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世界世界世界  作者: YB


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18/20

#18 前世が才能を決めている

 クロノスタシス‥‥時計の針が止まって見える場所‥‥【現実世界】と【初まりの世界】を繋ぎ、調整をとる‥‥グラデーションのない真っ白な空間‥‥世界。

 女神が見守り、闇系が背を向ける‥‥そんな視線の先に、【負けず嫌い】リュカと【救世主イズミ】が駆け出し‥‥そして剣を結ぶ。

 リュカの得物は限界突破した到達者のみが扱うことを許された【時空剣】‥‥世界を繋ぎ‥‥世界を破壊する剣。

 イズミの得物は【天使の翼のような剣】に変身したエルザ‥‥初まりの世界でも珍しい、ドッキングタイプの魔法で、装備者の身体能力を大幅に上げる効果を持つ。

 そして、エルザにはとっておきがあった‥‥魔王にとどめを刺し、屠った‥‥とっておきが‥‥残りライフ2。もう達観も冷静もしていないイズミは、リュカと剣を交えた瞬間、そのレベル、剣技、能力‥‥全てにおいて自分は劣っているを判断した。

「クッ!」

 イズミが歯を食いしばると、リュカが察して声を上げる。

「分かるだろッ!‥‥イズミ君は、僕に勝てないッ!‥‥だから、勝ち負けよりも‥‥協力して、第3の選択肢を探るべきだッ!‥‥僕とイズミ君なら‥‥きっと、世界を救うことだってできるッ!」

 【時空剣】が【天使の翼のような剣】を払いとばし、即座にイズミは電気を帯びた瞬発力で距離を置く。

「世界よりも大切なものがあるッ!僕はエルザを‥‥エルザさえ救えればそれでいいんだッ!」

 イズミが吠える。【天使の翼のような剣】は‥‥もう何も答えない。

「世界が終われば、彼女だって死んでしまうんだぞッ!」

「それでも、エルザを守ってみせるさッ!」

「そんなこと‥‥誰も望んでいないッ!」

「‥‥望んでいるッ‥‥望んでいるさッ!‥‥エルザも‥‥僕も‥‥いや、この世界は‥‥そういう風にできているッ!‥‥僕とエルザなら‥‥どんな困難にも打ち勝てるッ!」

「世界は君たちだけのものじゃないッ!‥‥だから、僕は‥‥世界を選択するなんてきっとできないッ!‥‥だから‥‥だから、僕はッ!‥‥イズミ君と新しい選択肢を作りたいんだッ!」

「黙れ、黙れ、黙れッ!‥‥そうやって、知った口をきくなッ!‥‥僕は‥‥世界よりもエルザをとるぞッ!」

「どうしてッ!‥‥どうしてッ!‥‥イズミ君の世界はそんなに狭いんだッ!」

「違うッ!‥‥お前の世界が広すぎるだけだッ!」

 リュカが【時空剣】を握る手に力を入れる。

 イズミが【天使の翼のような剣】を振りかざし、大声で叫ぶ。

「エルザのライフを1消費してリミット解除‥‥ブーストモードONッ!」

 【天使の翼のような剣】が光り輝き、イズミの背中に天使の羽のように具現化した魔力が出現する。

「君って奴はッ!!!」

「エルザだって分かってくれるッ!!!」

 【負けず嫌い】リュカと【救世主イズミ】の斬撃がぶつかり、クロノスタシス‥‥真っ白な空間は震え上がる。


「ねえ‥‥あなたは何を思うの?」

「‥‥何かを思ってなきゃ、生きてちゃいけないのかよ」

「‥‥そうね‥‥あなたはそうゆう人よね」

 女神が見守り、闇系が背中を向ける視線の先には‥‥イズミの足元で倒れている【負けず嫌い】リュカの姿があった。

 魔力が尽きて、クロノスタシスで時間を維持できなくなったリュカが満足そうに微笑む。

「でもこれで‥‥これで‥‥僕は最後の選択をしなくて済む」

 そう言い残して、リュカの時間はピタリと静止した。

 イズミは自分の勝ちを確信して、リュカの手から離れた【時空剣】を拾うため腰を曲げる。

「【救世主イズミ】待ちなさいッ!‥‥イズミには伝えなくちゃいけないことがあるの」

 【天使の翼のような剣】を握り、もう片方の手で【時空剣】を掴もうとしていたイズミが女神を睨みつける。

「なんだッ!‥‥僕は貴様に信用はないぞッ!」

「はい、信用は不要‥‥導き手として説明するだけよ」

 女神は澄み通ったよく聞こえる声で語り始める。

「和泉光平‥‥【救世主イズミ】‥‥わたしが加護者に668回選んだ‥‥最後の希望‥‥世界の救世主‥‥あなたは668回の世界線で、668回【初まりの世界】を【時空剣】で消滅させて、【現実世界】で怪獣との‥‥一騎打ち‥‥いいえ、【人懐こい】エルザがいたので、二騎打ちして‥‥668回敗れ‥‥世界は終わりました」

