安易になろうのエッセイを信じるのは止めましょう - 外部サイトのURL禁止?!
安易に外部サイトのURLを本文に貼り付けるのは止めましょう
https://ncode.syosetu.com/n6253fu/
という作家系エッセイに対する反論です。
--- 引用 ---
運営から注意を受けました。
外部サイトのURLを本文に掲載するのは宣伝行為に当たると見做され、なろうにおいては原則して欲しくないそうです。
ソースの提示は自説の補強に不可欠だと考えていましたし、多くのエッセイで意識せずにやってきていましたが、それは偶々お目こぼしされていただけのようです。
皆さんもご注意下さい。
なお、規約違反とまではしないようですので、これまでURLを貼りまくった人もご安心を。
出来れば改稿した方がよさそうですが。
それはそうとして今後の対策です。
○○新聞によると、などで誤魔化す以外はなさそうです。
なろうにおいて活動する以上、運営の方針や判断に従うのは当然です。
これ以上余計な注意を受けぬよう、気を付けたいと思います。
今後、同じ間違いをする人が出ない事を祈りまして、このエッセイを終えたいと思います。
--- 引用 ---
私は外部サイトのURLを多用した検証系のエッセイ?や、外部のなろうサポートサイトへのリンク集とかを書いてるので、原則禁止されるのは死活問題です。
また一般的に、引用時に引用元を明記するのは当たり前のルールです。それがweb上にあるなら、引用元がURLになるのも当たり前です。URLが原則禁止(と彼の記事からは読み取れた)であれば、
引用元:googleでナントカをキーにして最初の記事
とかだと、引用ルールに反します。私は違和感を感じるし、引用自体が封じられたと委縮しますね。
俺はソースないと信じられないですねーでも俺が特に疑り深いタイプなだけなのでスルーしてください、とか感想欄に書いたらバトルになりました。
メッセージでやりとりした結果から言えば、多くの作品のうち、政治系エッセイ2つが注意された、ということでした。他の作品にもURLを掲載しているにも関わらずです。
で彼は、コレは大変、他の作品も修正しなくては、みんなにも注意喚起しなくては、と思ったようなのですが、私なら、他の多くの作品が注意されていないほうに着目して、何か政治的ないちゃもんつけられて、表向きURLのせいにしたんじゃないかとか、特に宣伝に見えるURLがあったとかじゃないかと思います。
運営からのメールには、規約のどこに触れるとも書かれてなかったそうです。
ココの運営がどうかはともかく、一般論として、密約の存在自体を隠したい場合もあります。
例えば、レンタルサーバ(blogとか)でアクセス無制限をうたってても、実際はアクセス多すぎると、上位プランへの変更、もしくは出てけと怒られるとか。
あるいは、Winny(ソフトや画像の違法配布)が流行った時、インターネット接続会社は禁止したいけど、法律的に通信「内容」では禁止できないので、「通信量が多すぎて他のお客様の迷惑になるので・・」とか、表向き「量」を理由にすることもあります。
企業がそんなこと言うのは、上述のようにたいてい別の理由があるので、鵜呑みにできないと思います。
なろう運営としても、ユーザー投稿型サイトですから、目に余らない限り、作者が委縮して書きにくくなるより、自由に書いてほしいはずです。ユーザの言論の自由云々より、チェックや通報に対応する人件費が大変というビジネス上の理由で。
規約にない、どこのエッセイにかかれてるかもわからない裏ルールを熟知することをユーザに課すなんて、企業としてありえないと思いました。
いずれにしても、100近いエッセイのうち2つだけとかのレベルなら、気にせずURL使って、注意されてから考えればいいと私は思います。
これに限らず、なろうの作家系エッセイには、俺から見てデマと思われるエッセイが多数あります。そしてそれを「知りませんでした。参考になりました」と純真に信じてる方もいるようです。評価ポイントの付け方はコレが正しい、とか。感想はこう書くのだ、とか。
そしてそれを信じて評価や感想書いたら、その作家さんのスタンスはまた別で、こんな評価や感想が来て凹んだ、こう書くべき、という愚痴エッセイが増え、またそれを信じる人がいるとかの謎ループ。
この外部URL問題も、本人は「皆に知らせなければ」っていう善意なんでしょうが、結果的にデマとなって、気に入らない作家・作品にいちゃもんつける理由になりそうで怖いです。
