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女スト! ~女神は七福神決定戦で本気だす~ 【地方大会編】 ※再投稿  作者: 正座回転ドリフト王子


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第1話 ヒマを持て余した神々の雑談(プロローグ)

 神界にある居酒屋『天国と地獄(創業2000年目の老舗)』の一室。


 ちょっとチャラそうな2柱(3柱)の神がいた。


「七福神って誰が決めたん?」


 男神Aが、遠くを見つめながら小声で呟いた。


「Aくんは、どこ見てんの?」


 男神Bが、不思議そうな顔で呼応する。


「蒼穹……」

「Aくん。ここ……室内(居酒屋)なんだけど……」

「そもそも、なんで七福? 八福じゃダメなん? B君もそう思わない?」

「知らんがな……」


 男神Bが、頬杖をつきながら尾上Aを見やる。


「宝船的なアレがさ、7人乗りだったとか?」


 遠く(天井)を見つめながら、男神Aが小声で呟いた。


「それだ! Aくん、冴えてんね!」


 何かのスイッチが入ったらしい。男神Bが、ノリノリで続ける。


「七福神ってさ、全国各地にいるじゃんね。多すぎじゃんね」

「ご当地七福神ってやつだ」

「バラバラに活動してんじゃん? 各地の福神を束ねる代表を決めたら良くない?」

「リーダー的な?」

「Bくん、そう、それ!」

「というかさ、七福神の男女の比率おかしくない? 男神6、女神1って、おかしくない?」

「2度も言うな! うるせぇよ!」


 男神Bが、語気強めにツッコム。


「全員、女神でもいいよね……」


 男神Aが、ふたたび蒼穹を見上げて呟いた(室内だが)。


「いいねえ! Aくんナイス!」


 さらに何かのスイッチが入ったらしい男神B。

 エンジンが温まってきたようだ。

 背筋がピーンってなった男神Bが、前のめりで続ける。


「で、どうやって決めるの?」

「なにかの競技の勝者とか。Bくんは、どう思う?」

「競技ってなにやるの?」

「大食い大会とかよくね?」

「いいね、決まり! で? 大会のなまえとか、どうする?」

「面倒だから、【七福神決定戦】に決定! 決定戦だけに!」


 男神Aが、0・5秒で答えを出した。


「だから、うるせぇっての!」


 男神Bが、0・3秒で、男神Aをどつく。


「じゃ、明日にでも上司(最高神)に企画書だすわ! メンドーだから、口頭で説明するけど」


 男神Aが席を立とうとした時だ。


「Aくんの隣にいるじゃん……上司(最高神)」


 男神Bが、男神Aの後頭部を鷲掴む。


「存在感うすくて気づかんかった……。ってことで、ハンコください!」

「なんだ……いろいろ失礼なAくんか……で、ワシ寝てた?」


 虚ろな目で反応する上司(最高神)。

 その顔面は、徹夜明けのコアラっぽい。


「Aくん、ハンコって?」

「ノリで考えた新企画なんすけど__」


 男神Aが、超テキトーに説明しながら、何かの紙に企画を書き出す__。


「ってことで、ハンコください!」

「Aくんの字、汚くてよくわからんけど……面白そうだから採用!」


 最高神がハンコ(決裁印)を押した。


「なぜハンコ持ってるんすか……宴の席なのに……。別にいいんすけど」


 男神Aの企画は、速攻で採用。


 こうして、七福神は“何かしらの競技”で決めることになるのだった。


 いまから1000年前の話である__。


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