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突然やってくる睡魔

作者: TOMMY
掲載日:2025/11/06

とにかく眠い。

起きていなくてはいけないのに、気がついたら寝ている。


何度も何度も身体がビクリとなって、「いかん、いかん」と思って姿勢を正すけど、次の瞬間にはまたビクリがやってきてハッとする。


ビクリ無限ループが続くなら、いっそガッツリ寝てから起きてほしい。

けれど”寝てはいけない”という環境が何かの拍子に睡眠を邪魔するらしい。


この日中の強い眠気を「ナルコレプシー」というと、どこかで見た。

自分の眠気に名前があると知って、なぜか少し安心した。


前日にしっかり寝ていても、疲れやストレスがなくても強い眠気に襲われる。

暴食のあとでも、運動のあとでもなく、何の前触れもなくやってくる、無秩序な睡魔。

その恐怖に怯えながらも日々、文字をしたためている。


でも、日常には支障をきたすこの眠気も、文字を書く時だけは、なぜか味方をしてくれる気がする。

なぜなら、瞬間的な眠気は未知のイメージを連れてくることがあるから。


見たこともないヘンテコな建物。

めっちゃ怖い怪物。

幻想的な壊れた風景。

ふいに頭の中に現れる。

半分眠った耳の奥で、遠い雷のように。


でも、その情景は記憶の檻から一瞬で逃げてしまう。

だから私はそれを捕まえることに必死だ。

捕らえられればこっちのもの。

筆が進む進む。烈火の如し。


だから私は、この欠点と、夢の境界で今日も筆を走らせている。

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