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サイノプス史 外伝 外伝〜桜吹雪が目に沁みる

作者: 工房径

「ラディアは居るか」

 ノックの音と共に、しゃらしゃらと音がする。ラディアが控えている部屋の扉が開かれた。

 ここはサイノプス軍基地、幻灯士部隊の女性休憩室。力を持つ者(クリンガ)の中でも手厚く保護を受けている女性幻灯士たちは、ほらおでましよ、とばかりにラディアを見た。

 入ってきたのは言わずとしれた『ボタンのザイオン』ことザイオン・イグニス殿下。

 現在はサイノプス国軍隊の司令官補佐で、国王メンドゥーサのいとこに当たる人物だ。以前と変わらぬボタンだらけの上着に、王族を意味する黄金の腕章を付けている。誰も表だって文句は言えない。しかし女性の部屋にこう何度も押しかけてこられては。

「殿下。いくら軍の指令補佐とはいえ、女性軍人の部屋に何度もいらっしゃるなど前代未聞です」

 ラディアが嗜めると、ザイオンはつかつかと歩み寄る。

「君がいけないんだ、ラディア」

 身を乗り出して、低い声で訴えた。

「俺のことを『殿下』などと呼び、何かと距離を作るから」

「きゃー!」

 あからざまなアプローチに、周りの女性陣は色めき立った。

 幻灯士はそれぞれ自分の想像力を基にしてムンドゥスを作る。想像力イコール妄想力。特に女性幻灯士たちはこと恋愛に関しては並みならぬ妄想を抱く。興味津々でふたりの行方を見守るのも無理はなかった。ラディアは眉を寄せ、同僚をにらみ付ける。

「『殿下』とお呼びするのがあたりまえですわ! 王族の方に失礼があっては」

「むしろそれが失礼だというんだ。とみに最近俺に冷たい気がするが、気のせいか? さあ、ラディア。手間は取らせない。一緒に来てくれ」

 ザイオンはラディアの細い手首を掴む。彼女の身につけている淡いブルーのローブがはらりと揺れた。

「お戯れも大概になさいませ。勝手に軍を離れるわけにはまいりません」

 ラディアは抵抗するが、ザイオンは決してその手を離そうとしない。

「休憩室にいると言うことは、休憩中ということなんだろう?」

「私たち幻灯士は、精神を休めることも仕事のうちです。殿下もご存じのはずでしょう」

 ラディアの言い分は尤もだ。血なまぐさい戦争が嫌いな国王メンドゥーサのせいで、余分な命を落とさずに戦う幻灯士は重宝がられ、どんどん需要が多くなっている。一方でかなりの知力と精神力を必要とするため、休息や瞑想、勉強の時間はたっぷりとらねばならないのだ。

「少しくらい付き合ってくれたって罰は当たらん。君に見せたいものがあるんだ」

 ザイオンは譲らない。皆の期待も一気に高まり、こうなると非難の矛先はラディアに集まる。

『殿下にそこまで言わせておいて! 女冥利に尽きるってもんでしょ』

『ラディア、是非お願いします、って言っちゃいなさいよ!』

『何、もったいぶってるの! お返事は?』

(何なの、もういや!)

 ラディアは目をつぶってふるふると首を振る。そのとき割って入ったのが同期の幻灯士、フシカだ。

「殿下、どうぞラディアをお連れくださいませ」

「フシカ! 何を」

 慌てるラディアに、フシカは耳打ちする。

「ラディア、お願いだから、殿下と一緒にどこへでも行っちゃって。いつまでもここでいちゃつかれてても、進展がなくてつまんな……、じゃなくて、私たちも休息がとれないし。あなただってきっぱり拒絶しないところを見ると、まんざらでもないわけよね?」

