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Room4 変化と振動、移りゆく箱と心

 まぶたに光を感じて起き上がり、ゆっくりと眼を開く。そこに在るのはやはり昨日引越ししたばかりの僕の部屋だった。あれは僕の夢だったのか、そう思うと納得できそうで、それでいて夢でなかったのではと、どこかで思いたい自分がいた。僕が今まで感じてきた日常は掴めない、色の無い生活だった。どこへ向き、どこへ視線を彷徨さまよわせても、結局僕の現状は変わらない。


 僕という存在はこの、小さく非力な器の中でしか存在できないのだから。そういった考えしか持てなかった。けれどあの白い世界がもし、僕の中に存在するならば僕に何らかの変化が訪れるのではないか。そういった期待を持たずにはいられなかった。


 シャワーを浴びて、以前叔父の家へ送られてきた学生服に着替える。そのうちドアのノック音が聞こえた。すぐに外に居るのが伊勢君だと解る。


「おい、那世。朝飯の時間だぞ。そういや、時間の説明もまだされていないんだったか。ここでの朝飯は午前八時だからな。で、今が午前七時五十分、早くしないと面倒なことになるぜ」


 僕はそれを聞いて慌てて着替え、ドアを開けた。


 そういえば僕の部屋には時計が無い。今まで時間を気にした生活をしていなかったせいか、時計が必要になるなんて思わなかったのだ。かつて、学校へ通学していた頃は持っていたけれどそれも僕が捨ててしまったんだ。時間を見ていると気が滅入る、僕の体は時間の制約の外にある、ただ外見上だけだけれど。それを時計が目に映るたびに再認識しなければならない。僕の中ではそれはちょっとした恐怖だったのだ。けれど、ここでは時計は必需品だ。後で紅葉さんに頼もう、そう思った。


「おはよう。お、今日は学生服か、似合うな。弟みたいだぜ」


 そう言って伊勢君は笑い。それどころじゃなかったな、早く行こう、と走って階段を下りてゆく、僕もすぐに後を追いかけるのだった。食堂へ降りると皆が既にテーブルに座っていた。テーブルの上にはトーストとサラダ、目玉焼きなどが並んでいた。


「遅い、減点だよそこの二人。それに階段は走って降りるところじゃあ無い。紅葉さんいつも言ってるじゃないか」


 紅葉さんが仁王立ちしてそう怒った。


「勘弁してくださいよ。那世は食事の時間、聞いてなかったみたいでしたよ。なあ」


 半眼で伊勢君は僕に視線を向ける、


「あ、はい。今日の朝伊勢君から初めて聞きました。それと紅葉さん、僕の部屋には時計がありません、余っている物で良いのでよろしければ下さいませんか?」


 丁度良いので言っておきたかった事もついでに伝えてしまう。


「あー、そうか、紅葉さん失念していたよ。解った、備品の時計を用意しておく。腕時計も必要になるかもね。それはまた個人的に入間君にはプレゼントしてあげよう。楽しみにしていたまえ。さて皆揃った事だ、さっさとすましてしまおうじゃないか」


 そうしてあわただしい朝が始まるのだった。


 見たところ皆変わったところは無いようだ。昨日の部屋での体験が何か今日の出来事に変化を及ぼすのではと少し期待していたけれどそんな事はあるはずも無く、もし変わっていたとしても、昨日ここへ着たばかりの僕がそんな微々たる変化に気がつけるわけが無い。名瀬さんは朝は弱いらしく昨日、教室で見たときと同じようなだるそうな顔で緩慢かんまんな動作で食べ物を口に運んでいた。彼女が静かなため、昨日の夕食と打って変わって食事はとても静かだった。


「「ご馳走様でした」」


「さーて、食事も終わった事だ。紅葉さんから今日のスケジュールを皆に伝えよう。舞ちゃん、ありさちゃん、只由君、入間君はこの後十時から病院で検査だ。あとの二人は今日は自由行動のようだね。午後六時からは特別学科で授業だから遅れずに出席するように。二人は昼食どうする?紅葉さん特製お弁当をご所望とあらば作る事に関しては、やぶさかでは無いがね」


 紅葉さんがそう言ったので僕はこの施設内で自由行動できるということを始めて知った。僕が一人で動こうにも当然動けるわけがないのだけれど。


「俺はいりません。区画内の食堂で食べますよ」


 伊勢君が雑に右手を振り、相模さんが指で唇を押さえてからキーボード装置へと移動させ、キーを叩く。


「私ハ材料サエ頂ケレバ自分デ作リマス。ソレクライハシナイト紅葉サンニ悪イデスカラ」


 二人がそう返すと。紅葉さんは、


「うん、その気遣いは有難い。だが、紅葉さんとしては複雑な気持ちだね。まだまだ料理の腕を上げなければならないな。この後の事だが、病院組みは九時半頃に迎えが来ると思うので寮で待機。自由行動組みは好きに動いてよし。それじゃ解散。食器は必ず流しに各自片付けてから行くように。以上!」


