猫汚染とは?
臨時ニュースです。
新聞によりますと
ウラオモテヤナネコの捕獲に成功したとの情報です。
ネコ汚染が深刻なようですが、人体にどれほど影響があるのか
現時点では 未知数のようです。
観測班と 飼育班が 定期的に報告を入れる決まりのようです。
飼育班の報告です。
「はい、決められた時間に餌を与えているんですが...」
「おれんだ おれんだ。と日本語を叫びながら食べていますね」
観測班の報告です。
「当初の予想に反して凶暴性は見られない模様です...」
「ネコ汚染に関してですが、いまだ不明だということです。」
ここで ウラオモテヤナネコの
飼い主だと名乗る二十代の女性が現れました。
視聴者の皆さんに何か言いたいようです。
マイクを向けてみましょう....
A子さん(仮名)
「地球人なんて ネコに汚染されればいいのよッ!!」
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不適切な発言があったようですね、お詫びいたします。
飼育班の報告です。
「はい、決められた時間に餌を与えてるんですが」
「いただきますと、ごちそうさまを言うようになりましたね」
観測班の報告です。
「ももんがあっと絶叫する時がありますね」
「ネコ汚染についてですが、飼い主と名乗る女性の報告では」
「汚染自体が幸せを呼んでる妖精さんだ。と説明を受けました」
「よく意味が理解できないので、いまだ未知数の段階ですね」
....定期報告でした。
飼育班の報告です。
「はい、決められた時間に餌を与えているんですが」
「グルメじゃなくて良かったあ!!」
「と、叫んだことがありましたね。」
観測班の報告です。
「おれはオレオレの カフェオーレ?と連呼しています」
「ダジャレのネタを叫びながら練習しているようですね」
「やはり ネコ汚染の人体への影響が危惧されます」
.....以上定期報告でした。
ここで、ウラオモテヤナネコの飼い主と名乗る二十代女性から。
視聴者の皆さんへメッセージです。
A子さん(仮名)どうぞ....
A子さん(仮名)
「いい?ネコ汚染に対する皆の誤解を解かなければいけません」
「常識では、汚染という言葉にネガティブなイメージを自然と持ってしまいます」
「問題は常識の価値観です」「例えば....」
「自分は悪魔です」
「誰かがそ~言ったとします」
「あなたはその言葉の通りに、その人に警戒心を持ちますか?」
「だから、汚染がマイナス的な原因とは限らないということです」
「ネコ汚染がもしかしたら、この世界を再生させる建設的な原因に成るとしたら...」
「ネコ汚染を受け入れてみて下さい、信じて下さい」
「ネコ感染がきっと、みなさんのがんじがらめに縛られている心を解いてくれる筈です....」
「ネコ汚染がタマシイの開放のファーストステップに成ります」
はい、A子さん(仮名)のメッセージでした。
実は、動物愛護協会から抗議の苦情が来ています。
視聴者の方からも届いています。
「なにも害のない動物を捕獲して研究と称して何をしてるの」
と苦情の電話とファックスが届いています。
みなさんこんにちは。
ウラオモテヤナネコの定期報告です。
飼育班の報告です。
「はい、もう危険性はないとの判断からオリから出されているの
ですが。いただきますとごちそうさまを忘れませんね」
「たいしたものです」
「おれんだ、おれんだ。と叫ぶくせも習慣のようですね」
観測班の報告です。
「はい」
「もうオリから出されて友達のようにTVゲームしていますね」
「もう仕事じゃないみたいです」
「ももんがあっ。を連発しています」
「ネコ汚染ってこんなに楽しいんですか?」
.....以上、定期報告でした。