「な、な……違うわよ! だいたい殿下にはね!」

 フシカは真っ赤になって口ごもるラディアの背を押し、にっこりとザイオンに引き渡した。

「行ってらっしゃいませ」

「フシカ、かたじけない」

「殿下のためとあらば」

 フシカは白々しくお辞儀をする。『覚えてなさいよ!』と小さな声で抗議するラディアを、ザイオンは荷物でも運ぶようにひょいと持ち上げ、肩に担いだ。

「殿下! 何をなさいます!」

「落とされたくなかったら、おとなしくしろって」

「ぐっ」

 ラディアの動きがぴたりと止まる。ザイオンの快活な笑い声が、廊下に響き渡った。


「どこへ連れて行くおつもりですか!」

「まあ、焦るな」

 ザイオンが連れて行ったのは厩舎だった。そのままラディアを持ち上げ、自分の黒い馬に乗せると、その後ろにひらりと跨がる。手綱をとろうと後ろから腕を回すから、自然と抱きしめられる形になった。

「やっ……」

 ラディアが身を捩ると、くすっとザイオンが笑う。

「暴れると落馬するぞ? しっかり捕まって……俺に、任せて」

 彼が話すたびに耳に息がかかる。ラディアは首をすくめながら必死で馬にしがみついた。俯いたラディアの栗色の長い髪がうなじのところでふたつに割れて零れる。露わになった首筋に、ザイオンはそっと口づけた。

「ひゃん!」

「……初心だな」

 反応に気をよくして彼がほくそ笑む気配がした。

(初心って! 今までどんな女性と付き合ってたのよ!)

 ラディアの怒りをよそに、ザイオンは間髪を入れず馬に声をかけた。

「サンダー、行け!」

 主人の命を受け、サンダーは風の様に走り出した。この馬はずっとザイオンと旅を共にし、今では彼の手足のように動く。漆黒のたてがみを翻し一気に城内を駆け抜けると、森を抜け、番人のいる黒い門に差し掛かった。番人はザイオンの腕に輝く王族の腕章を見るや、すぐに重たい門扉を開ける。再び馬を走らせると、道はどんどん上り坂になり、ついには山の中に入った。

 山の中腹の開けた場所で馬を止めると、ザイオンは『見ろ』と言うように前屈みだったラディアの肩を起こす。眼下に広がる光景を見て、ラディアは思わず息を飲む。


「……これは」

 

 すぐ下から始まる谷川の両岸をなぞるように、薄紅色の花の帯が続いている。曲がりくねった川筋を追って、こんもりと群れを成して咲くさまは色づいた雲のようだ。

「『桜』という花だそうだ」

「『桜』……ですか」

 聞いたことの無い植物の名だ。

「メンドゥーサ王がヤポニカという小国の物語にご執心でな。何でも、桜の模様を肌に描いた裁判官が、町人に化けて事件の真相を探って解決に導く話らしい。その裁判官の決め台詞が『桜吹雪が目に沁みるぜ』とかなんとか」

 メンドゥーサの記憶力が曖昧なら、ザイオンも国王の話を適当に流しているので、どこまでが本当かはわからない。

「ま、とにかく、カシク様との婚礼の際に、桜の苗木を山ほどとりよせて、記念樹として植えた。ところが他ならぬカシク様がこの山にダイアモンドの鉱脈を見つけてしまった。側近は発掘を勧めたが、王はこの花を見るために山をそのままにすることを選んだ。盗賊どもが荒らさぬよう、番人までつけ、王族以外はここには入れないようにしてな」

(そんな特別の場所を、私に)

 わざわざ案内してくれたザイオンに、ラディアの胸は熱くなる。

「川筋まで下りてみるか」

 谷川への山道は険しいが、ザイオンの手綱さばきは巧だ。川岸の桜の並木に添って闊歩する。折りからの風に煽られ、桜の花びらは雪のように舞い上がっては、ふたりの上に降り注ぐ。なんとも幻想的な光景だった。

「この花は満開になると一週間も経たずに散ってしまうんだ。あの倹約家のメンドゥーサがそんな花のために無駄な経費を使うなんて、と側近も驚いたらしい。『そうまでして、この花のどこがいいのか』と問うと、『溢れるほどに咲いてあっという間に散る、その儚さがいいのだ』と」

