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21 生き残りは当然ながら意識や考え方が異なっており

 日本に侵攻し、死なずに生き残った者達。

 彼等は霊気に接触し、それを放つ者の意思を受け取った。

 波長があう故に考えをすぐに理解。

 霊気の求めに応じるように動いていく。



 それが生き残り達の意思でもある。

 洗脳されたわけではない。

 彼等も理不尽で不当な扱いを受けていた。

 現状に満足していたわけではない。

 今の状態を破壊できるならそうしたいと思っていた。

 自分が生きやすい世の中になるならば。



 そんな彼等は各地の聖域や結界を崩していく。

 霊気が入りやすくなるように。

 国境の近くからこれらを崩し、霊気を迎え入れていく。

 当然、各国で死者が激増していく事になる。



 北は千島列島に樺太から。

 朝鮮半島に中国東部の海岸地帯。

 これらで多数の死者が発生する。

 もちろん生き残りもいるが、彼等は霊気の協力者となって行動していく。



 またたく間に死亡者が大量発生する地域が拡大していく。

 ユーラシア大陸東部は死者が横たわる事になる。



 そして、日本に攻めこんだ軍勢がそうであったように。

 ロシア・中国に攻めこんだ国々も次々に潰滅していった。

 わずかな生き残りは何とか自国に帰還したが。

 それらが霊気を招く尖兵となっていったのもこれまで通りだ。



 更に避難民が死から逃れる為に移動していく。

 ヨーロッパ・インド・東南アジアは逃げてくる民衆に覆いつくされ。

 アラブ、アフリカにも人は押しよせる。

 海を南に渡り、オーストラリア方面へと向かう者もいた。

 だが、これらも意味がある行動にはならない。

 霊気がおよべばそこで死ぬのだから。



 ユーラシア・アフリカ・オーストラリアは霊気に覆われた。

 わずかな生き残りだけを残し、人類の多くは死に絶えた。



 そしてアメリカ大陸も同様に多くの死者が出ていた。

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