うそはうそであるとか見抜ける人でないと(2ch掲示板を使うのは)難しい: 2000年 2chひろゆき
という言葉があります。これは一般化されて
嘘を嘘と見抜けない人が(インターネットを)使うのは難しい
とかもいわれます。
また、移り変わりの激しいネットの時代、昔は本当だったことが、数年もしないうちに結果的にデマになってることもあります。
アルファポリス、ツギクル、勝手にランキングって効果あるの? 2019 (自作品)
https://ncode.syosetu.com/n6061fu/
では、コレらが全く効果がないことを証明しています。(証明のために外部URLが死活問題なんですが)
昔はコレしかなくて、読者も作者も使ってたのかもしれないけど、今は何とも。
昔はYahooディレクトリや趣味系リンク集に登録とか、ReadmeとかWeb拍手とか、この手のが主流だったんですが(おっさんの回顧)。
ネット系は動きが速いので、「私はこれでうまくいった」とかノウハウ系は、すぐに古くなります。日付を確認しないと役に立ちません。googleで1年以内検索するとか。なろう内小説だけでなく、blog記事とかにもいえますが。
- 「正しい判断は、正しい情報と正しい分析の上に初めて成立する。」- ヤン・ウェンリー 銀河英雄伝説
修正したっぽい
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追記:
ちょいと調べると、ぱるめさんって名物作者だったらしい人が即BANされた話が出てきます。この時は
-- 引用 --
ユーザID:170799
(´・ω・`)ぱるめ 様
いつも小説家になろうをご利用頂き、ありがとうございます。
小説家になろう運営です。
本日、(´・ω・`)ぱるめ様の投稿作品内におきまして、利用規約第14条11項に抵触する部分を確認致しました。
▼対象作品
(略)
▼抵触理由
・小説本文への外部サイトのURLの掲載が確認された為
作品本文内での外部サイトのURLの掲載に関しましては、宣伝行為としてご遠慮頂いているものとなります。
-- 引用 --
【小説家になろう】 パルメがBANされた理由。(2016)
https://suliruku.blogspot.com/2016/10/ban.html
と利用規約が提示されたそうな。
利用規約第14条11項 (オ) その他当グループが不適切と判断する内容の情報
この手の条項はどんなものにもあり、後出しでどうにでも言えるようになっている。
この規約を読んで「URL禁止」と気づけ、というのは無理だ。
また、「グループが不適切と判断する」URLが問題視されたのであって、「URL全部禁止」と言ってしまうのはデマと言ってもいいのではなかろうか。
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さらに追記
この話には後日談があります。
なろうには政治ネタのエッセイもありますが、政治的主張が異なるエッセイに感想でいちゃもんつけて、作者や感想欄の他の読者に主張で勝てないと、別の理由で規約違反だと運営に通報する方がいるようです。
運営も吟味がめんどくさいと、とりあえず警告したんじゃないでしょうか。
一般的なホームページやblogでも、とりあえず警告して、サイトを見えなくしてから、作者の反論があってはじめて吟味して解除、というのはよくあります。もちろん、通報者のほうが妥当であれば、そのまま削除や強制退会もあり得ます。
私は「なろうx中国企業のタイアップでコンテストしてる」というネタのエッセイを書きましたが、この方が中国というだけで政治ネタと思ったのか、読みもせず、日本ダメだと無関係なことを一方的に書いていきました。せめて読んでから書いてくれと返答したら、感想ごと消して去っていきました。
定かでない噂は、そういう言いがかりに使われたり、変な自警団みたいなのがいるのが現実なので、害の方が大きいと個人的には思います。
元のエッセイの作者は小説が主体?でエッセイはついでみたいな感じぽいので、リスクを取らない判断も妥当でしょう。
上述のパルメさんの事例では、情報を集めると、他の小説サイトと比較してなろうの欠点をあげたり(これは他の方もやってる)、URLで他のサイトか自ブログへ誘導しようとした節があるようなので、このいずれかが「グループが不適切と判断」した理由ではないかと思います。想像ですが。