 確かにその淡い色は、ラディアをどことなく切ない気持ちにさせる。しかし花を見ているうち、その原因に思い当たった。

「……そういえば、私の生まれ故郷にも、似た花が」

「ラディアの故郷に?」

「はい。もうすこし花の色は濃いでしょうか。アルメニアクムという木で、その果実は食べてもおいしく、種の仁が薬にもなるんです。大切に育てられて、国のあちこちに大きな林があったのを覚えてますわ。春にその花が一斉に咲くと、それはもう美しくて。私の国では冬が長いので、アルメニアクムが咲くと、皆それはもう大変な喜びようで」

 しかしラディアの故郷の思い出は、むしろつらく悲しいものであった。

 彼女も、その両親も、クリンガ故に迫害を受けた。両親は逃亡の途中で死亡、ラディアも命からがら国外に脱出する。サイノプスで幻灯の才を買われなかったら、ラディアの今はない。

(今頃、アルメニアクムは咲いているのだろうか)

 両親と手を繋いで歩いた春の日を思い出し、ラディアはふう、と息をついた。

「……ここで降りてみるか」

 ザイオンは手綱を引き馬を止めた。ひらり降り立つと、ラディアの体も抱き上げて地面に降ろす。木の枝に綱をくくりつけられたサンダーは、首を伸ばして川の水を飲んだ。ザイオンは馬を労るように撫でている。

 はら、はら、はら。

 その間にも花びらは止めどなく落ちてきた。


「俺に、そのアルメニアクムを見せてくれないか」


「は?」

「国王から君の出自のことは聞いている。故郷にいい思い出はないかもしれないが、もし許されるなら、君とその花が見てみたい」

 ザイオンの視線がナディアの額のサファイヤに注がれる。

「……私の故郷を、ムンドゥスで見せろとおっしゃるのですか?」

「ああ。その花だけでいい」

「それは……命令でしょうか」

 ついつい硬い言葉になる。

「いいや。個人的な頼みだ。つらいなら断ってくれても構わない」

 そうは言っても、彼の頼みだ。ラディアは覚悟を決めてサファイアを外した。




 ——ヒバリの鳴き声が聞こえる。

 ざわり、と風が立つ。

 気付けばふたりは桃色の花がどこまでも続く林の中にいた。

 咲きこぼれる花、花、花。

 前後左右、どこを見渡しても、林の終わりは見えない。

 上に青空が見えるだけだ。

 まるで桃色の点描で描かれた絵画の中に、閉じ込められたよう。

 どこからか小さく蜜蜂の羽音がしていた。

「……見事なものだな」

 感心して辺りを眺めるザイオンの隣で、ラディアの心境は複雑であった。

(懐かしいけれど、こうしていると、やっぱり少し胸がざわつく)

 悲しい思い出が蘇りそうになり、ラディアはその場で立ちすくんでしまう。ザイオンが励ますように手を差し出した。おずおず滑り込ませた手をしっかりと握ってくれる。あたたかく頼もしい、その手。

「行こう」

 ふたりは手を繋いだまま、林の中を歩き始めた。アルメニアクムの甘く清らかな匂いがする。

(ああ、そうだ、この香り)

