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こまかい詩集

詩 横向きの重力

作者: 透坂雨音



 見慣れた風景 見慣れた景色なのにどうして

 いまは まるで違う様


 掴んだ君の手が 離れていった

 さっきまで 一緒にいたよね?


 確かにそこに温もりがあった

 確かにそこで言葉を交わしていた


 それなのに 今はもう どこにもない

 探しても 探しても 見つからなくて


 乾いた涙 そのそばからあふれてきて

 感じた悲しみ とどめる事できない

 

 見回せば 遠い場所に君が立っている

 手を伸ばしても 簡単には触れられない


 必ず君にまた 会いに行くよ

 その場所まで たどり着くよ


 約束交わして 消えた姿

 瞼の裏に焼き付ける




「ストーリー」

 最後の日に。

 二人で生き残ろうって約束したのに。

 君は僕に内緒で消えていったんだ。



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