拗らせ。
暇つぶしにどうぞ。
気まぐれで書きました。
まだ不完全な、未熟児の様な作品なので、好評であれば終わりまで育てて載っけます。
ここは、日本の高級住宅地にある、とある有名会社の社長の別荘。
そこで、令嬢の双子姉妹 凛々(りり)と瑠璃は、数人の使用人に囲まれながら穏やかに暮らしていた。
プシャア〜ッ………。
別荘の庭で、庭園整備担当の使用人が、シャワータイプのホースで、水を撒き始めていた。
季節は8月。別荘の庭には強い日差しが差し、丁寧に整えられた芝の葉や植えられた花々には撒かれた水滴が落ちて、キラキラと光っていた。水の向きが日差しと逆向きになると、そこには小さな虹が現れた。虹は美しい庭の景色に更なる美しさを加えるアンティークとなり、夏の暑さの中に涼を感じる一時を演出していた。
そんな庭の一角で、凛々と瑠璃は夏らしい薄手のワンピースに身を包み、画板を抱えて体操座りをしていた。
二人は小学校六年生の十二才。夏休みの宿題には絵のコンテストに応募すると言うものがあった。しかしながら、人の多い観光地などには行けないこのご時世、二人は仕方なく庭の絵を描いていた。
「うわぁ〜!やっぱり凛々ちゃん上手だなぁ」
凛々の描く絵を覗き込んで見ながら、瑠璃は言った。
たしかに凛々の描く庭の絵は、正確にそれを捉えていて、手本のような絵だった。
「そんな事ないよお、瑠璃ちゃんも、うーん……上手だよ?個性的で!あのっ、この前ニューヨークで見た!あの!ナントカっていう画家のみたいな!」
「無理して褒めなくても良いよ!私、下手くそって分かってるもん!言われたってへっちゃらだから!」
凛々は弾けるような笑顔で言った。瑠璃は微笑み返した。
「あっ」
ふと、凛々の顔色が険しくなった。鉛筆を握っていた手はそれから離れて、ワンピースの袖を握った。そして少し顔を上げて瞼を閉じると、ふるふると身体を震わせた。
瑠璃はそれが何を意味するか理解して、微笑んだ。
今、凛々は、ワンピースの下に当てている布おむつに、おしっこをお漏らししているのだ。
プシャアァ〜……。
使用人が未だ水やりをしているので、おしっこが布おむつに注がれる音は聞こえない。
でも、仔鹿のように全身を震わせている凛々のその姿を見れば、今、おしっこが順調に布おむつを汚していることは容易に想像出来た。
おもらし。これは凛々の最大のコンプレックスだった。日中は二時間に一回はほぼ必ずしくじってしまう。猛暑と言うこともあり、ここ最近は水分を多く摂るようになって来たため、その量は多くなっていた。
流石にこのままでは、将来ろくな事にならないと、父親は夏休みに入ってから、トイレトレーニングも兼ねて布おむつを当てて過ごす事を決めた。凛々も、コロナ渦で外出もままならないからバレる事は無いと思って受け入れた。
「我慢してるのにっ、力入れてるのに、失敗しちゃってるっ!出ちゃってる!」
困った顔をしながら凛々は身体を震わせ続ける。
その手を、瑠璃は両手で包むように握った。
「凛々ちゃん!お股を閉じるみたいに力入れるんだよ?瑠璃もそやっておむつさんバイバイ出来たから!やってみて!」
「う、うん!」
凛々はうなずくと、画板を強く抱きしめ、腰を揺らし始めた。
それが凛々の思う、お股への力の入れ方だった。
