ウラオモテヤナ猫・ネオ_第さっ回
「はーい皆さんこんにちは、A子ですっ」
「コニャニャチハ、猫ですニャ」
「ごめんねえ猫ちゃん。お姉さん彼氏とデートなのよ」
「ガーン、ショックにゃ。おねいさんに男が居たなんて」
「あら心外ね。お姉さんて、美人でしょ?」
「うぬぬ、猫は恋愛対象じゃないのニャ」
プルル プルル
「おねいさん、携帯電話が鳴ってるよ」
「はいはい、こちら携帯_A子です」
「え、なになに?ふんふん」
ブチッ
「この音は、何の音かニャ?」
「ふざけんなこのガきゃーっ」
「ひいっ・・怖いにゃ」
「おとといきやがれってんだコンガきゃあっ」
べシっ
「おねいさん、自分の携帯を踏んづけちゃいけないにゃー」
「ぜえっぜえっ」
「落ち着いて、ね、おねいさん」
「彼氏がこれから仕事なんだって、A子よりも仕事を選んだのよ」
「そりゃそうニャ」
「それからおねいさん。切れるとガラが悪くなる癖はなんとかし
て欲しいにゃ」
「あら_オホホ、あたしはガラが悪くはありませんことよオホホ」
「もうそろそろ区切りのタイミングにゃ」
「えへへ、そうね。お姉さんの事、怖がらないでね?」
「僕は怖いにゃ」
「またねえ、次回A子ちゃんの汚名を挽回しますっ」
「バイバイにゃ」




