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再会

魔王城で復活を遂げたナザードの魔王が

サーディングという新たな従者を得て審判の時を

迎えるためにゼンを待つ。

彼の復活は既にゼンの知るところとなっており

ゼンが彼の元に現れるのは時間の問題だった。

ところが、そこに現れたのは、ナザードの管理者ファウンだ。

ナザードの魔王として存在したソイルの復活を感じ

クロツ大陸から魔王城へと現れた。

そこで数千年ぶりに大陸の管理者が顔を合わせる。

そして、口を開いたのはファウンだ。

「ようやく、君たちが求めていた世界。

という物に触れる事ができると思うと、すごく楽しみだね」

既にトーレス大陸で四兄妹とディアス達の戦いを見ていた彼には

どう考えても、人間という存在に感情移入できなかった

自分と違う意見を持った者たちの考えを知る事で

何か得る者があるかもしれない。

そう考えていたのだが、最終的に完全なる存在が

最も美しく、洗練されている。

その自分の提案が覆ることは無いだろう。

そういう思いがますます強くなるだけだった。

発せられた言葉に含まれた意味を読み取ったソイルは

あえて反論はせず

「審判の時まで、もうしばらく猶予がありますから」

と、答えるだけにしておいた。

すると、その反応が面白くなかったのか

「あいつはどうしてるんです?

こんな肝心な時にも、まだ姿を現さないなんて」

と、今度はクロツ大陸の管理者への不満を口にする。

そんなファウンに対してソイルは再び

「あの人もまた、こちらに向かっています。

その時には間に合う予定なのでもう少し

待ってあげてください」

そう言うとサーディングを呼び

ファウンを客室へと案内させた。

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