でも裏目に出た。
画板を抱き寄せた事で身体は屈み、お漏らしおしっこへの後押しとなってしまったのだ。
よって、布おむつの中でおしっこはより勢いよく流れ出た。そして腰を揺らした事でおしっこは後ろの方へも広がり、結果的にお股を包む襁褓布の全体が、おしっこで汚れる事となってしまった。
夏らしい、水玉模様のおむつカバーのすぐ裏は、おしっこがプンプン臭うはしたない下着へと変わってしまった。
いや、それは布おむつが成すべき事を成した、誇らしい姿かもしれない。
何も吸収していないおむつこそ、ただのタオルと変わらないのだから。
「はっ……はぁあ……出ちゃったああ……えへへっ!」
全て吸収された事に安心して、凛々は笑った。
「全部、おむつさんに受け止めて貰えたね!お庭も、お母様が作ってくれたこのワンピースも、ピカピカさんなままだよ!おむつさん!凛々ちゃんのおしっこ全部隠してくれてありがとね!よしよし!えらいえらい!」
瑠璃は凛々のワンピースの中に手を入れると、水玉模様のおむつカバーを撫でた。
「いっぱい失敗して、びしょびしょになっちゃったぁ……メイドさん呼んだ方が良いかなあ」
足を広げてワンピースを捲り、凛々もカバーを触る。
「呼ばなくて良いよ!瑠璃が替えてあげる!」
「え!?瑠璃ちゃんが?」
「うん!あのね?この前ね?おねむだったけれど、夜起きててメイドさんにおむつ替え方教えてもらったの!凛々ちゃんのおねしょ!」
「えぇえ!言ってよぉ〜」
凛々は画板で顔を隠した。
「言わないよお!起きたら恥ずかしいって思ったもん!」
「むうぅう……ありがとう……」
凛々は顔を隠したまま、呟いた。
「どういたしまして!ね!だから、瑠璃におむつ替えさせて!メイドさんに新しいおむつさん貰ってきてあげるから!ね?」
「う、うん!お願い!あ!あ!の!まだお絵かきしてたいから、沢山当てて欲しいなあ〜」
「うん!分かった!貰ってくるね!」
そう言うと、瑠璃は別荘の方へと駆けて行った。
十数メートル走って……。
「やった!やった!やった!」
瑠璃ははしたなくはしゃぐのだった。
走って行った瑠璃が替えの布おむつやバケツなどを持ってやって来たのは、それからしばらくの事だった。戻ってきて瑠璃は驚いた。凛々はおむつカバーのスナップボタンを外しておむつを外し、芝の上に放り出していたからだ。
その横で、凛々はワンピースの両端を摘んで、パタパタと自分の秘部の換気をしていた。
「瑠璃ちゃんごめんね?びしょびしょの失敗布おむつ、暑くて気持ち悪くかったから、外しちゃった……」
瑠璃は、広げられた布おむつを見つめた。
丁寧に広げられたその形はやや歪で、股のあたりはくびれ、盛り上がっていた。そして全体はレモン色に染まっていて、元々はそれが白地の布だった事を推察するには難い程、見事にびしょびしょになっていた。吸収されたおしっこは日差しによって温められ、まるで公衆便所のようなツンとした臭いをを辺りに漂わせていた。
「あんまり見ちゃだめえ瑠璃ちゃあん!くしゃいくしゃだからこっち見て?」
凛々は両手で瑠璃の頬を押さえて逆の方を向かせると、その視線の先で女の子座りをした。そしてワンピースを捲り、足を開き、秘部を完全に晒す形で横になった。
