表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
49/60

感謝の気持ち

想いを伝え合った後、僕達はずっと一緒にいる…という約束をした。


この約束は、絶対に守らないといけない。


あれから、彩織ちゃんは、これからピアノの先生が家に来るらしく、慌てて帰って行った。


“忘れてた!!”とすごく慌てていた姿までも、可愛いと思う僕は、彩織ちゃんとじゃなきゃ…駄目なんだ…と改めて思った。


だけど、ヴァンパイアの成長は止まってくれないだろう…。


『結月!!』


公園の入口で、手を振りながら僕を呼ぶBlack。


「Black、ありがとう!!」


大きな声で、Blackへお礼を言うと、照れたように笑っていた。


『あの子と上手く行って良かったね。』


「まあ…。」


まさか、キスをしたとは…恥ずかしくてとても言えないので、黙っておく。


『Bloodの所に、行かない?』


「うん。昨日、迷惑かけたし謝らないと…。」


『Bloodは、怒ってないよ。結月の事、心配してるんだよ。』


「うん…。」


僕達は、2人で公園を出たのだった。


『…。』


その時、息を潜めて僕達を見ていた人がいたなんて…知らなかった…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