 イズミが「チッ!」と舌打ちを鳴らすが、女神は淡々と微笑み続ける。

「いいえ、イズミ‥‥あなたは668回【時空剣】を手に入れ‥‥668回わたしの導き通り、世界を選び‥‥怪獣の力を半分に減らし‥‥そして、最終決戦に辿りついた‥‥唯一の加護者なのです‥‥誇るべきよ‥‥わたしはあなたを‥‥信用しているッ!」

「じゃあ、今回こそ僕とエルザで世界を守ってみせるさッ!」

「いいえ、イズミ‥‥無理なのよ‥‥もう、あなたの精神は壊れているのよ‥‥668回【初まりの世界】を消滅させたイズミは‥‥666回目にはもう‥‥壊れてしまった‥‥違う世界線の記憶を取り戻す【時空剣】を握ればイズミは間違いなく‥‥また‥‥壊れてしまう‥‥だから‥‥もう世界は終わり‥‥選択肢はなくなったわ」

「だったら何故ッ!‥‥戦わせたんだッ!」

「もしかしたら‥‥戦いの中でリュカがイズミを説得し、新しい選択肢を見せてくれるかも知れないと‥‥どこかで期待していたからよ‥‥でも‥‥リュカは敗れ‥‥壊れたイズミだけが残った」

「まだ、分からないだろッ!‥‥僕は壊れてなんかないッ!」

「いいえ、イズミ‥‥667回目と668回目のあなたもそうゆったわ‥‥でも、【時空剣】を手にして思い出す、【初まりの世界】を何百回と消滅させた罪悪感に耐えきれず‥‥精神が壊れてしまった‥‥だから、【救世主イズミ】‥‥もう終わりましょう‥‥よくよく考えれば、こうして本当の最後の世界線の‥‥最後の終わり‥‥まるで、旅の終わりをあなたと過ごせるのは‥‥悪い話じゃないわ」

「分からないッ!‥‥僕は違うッ!」

「いいえ、イズミ‥‥もう終わりにしましょう‥‥わたしはあなたに頼り過ぎ‥‥期待をし過ぎた‥‥背負わせ過ぎてしまった‥‥だから‥‥最後は共に穏やかに過ごしましょう」

「違うッ!‥‥僕は‥‥僕は‥‥エルザさえいれば‥‥愛さえあれば‥‥まだやれるッ!」

 イズミが【時空剣】を手にすると、668回分の世界の終わりの旅が高密度な情報の塊として流れ込む。668回の世界の終わりは‥‥女神の説明通り‥‥イズミの精神を破壊した。

 フラフラ、と何も考えがまとまらなくなったイズミに残ったのは、生徒会長、鷲巣たら子の‥‥誰よりも信頼できる天才軍師の言葉だった。

『闇系を殺しなさい』

 その他、全ての言葉は水泡のように生まれては消えて、『闇系を殺しなさい』と云う、正確性の欠いた命令だけが頭にこびりついて残っていた。

「アハハハッ!‥‥そうだ、殺そうッ!」

 右手に【天使の翼のような剣】を。左手に【時空剣】を。

 レベル312の【救世主イズミ】が闇系めがけて‥‥加速する。

 すると、【天使の翼のような剣】‥‥エルザが変身を解いて【半霊人】の姿で‥‥イズミの前に立ちはだかった。

「イズミッ!‥‥だめッ!」

 イズミは重力制御魔法で反動もなく立ち止まり、目の前のエルザを見つめる。

 その後ろには、微笑む女神と、背中を向ける闇系の小さな背中があった。

「イズミ‥‥だめ‥‥闇系‥‥は‥‥だめ」

「エルザぁぁぁぁッ!!!‥‥僕の愛しい剣ッ!!!‥‥邪魔するなぁぁぁッ!」

 ボブヘアーに小動物のようなクリクリした瞳のエルザが必死に首を横に振る。

「だめ‥‥お願い‥‥闇系は‥‥闇系は‥‥わたしに心を教えてくれたよ‥‥ねえ、イズミ‥‥知ってる?‥‥YouTubeのコメント欄にはね‥‥優しい人‥‥いっぱいいるんだよ‥‥たくさん褒めてくれたんだよ‥‥歌上手いね‥‥って」

「エルザ、エルザ、エルザぁぁぁぁッ!‥‥優しい人なんかいない‥‥この世界にはいないッ!」

「いるよッ!‥‥いるんだよ‥‥わたしたちが知らないだけで‥‥世界は‥‥優しい人が‥‥いっぱいいるんだよ‥‥本当だよ‥‥」

 イズミの黒目が上を向き、頭を反らせて絶叫するッ!