「凛々ちゃん……お願いっ……」
瑠璃の顔を見つめて言う凛々。
その愛らしい眼差しに、瑠璃はまるで自分がお母さんになったかのような気持ちになった。
少し前までは、自分もこうやって横になっておむつを替えてもらっていた。けれど、これから今、自分はその逆をやろうとしている。
そんな思い等々と、凛々の眼差しが、瑠璃の心を大人にしていた。
瑠璃は凛々の横に座ると、
「はいはい!すっぽんぽんさんだと恥ずかしいから、おむつで包んであげましょうね〜!終わるまで、良い子に出来るかな?」
甘い声で言いながら、瑠璃は凛々の髪を撫でた。
「メイドさんとおんなじ事言ってる!……うん!良い子にできるよ!瑠璃ちゃん!凛々、良い子にするね!するから、メイドさんみたいにチュッ!てして欲しいなあ!」
「おでこにしてもらってる、チュッ!かな?」
「うん!してもらうとね?おむつ替えられるの恥ずかしくなくなるの!おまじないかけられたみたいに、ほへぇ〜てなるの!」
「うん!良いよぅ」
瑠璃は前屈みになって、凛々の頭を両手で押さえた。
「するねっ……」
呟きく声は、どこか艶かしい。
「うんっ」
凛々は瞼を閉じ、息を整えた。
フワァ……。
呼吸に合わせ、朝食に食べたパンやスクランブルエッグと、歯磨き粉の混ざった凛々の口臭が瑠璃の鼻をくすぐる。
「良い子っ」
言われた通り、瑠璃はおでこにチュッとキスをした。
「ほへぇ〜……はぁあぁ……」
凛々は情けない声を出して、顔をやや左に倒した。
ショロロロ……。
身体は脱力し、膀胱に残っていたおしっこが漏れ出して、芝生に染み込んでいく。
「なんだか……メイドさんにしてもらうより、もっとほへぇ〜ってなっちゃったぁ……」
「嬉しかったんだね」
「うん、嬉しかった……」
「えへへっ」
「へへっ」
間隔五センチの距離で、二人は笑い合った。
それから、凛々のおでこがベタベタになるほどにキスを繰り返してから、瑠璃はようやく凛々のおむつ替えをはじめた。
まず、おしっこで湿った芝生の上にある凛々の秘部全体をお尻吹きで清めてあげて、そして布襁褓を重ねたカバーをお尻に敷き込んだ。たくさん当てて欲しいと言う凛々の望みに従って、瑠璃は二十枚の布襁褓を重ねていた。それから天花粉を念入りにしてあげてから、一枚一枚、丁寧に襁褓布を秘部に当てて行った。
五枚、十枚……。重ねられて行くにつれて、凛々の下半身の自由は徐々に奪われて行く。
恥ずかしい事だが、凛々にとっては、奪われて行くほどにたくさんお漏らししても大丈夫おむつが語りかけてくれるように思える、気持ちの良いものだった。それに加えて、動けなくなるほどに瑠璃にキスされて気持ち良くなっている今の凛々には、瑠璃によっておむつを重ねられているこの時間は、至福の時となっていた。
瑠璃ちゃんがおむつ替えてくれる。
瑠璃ちゃんが私を甘やかしてくれる。
もっと、瑠璃ちゃんに甘えたい。
甘えさせて欲しい。
「瑠璃ちゃん?」
おむつを重ね終え、カバーのスナップボタンを留め終えようとしていた瑠璃の手首を、凛々は握った。
「どうしたの?」
「あのね、その、ね?……もっと……可愛がって……メイドさんがやってくれてたみたいに……」
瑠璃は一瞬慌てた表情を浮かべたが、すぐに笑顔になった。
