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今日も曇天、明日は雨  作者: 長谷川ゆう
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今日も突然

昔から、下手をしたらまだ自我が確立されていない3、4才の時からぼんやりしているかと思ったら、突然、周囲が驚く早さで行動してきた。



見た目は、昔から無表情でぼんやりしているうえに、人見知りであまり話さないので、親が将来、人とちゃんと話せるか心配したほどだ。



大丈夫、将来のあなた方の娘は、母親の手術ミスした病院にぶちギレて渡りえるほど話が出るようになります。




小さな頃、父親の田舎は大家族で、小学生の時に夏休みに帰ると30人以上のよく話す親戚どもが・・・親戚の皆様が待ち構えている。



内、子供が15人以上。

勝てる気がしない。すでに数で負けている



静かでニコニコしているのは、小柄な亡くなった祖母くらいで、田舎なので知らない人が勝手に家に入ってくるので、人見知りで、内向的な私は発狂ものだった。



ホラーか。




しかし、そんな大家族にも良いものがある。



大家族ゆえに、邪険にされている外で飼われている柴犬だ。



ちょうど、私達家族が寝泊まりした部屋の目の前が犬小屋で、動物が大好きな私は毎日、窓を開けて柴犬をなでた。



大家族に邪険にされているため、朝起きると窓の外に頭がひょっこり見えていて、柴犬が待っている姿を今でも忘れられない。



子供達が、私も子供だったが、ワイワイ遊ぶ中、柴犬は鎖につながれ散歩もしていなかったようで、私は無言で数日考えた後、突然、行動にうつす。


「ミミを散歩につれていく!」

柴犬の名前は、ミミと言って女の子だった。ライブ会場かと思うほど朝からうるさいリビングが静まりかえってたのを覚えている。



私は小柄なうえに、体重も軽かったため大人の柴犬の方が体が大きく、ぐいぐい引っ張られた。



どちらが散歩されているのか分からない状態だったが、体を引っ張っられ前からの風が心地よかったのを覚えている。



私は、いつでも突然だ。



田舎から帰るまで、朝晩のご飯をあげて散歩する。帰る時は、寂しそうな顔の柴犬の顔を覚えている。



昔から、何か重要な物事を決める時も仕事以外は長考で、周囲が忘れた頃に突然動き出すので、周囲が逆に驚く。



散歩や自分の時間に使える時間の外出(今のご時世は無理だが)は、突然、ふらっと目的も決めずに、歩きだす。



親も周囲も驚くが、私は前からの考えてからの行動なので恐くない。周囲はかなり肝を冷やすが。



今日もじっくり考えてから、周囲が驚く早さで突然、私は行動する。



そんな時、小学生の時にぐいぐい引っ張っられて散歩した柴犬と感じた風が吹くのだ。



私は、今日も突然、行動する。

なぜなら、あの風の心地よさを知っているから。




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