「あぁぁぁぁッ!‥‥エルザも裏切るのかッ!‥‥668回も一緒に‥‥世界を消滅させる罪を背負ってきてくれたのにッ!‥‥669回目で‥‥お前は裏切るのか‥‥そうなったら‥‥世界には‥‥僕しか残らないじゃないかッ!」

「違うッ!‥‥世界はイズミが思ってるよりも‥‥温かいッ!」

「死ね‥‥死ね死ね死ね死ねッ!」

 イズミが顔面を痙攣させて、エルザに【時空剣】を振りかぶる。

 エルザは目を閉じて、唇を噛む。

 女神は微笑み、「‥‥やっぱり」と漏らして、動かなった。

 ‥‥。‥‥‥。‥‥‥‥。

エルザは死んでいない。

 エルザは斬られていない。

 死んでないし、斬られていないエルザがゆっくりと瞳を開けると何故か、イズミが膝を地面に落とし、震えていた‥‥。

 【時空剣】の剣先はクロノスタシスの地面に刺さっていた。

「ぁ‥‥ぁ‥‥あれ‥‥上手く‥‥動けない‥‥」

 イズミは回らない舌で必死に口にした。

「‥‥イズミ?」

 エルザが混乱した様子で、そう問いかける。

「‥‥何が起きたの?‥‥【救世主イズミ】のレベルが‥‥3まで下がってる?」

 女神が眉をひそめて、「ハッ!」と闇系の‥‥背中に振り返るッ!

「あなた‥‥何かしたの?」

 女神がそう問いかけると、闇系は「ふぅー」と面倒そうに立ち上がった。

「話が変わったぞッ!」

 闇系は気怠そうにイズミの目の前まで歩む。

「俺はッ!‥‥俺はッ!‥‥YouTuberのウィンドウ先輩に助けられ、YouTube視聴者の琴吹彩夏に助けられ、後輩YouTuberのシンシアとオーフェリアに‥‥助けられたッ!」

 闇系がエルザの安否を確認するように、目配せを送る。

「‥‥次は俺が助けるしかないだろッ!‥‥友達の‥‥仲間の‥‥Vtuber【エルザチャンネル】が殺されようとしてるならッ!」

「‥‥闇系」

 エルザがそのクリクリした瞳を大きくして呟く‥‥意外だったから。

 イズミは全身を痙攣させて、自分の身に起きたことを理解できないでいる。

 そんなイズミの代弁をするように女神が闇系に問いかける。

「あなた‥‥何をしたの?‥‥レベル0の‥‥引きこもりの虚弱体質が‥‥どうやって、レベル312を?」

 女神は微笑んでいなかった。ただ、驚愕ッ!‥‥瞳孔を開き、女神の自分でさえ分からない現象に驚いていた。闇系が「はぁ‥‥」とため息をついて、語り始める。

「なあ、不公平だと思わないか?‥‥いいや、この世界は不公平だッ!‥‥生まれながらの才能によって‥‥人生の大半が決められているッ!‥‥俺は思うんだ‥‥才能ってやつは‥‥あるッ!‥‥結構な割合であるッ!‥‥運も才能だとすれば‥‥人は生まれながらの才能に人生の大半が‥‥決められているッ!‥‥顔がブスで、運動神経悪くて、頭も悪くて、運も悪いような奴が‥‥世の中、結構、いるッ!‥‥いるが、そうゆう奴は‥‥表に出ないように息を潜めて‥‥支えボネになって生きているッ!‥‥才能のある奴らが世論を作り‥‥メディアに露出するから気づかないだけで‥‥世界は才能のない奴らで溢れているッ!」

 女神は納得いかないように首を振る。

「あなたは‥‥イズミの“才能”を消したとゆうの?」

 闇系は「フンッ」と鼻息を吐き捨てる。

「違うッ!‥‥なあ、才能ってやつが人生を決めるなら‥‥その才能は‥‥どこからやってくるんだ?‥‥俺たちの人生を‥‥例えば‥‥病気で明日死んでしまうような才能のない奴は‥‥何によって決められるんだ?」

「それは‥‥分からないわ‥‥」

「俺さ‥‥考えたんだ‥‥ずっと‥‥ずっと‥‥気が狂うぐらいに‥‥そして‥‥至った‥‥もし才能が‥‥魂とかゆう正体不明の異物に‥‥左右されて‥‥生まれてくるなら‥‥そんなクソッタレな世界はないだろうって‥‥同じ腹から生まれた兄弟が‥‥同じ分の努力をしても‥‥才能の格差が出るような世界なんて‥‥死ねって」

