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(^ω^)【ようです】のようです

(^ω^)【脳が破壊されて普通が分からなくなった話】のようです

作者: 日曜日夕



(^ω^)「普通ってなんだ?」



  ('A`)「こ、これは……ッ!?」



(・∀・)「知っているのか雷電!?」



  ('A`)「うむ」



  ('A`)「コイツは、なにも哲学的な問いをしているワケじゃあないッ!」



  ('A`)「脳が破壊された結果、口先だけが動いている状態だッ!」



(^ω^)「普通、ふつー、フツ……ツチ?」



(^ω^)「バトゥワーッ!!フラワーッ!!」



  ('A`)「見ろ、もはや知性を失っている……」



(・∀・)「おぞましい……どうしてこうなるまで放っておいたんだッ!?」



(^ω^)「私たち、貴方に従い尽くします」



  ('A`)「社会の歪み、と言ったトコロだな」



(・∀・)「クソッ!これが民主主義国家のやることかよ……ッ!?」



  ('A`)「口を慎めッ!この監視社会、どこで聞かれているか分からないッ!」



(^ω^)「恋しちゃったんだ、多分、風」



  ('A`)「コイツはもう終わりだ……行こう……」



(・∀・)「!?おい、冗談だろッ?」



(^ω^)「サカナクションの反対ってなーんだ?」



  ('A`)「冗談……?いいや、俺は大真面目だが?」



(^ω^)「正解:焼肉」



(・∀・)「コイツを見捨てるってのかよッ!?」



(^ω^)「この前焼肉屋でマッコリ頼んだら、ステンレスの器に注がれててさ」



(^ω^)「韓国ではこれが正しいかもだけど、グラスで飲みたかったよね」



  ('A`)「ああ、そうだが?コイツはもう手遅れだからな」



(・∀・)「馬鹿野郎ッ!コイツはまだ生きてる!」



(^ω^)「まだ生きてる、まだ生きてる、グラス……まだグラスてる……」



(^ω^)「!!」



(^ω^)「ここッ!!マダガスカル!!」



  ('A`)「コイツはもうお終いなんだよッ!!」



(・∀・)「!!?」



(・∀・)「ど……どういう事だよ?」



  ('A`)「一度破壊された脳は、二度と修復することは無い」



  ('A`)「つまり、コイツは一生、廃人同然で生きていくことになる……」



(^ω^)「本州付近は、日本の東に中心を持つ高気圧に覆われています」



(・∀・)「廃人だとッ!?普通に喋ってるじゃないか!!」



(^ω^)「普通、普通って何だ!?」



(^ω^)「ふりむかないことさッ!!」



  ('A`)「もう何を喋ってるか、自分でも分かっちゃいないッ!!」



  ('A`)「今はまだ舌が回っているが、やがて言語野も機能を失うだろう」



  ('A`)「普通の人間として生きていくことは、不可能だ」



(^ω^)「普通、普通って何だ!?」



(^ω^)「ためらわないことさッ!!」



(・∀・)「……クソッ!!」



(・∀・)「コイツは、コイツは本当に兄弟みたいな奴だったんだッ!!」



(・∀・)「雨の日も風の日も、ずっと一緒だった!!」



(^ω^)「本当にあった怖い話:竿兄弟」



  ('A`)「だとしたら、ここで終わらせてやるのが、コイツの為だ!」



  ('A`)「生きているでもない、死んでいるでもない……」



  ('A`)「お前は自分のエゴの為にこいつを生かすのか!?」



(・∀・)「違うッ!!」



(・∀・)「それは他人が決めていいものじゃないッ!!」



(^ω^)「『とりあえずビールで良い?』じゃねぇーよボケ!!」



(^ω^)「俺は今日、レモンサワーとから揚げで酔いたい気分だっつーの!!」



  ('A`)「……」



(・∀・)「……!!」



  ('A`)「……」



  ('A`)「……ふんッ……好きにしろッ!」



(・∀・)「!!あ、ありがとう!!」



(^ω^)「次回ッ!究極悪魔神ドルゲギヌスが遂に姿を現すッ!」



(^ω^)「悪魔の力で蘇った滅界四天帝により、議席数を逆転させた悪魔党!」



(^ω^)「どうする雷電ッ!?」



(^ω^)「このまま『青少年保護の為の有害図書取締基本法』が議決されてしまえば」



(^ω^)「地下室に隠した秘蔵コレクションが政府に押収されてしまう!」



(^ω^)「そして、雷電が明かした驚きの秘策とは……ッ?」



(^ω^)「次回、『牛歩戦術』」



(^ω^)「俺たちの戦いはこれからだッ!!」



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