ウラオモテヤナ猫・ネオ_銃煮貝
「みなさん、こんにちわニャ。ネコですニャ」
「おねいさんは今、スーパーでパート労働中ニャ」
「だからネコがお留守番ニャ」
「いまどき、PS2でグラン○ーリスモ4をプレイなのニャ」
「こうインからぶつけて弾き飛ばすのは楽でいいのニャ」
ガチャン キイ バタン
「あ A子ちゃんが帰ってきたのニャ」
「ふう、A子ちゃんも年よね、腰が痛いわ」
「A子ちゃん、お仕事ご苦労様なのニャ」
「今日のお土産は何かニャ」
「カイワレ大根よ」「いくらでも食べなさい」
ドンっ
「うわあ、栄養がなさそう・・・」
「ネコちゃんのダイエットにちょうどいいわよね」
「おねいさん、ゲームやらないって言うくせに。携帯ゲーム持ってるのにゃー」
「ああ、仕事の途中でヒマになるときがあるのよ」
「ゲームボーイアドバンス・ミクロよ。ちっちゃくてポケットにしまえるの」
「中古で安く買えるわ」
「おねいさん、ゲームを軽く見ているくせに詳しいのニャ」
「そんなことよりも、お菓子ちょうだい。ネコちゃんの分でいいから」
「お仕事はど~だったのにゃ」
「今日は、同じパート労働のおばちゃんが2人も休んでて忙しかった。大変だったなあ」
「おねいさんの変わりに掃除洗濯をしておいたニャ」
「あ、本当だ」「ネコちゃん、あなた良い主婦になるわよ」
「主夫なのニャ」
「何このゲーム、グラン○ーリスモね。昔は旬だったわねこのゲームも。」
「A子ちゃんにやらせて」
「ほいニャ」
「・・・・・・・」
「何この車、どアンダーじゃない。曲がらないわ。FFねきっと」
グワラララ キイイ ドカンッ グオオオオ
「やっぱりA子ちゃんも、インからぶつけるのニャ」
「4からペナルテイが付くようになったのよ」
「PS3を買って、5をプレイしたいとは思わないの?」
「うん、やりたいのニャ」
「お金がかかるから遠慮しているのね」
「A子ちゃんのお給料で買ってあげるわよネコちゃん」
「おねいさん、やさしいのニャ」
「え?はいはい。おひらきですね。」
「えへへA子ちゃんでしたあ」
「ネコでしたニャ。バイバイニャ」