「どんなふうに、可愛がって欲しいの?」
「あのね……小さい頃みたいに……走り回ったり、とか……あやしてくれたり……」
「ふふっ、分かった!してあげる!」
瑠璃は留めていなかったボタンを留めて、両手を凛々に伸ばした。
「たくさん遊ぼ!」
「うん!」
差し出された両手を、凛々は嬉しそうに握った。
凛々の求める幼い触れ合いを、瑠璃は一つずつ、笑顔を絶やさずに実現させてあげていった。
まず、二十枚の布襁褓でモコモコになったお尻と汗ばんだ背中に手を回して起こしてあげて、芝生の敷かれた庭を散歩した。モコモコおむつでお股が閉じられない凛々は瑠璃に手を引かれながら、瑠璃の歩みについて行った。
時折、瑠璃はバランスを崩して転んだ。けれども、芝生が敷いてあるからいくら転んでも痛くなかったし、おむつでモコモコのお尻をフリフリして歩いていて転んでしまうその様は、体躯的にはすでにそんな時期は卒業しているはずと言う常識との差異を生み出し、なんとも滑稽に見えていた。けれども、瑠璃も、水やりをしていた使用人も、優しい眼差しで見守るだけで誰も指摘はしなかった。しようと思うことがバカらしく思えるほどに、モコモコおむつ姿の凛々が可愛らしかったからだ。
凛々もそれを楽しんでいた。転ぶ度に尻餅を着いたが、その度に布襁褓がお尻を優しく包んで守ってくれる感触が、なんとも言えず気持ちよかった。初めは、モコモコにならなくて本当にバランス崩して転んでいたが、途中からはその感触を味わうために転んだ。
「えへへへぇ、またごろんってちちゃったぁ」
凛々は瑠璃の太ももを抱いて言う。
「おむつしてるせいであんよさんも弱っちゃったのかな?へへっ!もうぅ可愛いなぁ〜!でも、それだとお怪我しちゃうかもだから、お部屋で遊ぼっか!」
「うん!そうしゅる!中で積み木さんしたいなあ!」
「良いよ!行こっか!はい!おてて繋いでタッチしようね!」
「うん!」
二人はまた両手を握り合い立ち上がった。
何度も転んだ事で凛々の裏ももやふくらはぎには少々の土汚れが付き、撒かれた水でほんのり濡れていた。おむつカバーは防水加工がしてあるものだったので、全く濡れては居なかった。
ただ、その数センチ奥。
お尻に当たる襁褓布には、はしたない液体が染み込んだ跡が、瑠璃には知られる事なく広がっていたのだった。
別荘の中に入った二人はシャワー室で足を洗うと、脱衣所で手を洗い、互いに足を拭きあった。
モコモコおむつで正座もできない凛々は足を大きく広げて瑠璃の前に座り、バスタオルで足を拭きあげる。
その様は、タオルと戯れる、おむつの取れない赤ちゃんに見えなくもなかった。
「ねえねえ瑠璃ちゃん?おむつモコモコで歩くの大変だから、お部屋までハイハイで行きたいなあ」
「わぉっ!それ楽しそうだね!やろやろ!」
数分後。
パタパタパタパタパタパタパタ!
トタトタトタトタトタトタトタ!
別荘の廊下に、忙しない音が響いた。
二人のハイハイの音だ。
薄手のワンピースに身を包んだ少女二人が、掃除の行き届いたロココ調の廊下をハイハイして行く。
通りすがる使用人たちは皆一度驚いたが、その愛くるしさに、すぐに頬を緩ませた。
パタパタパタパタパタパタ!
年相応の活発さを滲ませながらハイハイする瑠璃。
トタトタトタトタトタトタ!