 ラディアがすうっとその芳香を胸に吸い込むと。


 ——ぱしん。


 前方から下生えを踏み分ける音がした。

「ん? 何だ?」

 ザイオンが目をこらすと、突然、辺りが幕を降ろしたように暗くなる。


力を持つ者(クリンガ)だーー!」


 吠えるような男の声がした。

 闇に白く浮かび上がるアルメニアクムの花の向こうから、ゆらゆらと燃える松明が何本も浮かび上がる。


「いたぞ!」

「逃がすな!」


 アルメニアクムの香りが、ラディアの記憶の堰を切った。

 つらい記憶が、黒い水のように地を這って流れ出す。

 ムンドゥスは、深い闇に包まれ、花の色も見えなくなった。


 ばたばたと向かってくる男たちの足音。

 飛び交う怒号。

 林に響くラッパの音。

 猟犬の鳴き声。


 ——クリンガ狩り、だ。


 ラディアの喉の奥から呼吸とも悲鳴ともつかない、ひい、という音が漏れた。


「しっかりしろ、ラディア!」

 繋いだ手をぐいぐいとひっぱる。しかしラディアにはもうどうすることも出来なかった。ザイオンはちっ、と舌打すると、ラディアの手を握ったまま、空いたもう一方の手を高々と天に突き出した。



「黄金の円環よ、我が手に!」 


 ザイオンの叫びとともに、ごう、と熱風が吹きすさぶ。

 彼の指先から、5本の金色の火柱が立った。

 火は指先を離れると蛇のようにうねって輪を作る。ザイオンの手のひらの上で、子供の頭ほどの炎の輪が5つ、くるくると回った。

「昇れっ!」 

 ひとつ、またひとつ。軽い爆発音を伴って炎の輪が次々と闇夜に打ち上がる。

 ラディアを追っていた男たちが、飛び交う焔の輪に怯み、叫び声を上げた。

(熱い)

 繋いでいるザイオンの手も熱されて、どくり、どくりと皮膚の下で血潮が跳ねる。握り込まれているラディアの手も焼け爛れそうだ。

 琥珀の目がザイオンの気迫を孕んで、ぎらぎらと燃える。

 炎の輪は回りながらひとつに集まり、ついには鞠のような球体になる。

 それはまるで小さな太陽。

 どんどん球は大きくなり、その熱量を吐き出す場所を求めて唸りを上げる。

 ついには暗闇を払い、真昼のように周囲を照らした。


 再び浮かび上がる、満開のアルメニアクムの花畑。

 その色は、仄かに赤く。


 松明を持った男たちの姿も明らかになった。

 数十人はいるだろうか。

 ざっ、ざっ、と響く足音。

 それぞれの武器を手にこちらに向かってくる。

 いくらザイオンとラディアでも敵が多すぎる。

(どうしたらいいの)

 自分で造り上げたムンドゥスが壊せない。

 もしこの中で命を落とせば、ラディアの思念は壊され、ムンドゥスの中に留まる。

 実世界に身体はあっても、廃人同然になってしまうのだ。

(神様!)

 ラディアは強く目を瞑った。

 



 ——ラディア、ラディア……。

 

 林の向こうから微かに聞こえる、穏やかな声。


 目を開けると、花の中にぼんやりと、ふたつの影が見えてくる。

 やがて顔の輪郭が追えるようになると、ラディアは大きく目を見張った。


「お父さん……お母さん!」


 ふたりは微笑んでラディアに何度も頷いた。

 徐々にまた輪郭がぼやけて行く。


「待って!」


 ラディアの前に突然閃光が光り、真っ白に辺りを包んだ。 




 はた、と気づけば、ふたりは桜の樹の下に立っていた。

 薄紅色の花びらが、はらはらと絶え間なく落ちてくる。

 サンダーが黒いたてがみを揺らして、草を食む。

 はあはあ、と息を切らすラディアの手は、ザイオンにしっかりと握られていた。

(戻って、きたんだわ)

