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おとぎばなし ― みつるとき ―  作者: ぽすしち


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堀に落ちる


 振り上がった女の手に、ぎらりとひかるものを認め、シュンカの体が勝手に動いた。


 自分が前に、スザクを刃物で傷つけた記憶だけが頭をしめる。


 女の前にとびだし、どうにか間に合ったと無事だった大きな背を見る。

 刃物がささった腕を動かすのはつらかったが、女を抱え込まないと、まだスザクにとびかかりそうな勢いだった。



「どけえ!!主様ぬしさまは、あたしたちの願いをかなえてくれんだよ!」


「あれは今、ふつうのものではないのです!あなたたちの願いをおかしな『力』に変えてしまった妖物です!」


「だからなんだっていうのさ! あたしの願い、かなわなかったらどうしてくれんだい!」

  

  どんっ



 女の細い腕にしては強い力だな、なんてのんきなことを思いながら、堀へと落ちた。






 もがいて顔をあげたのに、次々に女の顔をした波に襲われる。




  わらってる。



  あんたも、願いがあるんだろうと。

  かなえたい願いがあるのだろう。




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