その後ろで、布襁褓でモコモコに膨らんだお尻をフリフリしながらついていく凛々。
こんな二種の幼さを見せられて、微笑まない方が、難しいのかもしれなかった。
そんな風にして、別荘全域に退行した姿を見せながら二人は遊び続け、やがて夜になった。
夕食を終えて、二人はネグリジェに着替えてベットルームに居た。
凛々は、自分の望む遊びの殆どが叶ったことで嬉しさと共に疲れがこみ上げ、部屋に来てすぐに眠ってしまっていた。
それも、上布団も被らず、その上に大の字に横になって、気持ちよさそうに寝息を立てている。
やや捲れたネグリジェからは、おむつカバーが少し顔を覗かせていた。
やっと、この時になった。
瑠璃は笑った。
瑠璃は、本当に寝ているのかと凛々の寝顔を確かめながら凛々に近づいていった。
そして、人差し指を出して、凛々のおむつカバーの太もも辺りに指を入れた。
ジットリ。
指の腹全体に、濡れた感触を感じる。
知らぬうちに、かなり漏らしてしまったようだ。
父親の声掛けで遊びを辞めて風呂に入り、夕食前に当てた布おむつ。深夜までもつように、昼間よりもかなり分厚く当てられている。
なのに、まだ当てて一時間でジットリとしてるのだから、ちょいと先行き不安だ。
「きっとご飯食べながらしちゃったんだぁ……いつの時失敗したんだろ!私が昼間のお遊びの話パパにして喜んでた時かな!それとも、スープ熱くてどうしよーて困ってた時かな!」
楽しかった夕食のひと時の記憶に、はしたないおむつの中の想像を重ねて行く。
そうしていると、瑠璃の口調がおかしくなった。
「たのちくてちっちしゅるの可愛いでちゅね!でも!おむちゅさんしてるからへーきへーき!……るりも、これから赤ちゃんなるね!」
そう言うと、瑠璃は凛々のネグリジェの端を摘むと、顔を入れて、クンクンと鼻を鳴らした。
「いーちっちの香りしゅる!凛々ちゃんのしっぱいちっち!いーにおい!いーにおい!」
瑠璃は囁きながら、嗅ぎつつけた。
そうしていると、部屋のドアがノックされ、バケツとカバンを持った一人のメイドが入って来た。
「もうぅ瑠璃様?また嗅いでおられるのですか?」
メイドは呆れた口調で言った。
「うん!だってね?いーにおいだもん!だもん!」
身体をぶんぶんと捻りながら、瑠璃は反論した。
「あらあらぁ、どうやらもう赤ん坊になられるスイッチも入っておられるようですね……お待ちして良かったようですね」
メイドは、瑠璃の前にバケツとカバンを置いた。
その中には、昼間に凛々がびしょびしょに汚した布おむつが、洗われていない状態で入れられていた。
そしてカバンの中には、瑠璃が好きなアニメキャラの布地で作られたおむつカバーと、綺麗な襁褓布が入っていた。
「瑠璃様、本日もお楽しみの時間となりました。これから布おむつをベットの上に支度いたします。本日は凛々様は昼間に、びっしょりと布おむつに失敗をされましたので、そのまま当てるのではなく、新しい襁褓に、凛々様の失敗が染み込んだ襁褓を重ねる形となりますが、宜しいでしょうか?」
「うん!うん!良いよう!」
瑠璃は元気よく頷いた。
「では、支度させて頂きます。」
メイドは一礼すると、瑠璃のベットの上におむつカバーを広げ、まず横当て部分の布襁褓を置いた。そして、お股を包む襁褓布を重ね始めた。
「んっ」
メイドは顔をしかめた。昼間に汚した布襁褓からは饐えたおしっこの香りがしていて、とても鼻で呼吸は出来なかった。
「こんなに臭いのに、瑠璃様は喜ばれる……凛々様が布おむつにされてからと言うものの、瑠璃様は、なにやら拗らせておりますね…」
呟きながら、メイドはびしょびしょ布襁褓と、新品の襁褓を交互に重ねて行った。
やがて、おしっこの香りが存分に取りこまれた、下劣な布おむつが出来上がった。
瑠璃は喜びながらその上に座り、お尻を上げて位置を整えた。
じゅわ……。
お尻を乗せた辺りから、おしっこが染み出す鈍い音が響き、清潔だった襁褓布が黄色く染まって行く。
