紋章の力
71部の投稿を間違っていました。
再び、聖獣との戦いが始まる。
ジェラスの発案による精神攻撃が功を奏し
魔獣への精神攻撃から、封印までの流れが確立し
早くも六体の聖獣を封印することに成功する。
そしていよいよ、最後の一体に攻撃を仕掛けたが
その聖獣は幻術に掛からず、幻覚攻撃からの封印
と言う定着した行動パターンによって動いていた勇者たちが
瞬殺される。
その聖獣は、エンビーの提案により、最初に攻撃した聖獣だった。
偶然にも、この聖獣が最後の標的になったことは
ジェラスたちにとって、幸運な事だった。
ただ、最後に幸運を使い果たしたようで
なす術もない勇者たちが次々と聖獣に蹂躙されていく。
その様子をただぼんやりと見守る事しかできないジェラスと幹部たち
次々と勇者が聖獣の餌食になっていくなか
勇者たちの後方からエンビーと離脱した勇者たちが駆け付けた。
しかし、攻撃を行うその全てが聖獣に対して効果を発揮できない。
但し、勇者たちが撤収程度の陽動にはなっていた。
もはや勇者たちに聖獣を倒す術は残されていない。
そういった雰囲気が周囲に漂う、絶望が恐怖を覆い
感情をのコントロールを失った能面のような集団が
そこにいるだけだった。
その場にいるすべての者たちの視線を浴びて
ゆっくりと聖獣に近づく。
この行動に、聖獣もしばし動きを止めている。
そして彼はなおも聖獣に近づきながら静かに
「紋章解放」
と呟いた。




