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クロツ大陸 10

バナヤーハット陣営では

今回の勝利に、重要な意味を持っていた。

それは、魔獣の力を自分達が使えるか。

という検証も兼ねていたからで

結果として、兵士たちに魔獣の能力を与えることによって

今回の勝利に導いた事は、大きな成果と受け止められていた。

しかし相変わらず、本陣にはうわべだけの賛辞が寄せられ

儀礼的な作業が終了した後、ベルクが命じた

「呼んでくれるか」

この言葉を聞き警護の一人が陣を離れる。

しばらくしてやって来たのは

十六番目の勇者ペンと元貴族の使用人ダロアだ

この頃ダロアは特に目的が無かったために

興味本位にペンと行動をともにていた。

「そろそろ時期が良いようです」

陣に入ってベルクの顔を見るとすぐにペンが言う。

「まあ焦らずに、他の方が来られてませんから」

その様子を見てダロアが戒める。

そこにワイフが現れた。

そして

「しばらくここは良いよ」

ベルクが警護の者達に言う。

そして幕内には、ベルク、ペン、ダロア、ワイフ

の四人になった。

「それで、どうするんです?」

ワイフが訪ねた。

それに答えたのは、遅れてきた老婆だった。

「反撃、というのだろう?」

誰もが予想できた答えに苦笑いをしたベルクが

「どうやって?」

と意地悪く問う。

「では、今更ですが、確認をさせて頂きます」

一人、まじめに答えたのは老婆に付き添う娘だ

「いや、すまなかった

問題があれば報告してもらいたい」

少しふざけすぎた、と思ったのかベルクが皆に問う。

「ナザ-ドの勇者が力を貸しているようです」

ダロアの言葉を聞いて、ペンが

「少し急がないといけないかもしれないね」

と口にする。

「では、敵の状況を確認しつつ

半年後には、敵殲滅の為の総攻撃を行う」

ベルクの言葉に陣を守る兵士たちにも緊張が走った。

半年後の戦いに自分達の運命がかかっている。

翌日から、老婆とペンは召喚した魔獣の魔法を解析し

自分達で使える魔法に変換する為に

決戦の日まで昼夜を問わず研究を行う。

そして、ワイフとダロアは情報収集を行う。

こうして決戦に向け、確実に準備は進められていた。

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