」


 グレティ。悪いな。俺さ今負けたら一生12月1日に捕らわれているような気がする。だからさお前を倒すよ。


「なあ、グレティ」

「なーに?」

「ごめんな。お前にこの役を押し付けてしまって、でもまた復活させてやるからな」

「えへへ!嬉しい」


 何だ今の言葉はとっさに思いついて、口に出してしまった。


「それじゃーな。運命の神グレティ」


 レベル999がカタナを使うと神ですら楽勝に倒せてしまうみたいだ。グレティすまない。


「秋風!僕を倒すことができたなんて強いね」

「あれ?お前なんで生きてるの?」

「僕は神だからね。でも死ぬ感覚が分かったよ。なんともいえないね」


 おいおい、反則だろ。でも見てみると戦闘意思はなくなっている。これで平和的解決になるのだろうか?


「それに、最後の複製ATRは死んだ。これで12月1日は終わるよ」

「どういうことだ?」

「そのままの意味だよ。オリジナルは君だけでいい。君は僕の全てだからね」

「時間だね。今言ったことは記憶から消されるけど、12月1日をクリアおめでとう!そしてこれから待つ沢山の試練をクリアして、早く本当の僕を倒しに来てね。後死んだらまた一杯お話しようね。バイバイ」


 いつも一方的に言って、勝手に消えていくよな。まあ今日は疲れたゆっくり休もう。俺は安心し白い光に包まれた。


 

第一章完結しました。


次回からは第二章です。


日曜日に更新する予定です。


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