婚約者は名前が言えないため婚約破棄する事が出来ません
掲載日:2026/09/19
「シシュチチュシッシチシシュシチャシア・ツツシツチツシチャシツツシチャ公爵令嬢!私は貴様との婚約を破棄する」
叫ぶ王太子。
手には婚約契約書と、名前のメモが握られていた。
しかし、契約書は反応しなかった。
婚約は魔法によって結ばれる。
婚約を破棄する際は婚約契約書を持って相手の名を述べて破棄宣言しなければ破棄出来なかった。
これで15回目。
婚約破棄にチャレンジするも未だに破棄できないでいた。
婚約者の名が難し過ぎたのだ。
「殿下、5ヶ所も私の名を間違えております」
「そんな・・・」
今日も王太子は婚約破棄を出来ずにベッドを濡らすのであった。
超超短編です。
ほぼ、四コマ漫画的な小説を考えて見ました。




