第2話~異世界?~
どうも、佐和です。
体育の授業でやる競技全般上の下くらいは出来るのに
足が結構遅いです。遠距離走はまあまあなのに....
足が速い人が羨ましいです。
「3つ目は、チートといった武器や装飾品等を与える事は出来んじゃ。スマン」
え?それは、結構微妙なような気がするが、でも異世界なんだから魔法とか、そっち系のチートが、
「スマンが、そういった強力なチートや能力も与える事は出来ないのじゃ」
「え?それじゃあ、何のチートや能力も無しで産まれ直せって言うんですか?」
「そうなんじゃ、本当にスマンのぉ」
「そんな、神達のせいで死んだのに何のチートや能力も渡さずに見ず知らずの地へ放り出すのが、
神さ・ま!のやり方なのですか、そうですか、へぇ~.....」
「その、スマンがそれしか出来な「神さまが、俺を殺したのに...」....」
「.........」
神が黙った、もう一押しか?
「すごい武器や強力な能力を与えられなくても、少しでも悪いと思っているなら、
出来る限り、異世界で過ごすうえで役に立つようなのをくれたりするもんだと思うんだけどなぁ」
これで、どうだ!?
「.....良かろう、こちら側で決めた転生したあとに役に立つようなのと、
チートを与える事が出来ない代わりにお主に才能をひと「はい?」ふた「なに?」3つじゃ!
これ以上は無理じゃ!」「仕方ないかぁ」
「才能を3与えよう。これ以上の融通はきかせてやれん」
「わかったよ」
よし、ここまでなんとかこじつけてきたけど、ここからが正念場だ。
神サイドで決める物はどうにも出来ないのでとりあえず置いといて、
今考えるのは、才能のことだな。
才能にもいろいろあるけど、どういった才能なのだろうか。
今考えられるのは、5つ、
1つは、元の世界にもある勉強。
2つは、こちらも元の世界にあるスポーツ。
3つは、武器の扱いとかの戦闘系。
4つは、元の世界にはなかった魔法や錬金術。
5つは、美的センスや鍛冶など職人系。
と、このくらいだが、そもそも異世界だからといって魔法があったり、
魔物が居たりするのだろうか。
「あの、異世界に産まれ変わるとはいっても、そこはどんなところなんですか?」
これを、知らなければ考えれないだろう。
「なに?言っていなかったかのぅ。
お主が産まれる世界の名は[ディスガイノ]と言う世界でお主の居た世界と違って、
科学ではなく魔法で文明を築いてきた世界じゃ」
「魔法があるんですか?」
「うむ、あるぞ。それに、冒険者も居るし、魔物だっている。
だが、魔法を使えるのは10人に1人くらいじゃがのぉ」
10分1かぁ、才能ってこれのことだよな。
「お主が産まれる場所は秘密じゃ。
とは言うものの、産まれる場所はこちらも決めたりすることは出来んのじゃがのぅ」
産まれる場所不明なのか、奴隷とかは嫌だな。
おい、作者、フラグでも振りでもないからな!絶対だからな!
「それじゃあ、才能をお主に選ばしてやるから言うてみ」
やっぱり、無難に魔法にしておくべきか。
3つしかない、いや、3つもあると考えるべきか。
そんな事より、慎重に選ばなければいけないな。候補は、
魔法全般欲しいし、武術系も欲しい、どれにしようか迷う、とても迷う。
「速くせんか、速くせんとお主の魂が薄れて無くなってしまうぞ」
「それを速く言ってくださいよ!
えーっと、雷の魔法と闇の魔法と剣術の才能をください」
「本当にそれで良いのだな?」
この選択に悔いはないし、異世界で過ごすならあって困ることでも無いしな。
「はい、これで良いです。いや、これが良いです」
「そうか、あっちで自分のステータスやスキルを確認したい時は、
自分の体の一部を見ながら鑑定と唱えるか思えば確認する事が出来るはずじゃ」
お?転生セット(神達で決めて与える能力)の一部なのか?
「それは、異世界では皆が使えるものなのですか?」
「いいや、これは少数の人しか持っていないスキルじゃ。
ちなみに、10000分の1くらいじゃのぅ」
これは、何か裏があるような気がする。
「俺が言うのもなんだけど良いんですか?」
「うむ、創作物の好きな神が転生物には鑑定スキルは必須だと言っていてな。
だから良いのじゃよ」
その神様大好き、本当愛してる。
「だから、ワシらが用意したスキル等はあっちで確認してくれ、
それと、才能は見ることは出来んからな」
え?才能見えないのか、でも、しょうがないのかな。
「人の才能を見抜く者も居るが、大抵おおざっぱな事しか分からんからな。
それに、才能がわかったら路頭に迷う輩もおらんからのぉ」
確かにそうだな、でも、俺は少なくとも3つの才能を持っているんだ、
努力すれば身になることが保証されてる才能が、
だから、今度こそは全力で.......
誤字、脱字等がある際は知らせてくれると助かります。
読んでいただきありがとうございました。