「‥‥だったら、才能以上の努力をすればいいじゃない」

「バカがッ!‥‥才能以上の努力をさせる世界なんて‥‥手の甲から中指だッ!‥‥クソだクソッ!‥‥だから、俺が‥‥お前から“タダ”でもらった【ユニークスキル】を創作する力で‥‥作った‥‥【前世の繋がりを断つ】能力をッ!」

「えッ!?‥‥そんなの‥‥怪獣にはなんの役にも立たないじゃないッ!」

 女神が悲鳴を上げる。

「知るかッ!‥‥怪獣は知らんッ!‥‥俺は‥‥無責任なYouTuberだッ!‥‥動画のネタにすれば‥‥もうどうでもいいッ!」

 闇系が座り込み‥‥いつの間にか魔力が消えて、静止してしまったイズミを見下す。

「魂とか前世とか関係ないさ‥‥その身一つの人間なんてそんなもんだよ‥‥でも、世の中‥‥そうゆう才能のない奴らがたくさんいて‥‥そこそこ楽しく生きてんだって‥‥良かったじゃねえか‥‥それが凡人の見てる世界だよ」

 魔力が尽きて時間の静止したイズミから返事はなかった。

 闇系が「ケッ」と吐き捨てると、エルザが闇系の手を握った。

「‥‥闇系‥‥ありがと‥‥イズミの顔‥‥時間が止まった顔‥‥安心してる‥‥たぶん、解放されたんだと思う‥‥全部から」

 闇系が手を払い除ける。

「触んなよッ!‥‥人間は不潔だ」

 エルザが残念そうに「‥‥そう」と呟く。

「でも‥‥闇系‥‥ぽい‥‥ありがとう」

「フンッ!‥‥いつか、有名Vtuberになってコラボしに来いッ!‥‥コラボで俺のチャンネル登録者数が1万人増えるぐらいになったら‥‥恩返しをもらってやるッ!」

「分かったッ!」

 小動物のようなエルザがテクテクと女神の前に移る。

「女神様‥‥わたし達はもう、戦えません‥‥元の世界に‥‥帰してもらっていいですか?」

 女神が慈愛に満ちた微笑みで答える。

「【人懐こい】エルザ‥‥今の【半霊人】のあなたは【現実世界】には帰れません‥‥【救世主イズミ】と離れ離れになるけど‥‥いいの?」

 エルザが無個性とは思えない‥‥可愛らしい笑顔で返事をする。

「はいッ!‥‥イズミに届くように‥‥毎日、YouTubeに動画を投稿するから‥‥寂しくありません‥‥例え、世界が違っても‥‥わたし達は繋がっている‥‥それがネット社会‥‥でしょ‥‥闇系先輩?」

「まだ‥‥浅いなッ!‥‥ネット社会の怖さの学んでから‥‥出直してこいッ!」

「はいッ!」

 女神が呆れたように首を横に振る。

「はぁ‥‥【人懐こい】エルザと【負けず嫌い】リュカを【初まりの世界】へ‥‥和泉光平を【現実世界】へ帰します‥‥どうして、こうなったのかしら」

 いつまでも、闇系に手を振る【人懐こい】エルザが光の粒子になって消えていく。

 魔力が尽きて、時間が静止したリュカとイズミも消えていく‥‥それぞれの世界に帰っていった。

 クロノスタシス‥‥時計の針が止まって見える場所に、女神と闇系二人だけになる。

「まさか、あなたと二人きりになるなんてね」

 女神が「はぁ」とため息をつく。

「フンッ!元々、ずっと‥‥二人きりだっただろ、正論しか口にできない【集団心理】がッ!」

「はいはい‥‥ねえ、教えて欲しいのだけど‥‥どうして【前世の繋がりを断つ】ユニークスキルなんて作ったの?‥‥反論はなしよ。わたしがあげた力なんだもん‥‥理由ぐらい教えて」

「‥‥どーせ、死ぬなら‥‥前世とか、魂とか‥‥そうゆう煩わしいもん、全部捨てて‥‥チーズが溶けて消えるみたいに‥‥この世から去りたかっただけだ」

「もしかして、自分に使おうとしてたの?‥‥怪獣と戦うとゆう加護者の使命を無視してッ!」

「タダでもらったもんどう使おうが‥‥俺の勝手だろッ!」

 女神が「やれやれ」と頭を抱える。

「でも‥‥あなたらしいわ‥‥納得いかないけど」

「フンッ!」


 クロノスタシス‥‥時計の針が止まって見える場所。闇系と女神。

「どうせ、世界を救う気もないのでしょう‥‥せっかくだし、少し話を聞いてくれないかしら?」

 闇系がその場に座り込んで、こう答える。

「勝手にしろッ!‥‥俺はYouTubeのコメントを確認するッ!」

「はいはい‥‥いいわよ‥‥屁理屈こねられないだけマシよ」

 女神が‥‥ゆっくりと世界の創造と怪獣について‥‥話し始める。



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