 そう言って立ち上がる。皆も立ち上がって食器を片付け始めたが、名瀬さんだけはテーブルの上で頭でみえないオールを漕いでいた。どうやらそれは日常の風景らしく、誰も気にしていないので僕も触れないほうが良いのかと勝手に納得し、食器を片付けようと椅子から降りた。


「あ、入間君は食器を片付けたら少し食堂で待っていてくれないか。紅葉さんの腕時計を一つあげる約束だからね。ちなみにありさちゃんの事は放っておいてよし。自分でできる事は自分でする、当たり前の事だからね」


 そう言って紅葉さんが、キッチンから新聞紙を丸めたものを手にとって名瀬さんの頭を叩くと、名瀬さんが驚いて左右を見回すのだった。


 紅葉さんから頂いた腕時計を眺めると時計の針は九時三十分を指そうとしていた。この時計はカエルの顔の形をしていてプラスチック製なのだけれど、それを貰った僕を見て皆が笑っていた所を見ると、どうやら紅葉さんのセンスはあまり良くないのでは、という疑問にあたった。僕が気にしても仕方が無い事なのだが、これをつけていると余計僕は小学生に見えてしまうのではないですか?と言ってしまいそうになった。


 紅葉さんは秘蔵の一品なのだよ、大切に使わないと怒るぞと言っていたので無下に断れず、他のものにして下さいとも言えなかったのだ。今は病院へ向かう四人が寮の前で迎えを待っている状態なのだけれど。僕は時計の事についてそう、考えていた。


「そろそろ時間ね。君は今日、精神科の医師と会う事になると思う。あの部屋の事は必ず秘密にしておいて」


 舞さんにそう言われて、僕はやっと昨日の夜の出来事が本当の事だったのだと核心を得るのだった。


「お、来た来た。三森先生やね。お出迎えは」


 そう言った相変わらず眠そうで髪が乱れたままの名瀬さんの目線の先に、三村先生の姿が見えた。こちらに向かって手を振っているようだ。走ってきた三森先生の手には何枚かのプリントが握られている。

「おはようございます。いや、こんにちはですか。今日のスケジュールなんですが各自この通りに回っていただきますよ。目を通して置いてくださいね。これを看護師さんに渡せばスケジュールの通りに案内していただけると思います。入間君はまだ馴れていないようなので私と行きましょう」


 そうしてプリントは各個人に配られ、5人で病院へと向かった。歩きながら三森先生が僕に向かって聞く。


「どうです、入間君、昨夜は良く眠れましたか?あの試薬は飲んでみてどうです?何か違和感のようなものは感じませんか」


「いえ、全く違和感は有りません。それに飲んでから焦燥感も一度も感じていません。これは薬の効果なのでしょうか?」


と僕が逆に問いを返すと、


「ふむ。君は元々、ここへ入る前から精神状態は安定していました。それ程顕著に結果が期待できるとは思っていません。私が不安に感じるのは元々の安定状態が試薬によって崩されるかもしれないという危険性についてなのです。ここの鳳さんや名瀬さん、阿須磨君は以前は非常に酷い状態だった。普段の生活すらままならない程にね」


 先生がそう言うと三人はうなずく。


「それから一月、この試薬を投薬することで徐々に良くなって今の状態に辿り着いたんです。鳳さん達が服用して頂いている試薬はmtv-001という薬なのですが、ここまで聞いて入間君は気付いているかな?」


 そう聞かれ、僕はあのタブレット状の薬品の名前を思い出す。確かmtv-002だったはずだ。という事は、ナンバリングの数字が増えている事から改良版なのだろうか。


「mtv-002、でしたでしょうか。もしかすると、僕の薬品は改良版なのですか?」


「いえ、それは効果の違いなのです。001は、簡略化して説明させていただければ、徐々に上がる効果を望んで作り上げられたタイプ、しかし002は即座に上がる効果を期待した、というタイプなのです。入間君は安定型なので効果がわかりづらいという事は承知していました。しかし、彼方には自覚があるようだ。という事は少なからず実験に意味はあったと言えるでしょう」


