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作られた者たち

アブソルートの命によりシーミングは魔神教団ベーゲルへと向かう

教団で待ち受けていたのは、魔神の召喚により構成された魔人衆だった。

ベーゲルは彼らをこの世界に召喚する際に、彼らにこの世界の神と

同等と思われるほどの力を授ける。

そして今回のシーミングの来襲は、ベーゲルにとっても

魔人衆の力を試す良い機会と思ってた。

シーミングが教団の本部に着いて、本部のドアをたたく

すると現れたのは同じような背格好の男性三人だ。

その三人に対してシーミングが問いかける。

「魔神、と称するベーゲルという物がここにある、と聞いてきました。

どこにあるのか、教えていただけませんか?」

それに対して魔神衆の一人パルマが答える。

「主は今、不在なので、私たちがお相手させていただきます」

そう言うと一人、一歩前に出る。

二人の距離は手を伸ばせば届くような距離になっている。

実は数時間前、ベーゲルの元に正統勇者組合エンビ-の名で

使者が来ていた。

その使者によると、インフェクシアス教団により

窮地に立たされているクロライド教団を助けてほしい

という内容が記されており。

その場にいた教団幹部を驚かせた。

通常であれば他教団に救いを求めるなど、考えられないことだ。

ところが、その禁忌を破って使者を使わせたエンビーという存在を

ベーゲルは何故か気になってしまう。

そして返答に使者を出す、などというまどろっこしい事が苦手なベーゲルは

魔人衆の三人に留守を任せ、自ら全軍を率いて行動する。

この時には、シーミングの事を察知していたからかもしれない。

結果として目的の対象に出会えなかったシーミングは

「残念ですが、私の予定にありません。

物の場所を知りたいだけなのです」

と再び三人に話しかける。

すると今度は、後ろに控えていたカフェイロが

「主は今、ギャストリック荒野に向かわれた」

とだけ言う。

これは今、勇者たちが聖獣と戦っている場所だった。

それを聞いたシーミングは転身を行おうとする。

しかし、魔人衆の結界に阻まれた。

「どうしても、と言うのであればお相手します」

ため息の後、シーミングが言った。

その言葉と同時に短剣でパルマの喉を切り裂く。

さらにその様子を見て動揺する二人に対し

位置的に近かったカフェイロの腹部に短剣を突き刺した。

パルマは絶命し、カフェイロはまだ息があるようだ

カフェイロに止めを刺す。

そのスキをリンナーに突かれるかもしれない

と考えて崩れ落ちる二人を見ながら、魔法を唱えつつ

後方へと距離をとる。

だがその一瞬に、リンナーの姿を見失ってしまう。

そして、唱えていた魔法が完成する。

爆風円陣(バーストサークル)

シーミングを中心に、爆風が放射状に放たれた。

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