第三話
遅れました、駄文でよろしければお読みください。
ーーーーー壱式飛行艇ーーーーー
保安庁所属の壱式飛行艇(旧名九七式飛行艇)が今日も飛ぶ、とはいっても哨戒飛行は何時ものことなので、緊張感は余りない。なお壱式飛行艇と名を改められたのは、装備の呼称を統一した方が管理しやすいためだ。国防軍では新型の二式飛行艇が開発されたので、新しい物に更新されており、余っている壱式飛行艇は警備庁、民間航路に回された。交代した壱式飛行艇も、その一機である。その為まだ壱式飛行艇の生産そのものは継続されている。(空港を逐次建設しているが、時間がかかりそうなのと、孤島への移動に関しては滑走路が不要な飛行艇の方が需要があったため。)。
「いたって平和ですね、ねぇ機長。」
「そうだな。ま、この機体でゆっくり飛行できるんだから良いじゃねぇか。」
「そうですね。」
電探を起動させながら哨戒飛行を続けていると、電探に反応があった。
「機長、電探に感あり、進路そのままでお願いします。」
「ヨーソロー。」
指示通りに真っ直ぐ飛行していると、対象が見えてくる。
ーーーーー1時間後ーーーーー
「⋅⋅⋅ありゃどう見ても漂流してるよな。」
「間違いないでしょう、動いてないですし。」
見る限りボロボロになった船を見る、正に廃船寸前だ。
「生存者いるかも知れねぇし海上部に連絡だ。」
「了解。」
海上部(水上船部隊のこと)に連絡が飛び近くに居た松が急行してきた。