「でも先生、そんなこと僕等に話してしまって良いんでしょうか?僕が薬を飲む事を止めるかもしれませんよ」


 僕はうかつに薬の内容を話してしまっている先生に聞いてみる。


「私は善悪の基準など持ち合わせてはいません。元は製薬開発部の人間で一研究者の一人でしかありませんからね。しかし、人としての基準を失うつもりはありません。彼方達になんだか分らないと言った様な薬を飲ませ続けて、のうのうと実験結果だけ期待するような人間にはなりたくない。ですからせめて、それくらいの事はしてあげたい。まあ、押し付けがましい私のわがままの様なものだと思って頂ければ結構です。それに彼方達には薬品を拒む権利は在るのですから」


 僕はふと、紅葉さんが先生たちは僕等の扱いが雑だ、といっていた事を思い出していた。確かに三森先生の気の使い方は少しずれている様な気がする。けれど、それ程悪い人ではないなと感じていた。


 病院へと着くと僕は皆と別れ、三森先生と脳神経科へと連れて行かれた。そこで看護師の人にプリントを渡し、脳波チェックを受ける。それから体のそこかしこに電極をシールの様なものでつけられ、ランニングマシンの上を走らされたり、クラシック音楽やロック音楽などを聴かされたりと忙しく動いた。やがて、僕は余り普段体を動かすという行為をしないせいで筋肉が悲鳴をあげ始めた。元々僕の体は運動用には出来ていないのだ。僕の体がふらつき始めると流石に周りの皆も気がついたのかそこで今日はここまでにしようと検査が終了した。


 腕時計を返して貰い、時間を確認すると、長かったと思っていた時間が、まだたった二時間しか過ぎていない事に気がつくのだった。いずれにしろまた腕時計は外す事になるのではと思っていたので僕はそれをポケットの中に入れ、三森先生と食堂へ行き、軽い昼食を取る。三森先生は辛いだろうが明日、君は昼は自由行動のはずだから。今日は我慢して欲しいと申し訳なさそうに言った。


 やがて時間は午後二時を回り、僕は先生と精神科へと行く、ここは僕が入るべきではないな、そう先生が言うので僕は仕方が無く精神科の個室へと一人で入るのだった。


 扉を開けるとそこには紅葉さんを少し若くして髪を黒くした女性がデスクに座っていた。


「あなたが入間 那世君ね。なるほど、あなた変わっているわ。精神病患者としてはかなりのレアーでしょうね」


 僕を見て好奇心の目を向ける女性。そこで僕は彼女が紅葉さんの妹で特別学科担当の先生でもある加賀見梓さんなのだなと、気がついた。


「症例をファイルで確認させてもらった限りでは眉唾だったけれど。確かに本物を見ると信じざるを得ないわ。姉さんもびっくりしていたでしょう?那世君」


 彼女がそう言うので、


「はい、紅葉さんも僕を見て驚いていました。言葉上でだけでしたけれど」


「そうでしょうね。姉さんは本音を隠す事が上手な人だから。あなたはもう理解していると思うけど、そう。私はあの人の妹です。まあいいわ、質問を始めさせて」


 僕は感じが悪い人だなと、思いながらも質問に答え始めるのだった。


「なるほど、大体解ったわ。あなたは少し視覚過敏症の症状があるようね。でもそれもかなり追い込まれた場合にのみ発症する、と。試薬はもう服用中よね。こちらから何か服用を増やすような薬はないわ。この施設内に入る限りは安全でしょう。今夜は私が彼方達の先生を担当するから、また会う事になるけれど、よろしくね。できるだけ面倒はかけないようにお願いするわ。期待しています」


 質問が全て終わり、彼女はそう言い、僕を見て右手をひらひらさせ、出て行ってと意思表示する。その時、急にはっとした顔になり、僕のポケットに目線を移動させたまま固まった。僕のポケットからは紅葉さんから貰った腕時計の緑色のベルトがはみ出ていた。


「それ、もしかして紅葉姉さんから貰ったの?」


 僕はうなずく。


「はい。僕が時計を持っていないといったら紅葉さんが僕に、下さいました」


「ふうん。姉さんあの子の事吹っ切れたのかしら。随分と引きずっていた様にみえたけど。それはそれで良い事よね。所詮患者一人一人残さず面倒見切る事なんてできないんだもの。感情移入なんてしている暇はないわ。もっと早くその事に気がつくべきだったのよ。私達は忙しい、患者が居なくなる事なんてあり得ない事なのだから」


 彼女は言葉をもういいわ、でていってと続けた。僕はそれに従い部屋を出ると待合室でうたたねしている三森先生が見えたのだった。


 僕は授業が始まるまでの残りの時間を三森先生に病院内の案内に使ってもらう事にした。この病院はとても広くて一日でとても覚えきれる程ではないけれど、兎にも角にも行動を始めなければ覚えられるはずもないからだ。歩きながら僕は先ほどから気になっていたかえるの腕時計について、三森先生に聞いてみることにした。


