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伝説との遭遇

リッジたちと別れたディアスとペンは

四兄妹を迎え撃つために港町モッチャを後にする。

ここで自分たちが四姉妹を阻止し

管理者を倒す事ができれば、魔王城で魔王を封印した時から続く

永遠、とも思われた呪縛から解放される。

その思いがリッジたちと別行動をとらせた。

それに対して、ペンがディアスと行動を共にするのは

かつてこの大陸で共に戦ったベルクに共感した時と同じ

自分の気持ちに対して素直に行動しただけだった。

こうして伝説の勇者と場合によっては

伝説になっていたかもしれない勇者候補は

ドステン平原で四兄妹と対面する。

その広い平原で、まるで魅かれあうようにお互いを

見つける事ができた。

力を得た四兄妹の表情は自信に満ち溢れていた。

しかし、一緒に行動していると思われた管理者の姿が無い。

これはディアス達にとっては不安を感じる要因だ。

そんな彼らの思惑など無視して、パイレティックが

他の兄妹に話しかける。

「みてみて!

本物の勇者がいるよ!

本物じゃないのもいるけど・・・。

伝説の勇者って、ホントに強いのかな?

なんか大したことなさそうだけど・・・。

僕が倒しちゃって良い?」

与えられた力で、ディアスが伝説の勇者だと分かったようだ。

しかし、その力はそれほど大きくは感じられなかった。

それは他の兄妹も同意見の様で、この世界の最高峰

と思われたディアスの力の矮小さに、失望を禁じ得ない。

「あの方の力を与えられた俺たちが、強くなりすぎてしまったのかな?

でも、どっちかっていうと、そっちの隻腕のおっさんの方が強そうだけど

伝説って所詮そんなもんなの?」

明らかな力の差を前にしてもまだ戦おうとする二人に

パイレティックが少し苛立ちを感じ始め

面倒なコバエを排除するために、呪文を唱え始めた。

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