 ラディアは震える指で持っていたサファイアを額に嵌め込み、封をした。

「ラディア……すまない。俺は」

 ザイオンはラディアの手を取って、跪いた。

「殿下! 何をなさいます」

「あんな思いをさせるつもりは、なかった」

 ラディアは首を振る。

「殿下が私を守ってくださいましたから」

「いや、違う。君を守り、導いたのは……」

 ザイオンの言葉に、霞のようなふたりの姿が甦る。


 ラディアと同じ、淡いブルーの瞳を持つ父と、栗色の髪をした母。

 微笑んでいた、ふたりとも。


「馬鹿な頼りない男と呆れたか? これからは、何があっても俺が君を守ると、誓う。だから」

 いつもの高飛車な態度はどこへやら、縋るような目が切々と訴える。それでも、ラディアは聞かずにはいられない。

「それは殿下のお母様と私が、似ているから?」 

「それは違うと、幾度も!」

「……隣国の姫との縁談が進んでいるとお聞きしています」

 ザイオンははっとした。

「どこからそれを」

 彼は王族。国のためにふさわしい結婚をするのが世の習いだ。叶わぬ恋なら、早いうちに封じ込めてしまえばいい。もう、悲しむのは嫌。愛する人と別れるのは嫌。  

「だから君は、頑なに俺を拒んでいたのか?」

 ザイオンははあ、とため息をつく。

「あれは王の側近が俺を落ち着かせようと持って来た話だ。俺が不特定多数の女性軍人をたらしこんでいるという噂を聞いてな。だからはっきり言ってやったよ。『縁談は無用。俺が思いを寄せている軍の女性は、たったひとりだ』とな。誰だか、聞きたいか?」

 ようやく彼らしく得意気な微笑みが浮かぶ。

「し、知りません!」

 ラディアはぷいと背を向ける。

「なあ、ラディア。正直になれよ。俺の縁談を聞いて、嫉妬したんだろ?」

「違います! 殿下なんて、殿下なんて……」


「俺は君を愛してるよ」


「えっ?」

 さらりと言われて、息が止まりそうになる。


「だから君の全てが知りたかった。君の故郷も、アルメニアクムの花も……君の気持ちも」


 はらはらと落ちる桜の花びらが、ラディアの涙で濡れた頬に貼り付いた。ザイオンは指で涙ごと花びらを拭ってやる。


「俺は、君の家族になりたいんだ。君は?」 


 琥珀色の瞳は、返事を待って不安気に揺れている。

 そんなザイオンが愛しくて、涙が止まらない。返事ができないラディアに、ザイオンはさらに追い打ちをかける。

「俺が嫌いなのか?」

 この上なく悲しそうな顔をして。

(もう、この人は)

 泣き落としだなんて、子供っぽくて呆れてしまう。

「卑怯だわ! そんな言い方!」

「お、やっと、いつもの調子が出たな」

 ザイオンは嬉しそうにラディアの顔を覗き込む。

「何とでも言えよ。俺は君を手に入れるためなら、悪魔とだって手を組む」

 琥珀の瞳で見つめられたら、嘘も意地も、なにもかも溶けてしまう。


「言ってくれ。男だって、言葉が欲しい」


「……お慕い申し上げております、殿下」


 やっとの思いで言ったのに。


「だめ、だめ。『殿下』は無しって言ったろ?」

 ぐっと顔を近づけて、もう、睫毛が触れそう。

 ラディアは観念した。


「ザイオン、私も愛してる」


「……!」

 言葉にならない歓声を上げて、ザイオンが拳を握り天を仰いだ。

 その様子にサンダーも反応して、ひひーん、といななく。


 時は春。

 サイノプスに降る、幸せの花吹雪。

 

『桜の下のプロポーズは、ヤポニカでは成功率高いらしいよ!』

 とメンドゥーサがザイオンにアドバイスしたことは、ラディアには内緒。




Fin

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― 新着の感想 ―
[一言] そうですね、何時の時代も変わらないのが、愛情だと思います。 家族に、恋人に、夫に、妻に、子供に、片思いの人に…色々な思いの形は有るけれど、目には見えなくても一番かけがえの無い物ですね。…
[一言] 工房径様 あなたの噤む言葉の世界に魅入られてしまいました。時には涙、時には笑い、様々な感情が沸き起こりました。今、読める全てを読破して、改めて、あなたの作品に出会えて良かったと思います。目…
[良い点] ザイオン、キャラかわった〜(笑) ツンだったのに。 さすが王族の一員ですね。 贅沢な桜の景色を見せていただいた後によむと、また場面がくっきりと浮かぶようです。 旬な(?)お話をありがとうご…
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