「先生、この腕時計のことなのですが」


 僕が先生に時計を見せると先生は驚いて、


「それは、紅葉さんの・・・そうか、彼女はやっとそれを手放す気になったのか」


 眼鏡を指で少し押し上げ、声のトーンを低くして話し出す。


「あの寮が出来上がって一番初めに編入してきた子が居ましてね。彼女は君の姿のような小学生の女の子だったのですよ。その子を随分と紅葉さんは可愛がってね。何せ、彼女も寮母をはじめたばかりで寮生の子とどういった接し方をすれば良いか解らない、手探りな状態だったんです。ましてやその子の精神状態は良くなかった。恐れと幻覚によって熱と痙攣を併発するって言う最悪な状態でしてね。それでも一年近くは紅葉さんが付きっ切りでなんとか面倒を見ていたのです。彼女はその子に感情移入しすぎていました。外の人間が見ても解りすぎるくらいにね。結局私等の用意した試薬は大した結果も及ぼせず、正規の安定剤ですら太刀打ちできなかった。その子は病院の個室に移されてそのまま逝ってしまった。そのカエルの腕時計はね、紅葉さんが彼女にあげた腕時計なんですよ。どういった経緯で彼女がそれをあげたかは私には解らない。聞きたいなら紅葉さんに直接聞くといいでしょう。彼女も君にそれをわかっていてあげたのだと思います。答えはきっと教えてくれるはずです」


 僕にはなぜ、そんな大切なものを紅葉さんが僕にあげたのかがわからなかった。何を求めているのだろうか、僕がその子の様に死んでしまう事を望んでいるのだろうか。どちらにしても僕にはどうでも良い事なのかもしれない。


 時計が午後六時を指した頃、僕は特別学科の教室に居た。三森先生は教室まで僕を送ると、後は頼みますと梓先生に一言残して帰ってしまった。教室に入ると5人のクラスメイトが僕に手をあげて挨拶をする。懐かしく思いながら僕は挨拶を返して席に着いた。今日は少し無理しすぎたようで自分の体が全体的に疲労の悲鳴をあげている。教室内では運動するわけではなく、僕は安心していたのだけれど。


 僕の教養は全て本から成り立っていた。参考書や学校の教科書、色々な小説、エッセイ、純文学それらの本を家でひたすら独学でしか読んでいなかったため勉強の方はかなり遅れているのではないかと思っていたけれど、先生の教え方は意外に解りやすく、高校一年程度の勉強であればなんとかついて行けるという事が解った。僕も家に閉じこもり気味で他にすることがなかったと言う結果からなのだけれど。


 ちなみに生徒によって勉強の範囲は別でレベルも合わせて行っているらしい。梓先生は国語と英語を担当していた。三森先生は数学と物理らしい。未だあったことが無いのだけれどもう一人の先生が社会と芸術を教えているらしい。時間割は六時から十時まで、四時間を一時間ずつ割って勉強を行っているようだ。一時限は国語、二時限は英語、三時限は体育、四時限は国語。こうして特別学科の本日の授業が全て終わるはずだ。


 三時限目の体育の時間になると僕は先生に体を動かす事は不可能だというむねを伝えると。


「いいわよ。休んでいて、どちらにしても体育の時間基本的には自由学習のようなものですから。学部のグラウンドを借りて各自好きな事をするもよし、教室で自習するもよしね、誰も咎めたりしないから好きにすると良いわ」


 と、返されたのだった。僕はこのまま教室で休んでいようと思っていたのだけれどそれを、


「おっと、こんな所に収まっていたら脳味噌腐るぞ、脳は勉強のためだけに有るんじゃないからな」


「せや、うちもこの時間だけは張り切らんとあかんねん」


 と、僕の両手を引っ張りあげて体を持ち上げる二人。


「そうそう、体育だけはあたしがこの体を占領できるからさ」


 陽さんがそう言い、三人に抱えられて結局グラウンドまで連れてこられてしまった。どうあっても動かない僕を見て三人は悟ったらしく、どこかでジャージに着替えて三人でバスケットボールを始めていた。見たところ名瀬さんはふらついていて話にならず、実質試合は一対一に見えたけれど。


 僕の隣には阿須磨君と相模さんがいつの間にか座っていて、自分もですが那世君も昼間走らされましたか、お互い大変ですね。そう呟いた。相模さんは本を持ってきていて、コレ、昼間ノ間ニコノ敷地内ノ図書館デ借リテキタンデスヨと、電子音で話す。僕は、今度図書館の場所を教えて下さいというと相模さんはうなずいて本を読み始めた。


 空を見上げると星が輝くのがうっすらみえて、こうやって空を見上げるのも本当に久々なのだなという事に気がつき、こういった生活も悪くないのではないか、そう思えた。




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