もうお股の辺りの襁褓布は、染み出したおしっこでお漏らししたかの様に汚れていた。
けれども瑠璃は笑顔を絶やさない。
「ねえねえ!早く当ててぇ、当ててぇ?」
手をバタつかせ、身体を揺らしながら凛々が言う。
メイドは、ゆっくりとため息をついてベットの上に乗ると、瑠璃の顔前に自分の顔を近づけた。
「承知致しました。当てて差し上げます。ですのであまりお身体を揺らさないで下さい。せっかく吸収された凛々様のおしっこが、漏れ出してしまいますからね?私が「出来ましたっ」と言うまでは、じっとしていてくださいね」
「うん!るりいい子だもん!言うこと聞く!」
瑠璃はコクリと頷いて、身体を倒した。
メイドは重ねた布おむつを一気に持ち上げ、股に当てた。
「んっ」
一瞬、瑠璃の身体がビクンと痙攣し、両手を股布に当てがい、横羽根を留めた。
「へへっ!ひんやりぃ〜ひんやりぃ〜!」
そう言いながらよだれを垂らし、股布の上から、瑠璃は自分の秘部を押し付ける。
濡れた襁褓布が、よほど気持ちよかった様だ。
「瑠璃様?お気持ちは分からなくもないですが、お手を持ってきて頂いては、おむつカバーのホックボタンが留められませんよ?お手は、お身体の横、ここに!置いておいて下さい、ねっ!」
メイドははしたなく動く瑠璃の両手を握ると、力を入れて身体の横へと置いていった。
秘部への刺激の、不意の開放。
それは逆に、瑠璃の拗れた欲を倍増させる事になってしまった。
揉みたい、揉みたい!もっと、この布襁褓に染み込んだ凛々ちゃんのおしっこを感じたい!
したい!したいしたいしたいしたいしたい!
でも、両手は掴まれて動けない……。
「んっ!むんうんうううん!!!!」
ブンブンブンブンブン!
思い通りに行かない辛さに、瑠璃は腰を上下に揺らしながら悶えた。
叫ぶ事しか、この状況を耐える出口が見つからなかった。
数回叫んで、瑠璃はようやく落ち着いた。
「にゅひゅうぅ……」
忙しく動いていた腰は定位置に戻り、メイドはやっとおむつカバーを当て始めた。
「沢山お声を荒げられておられましたねぇ、せっかく可愛らしいカバーを当てているのに、これじゃまるでターザンですねっ」
そう言って、メイドはふふふと笑ってカバーのホックボタンを留めていく。
おむつカバーには、トランプの絵柄と共に、不思議の国のアリスのシルエットがプリントされていた。
「気持ちひょっかったからぁ……出たぁ……」
瑠璃はそう言って、指をしゃぶり始めた。
そしておむつカバーの向こうからは、何かの液体が勢いよく注ぎ込まれて行く音が聞こえた。
「お声の事なのか、おしっこの事なのか、どちらが出たとおっしゃったのやら……」
メイドはため息をついて、カバーに手を当てた。
ひんやりとしていた襁褓布が、どんどんと温かくなっていくのが感じられた。
その感触は、おむつカバーまで到達していた。
「(もう、染み出しておられるのですね、このままベットの上でお遊びになられては、汚れてしまいますね……なら、もういつものように……)」
メイドはホックボタンを留め終えると、瑠璃を抱き上げた。
「うんぅにゅ?どこ行くの?」
指を口に含んだまま、瑠璃は言った。
「お庭にお遊びに行くんですよ!ここでお遊びになられていたら、凛々様が起きてしまうかもしれませんからね!」
「おにわ?!やったあ!行く行く!」
瑠璃は指を口から出して、メイドの背中を叩いてはしゃいだ。
「(いつもは遊んでいるうちに決壊する程におむつを汚される瑠璃様です。既に決壊寸前のこのおむつではいつもより早くおむつからおしっこを滴らせる事になるでしょう……明日、庭の使用人に多めに水撒きする様、伝えておかねばなりませんね)」
メイドは、湿ったおむつカバーのお尻をポンポンと叩きながら、言った。
「さあ瑠璃様、拗れた心を存分に解放しましょうね!」
二人きりの密な夜は、辺りにアンモニアの香りを漂わせながら、始まるのだった。
つづ……く?
お読み頂きありがとうございました。
では。