新たな歴史の序章
遠い昔、かつてこの地に一つの大陸が存在した。
それはとても巨大な大陸はミクスト・レースと呼ばれていた。
これは神によりその大陸を任された者の名に由来する。
そして千年の時を経て、ミクスト・レースは
大きすぎる大陸を一つにまとめ上げる事は困難だ
と感じ始めていた。
そこで彼は大陸を五つに分ける事を思いつく。
そして作られたのが
ナザード、クロツ、トーレス、プリペアド、デイーツア
の五大陸だった。
ミクストは大陸ごとに自分の下僕を置き
彼らが自分の力の一部を使えるようにした。
その上で、それぞれに自分の大陸を管理する様に申し渡す。
命を受けた五人は自分の大陸において
最善と思われる運営を行う。
プリペアドは獣人による大陸の運営。
デイーツアは精霊による運営だった。
しかし、後の三人は大陸と大陸の間の距離が近い事もあり
三人で協力して三つの大陸をまとめよう
と言う話になっていく。
ところが、三人の思惑は残念ながら共通では無かった。
ナザードは、人間という不完全な存在を排除し
完成された存在による運営を提案し
クロツは魔獣や魔物による世界を唱え
トーレスは不完全な人間の可能性を重視した
人間による世界を求めていた。
結果として三人は話し合いの末、まず人間を試すという事で決着する。
数千年による猶予期間を設けて、人間を観察することになった。
ただし、人間が失敗した後はすぐに魔獣たちの世界に
するという話になっており、魔獣や魔物を別の空間で育成
する同時進行を行っていた。
誤算だったのは、人間がその魔物を呼び出してしまったこと。
その事で三人の下僕は管理を越え、干渉を行う事になってしまう。
そんな三人の気持ちを察することなく時は過ぎていく。
そしてもう間もなく、人間に与えられた猶予の期限が迫っていた。




