新人には優しくしろ!
山猫亭は、宿も完備しており、そのまま、寝込んでしまったフラヴィオとラベラを“めでたい!めでたい!”と同部屋どころか!同じ寝台へ降ろして、
“エヘッエヘ・ヘ・ヘ・へ〰!”
と生暖かい目で高位冒険者達も部屋を後にした。
彼らは、フラヴィオを見かけ通りの子供とお遊びだったが……酒の所為で……心の汚れた読者は、期待したのに……優しくラベラに抱きしめられたまま寝入りやがった!
“Oh no gademu!”
と周囲が叫ぶ状況ながら、アポローン神からの『賜物』: 【特異技能】/『日ノ出』、翌朝、全HP・MP・全状態回復でフル状態の少年、そのモノがそそり勃つ少年の身体であることも影響して、早朝に目が覚め、見た目は兎も角、中身は中年のオッサン、それなりに経験もあり本能のまま、豊満な身体でフラヴィオを包み込むラベラの下着を脱がせ、……描写が稚拙なためカット!
優しい✗✗を実践していた。
予想以上の絶頂感で目が醒めたラベラがフラヴィオが“本気だったんだ!”と抱き締め泣いていたのは、歓び故であった。
桶に沸かせた湯を貯めさせ、ラベラが湯浴みを始め、後から続くフラヴィオが恥ずかしそうに身体が少年になってしまったからであるが豊かな双丘に顔を埋め✗✗され……また始まってしまった。
朝どころか昼近くで恥ずかしそうに部屋を出た2人を見定める程、
““好き者がいなくて助かった〰!””
と、2人して胸を撫で下ろす!?
服装もラベラは、昨日のままとはいかず、白い絹の下着の上に赤い一枚布のTOGAを纏い股下も白い山羊革製パンツを穿いた姿で昨晩の装いと違い冒険者としての格好でフロントへ鍵を預け宿を出た。
兎にも角にも、婚約者となったラベラを引き連れ木賃宿へ昼近くに帰り、大家さんに紹介する。
「あの〰!婚約者のラベラです!」
と照れながらラベラを紹介するフラヴィオを……、
「あんたもいい歳なんだから……頑張りなー!」
某ご先祖様に変身能力を開花させられたが……子供まで成すことは出来ない!
大家さんがフラヴィオの手を取り、我が子の報告のように祝福する。
部屋の奥から出てきた……一年以上作者にも忘れ去られていた大家さんの夫サンドロが酒臭い息ながら目を煌めかせ、
「フラヴィオ〰!結婚おめでとう!」
と、我が事のように喜び、フラヴィオとラベラの異種族婚を誓った2人の肩を抱きしめ祝福した。
現実的に同性婚どころか!異種族婚を認めてくれる社会がまだ形成されていない社会の中で2人を理解出来る大家さん夫婦だった。
窓の端で見守っていた大家さんモーリスの友人の使い魔の烏まで“カァッ〰!”と他人事と思えず鳴いて祝福している。
「じゃっ!兄妹さん達も一緒の家族に登録させなきゃ!」
と、フラヴィオの寝台の上で話に聞いた不憫な兄妹を冒険者として、受け入れようとするラベラの豊かな胸へ飛び込み顔を埋め甘えるフラヴィオが、
「ありがとう〰!やっぱり、ラベラ、大好き〰!!」
――“いくらか幼児退行してないか?”――
と、フラヴィオを心配する大家さん夫婦でもある。
兄妹の世話になっている木賃宿へ両手を繋ぎ歩く姿は、フラヴィオがまだ身長150㎝にも満たない所為もあり、高身長のラベラと異種族同士でも仲の良い姉弟にしか見えない2人が“ぽっ〰!”と頬を赤らめ時折見つめ合いながら、歩くので普段以上に時間をかけて、木賃宿へ着いた。
“フラヴィオに呼ばれた!”と出てきた妹がラベラの豊かな胸を目にして、潔く負けを認めた!
兄は、“これが大人か〰!”と見かけは子供でもフラヴィオが打ち明けてくれた事情通り大人であったフラヴィオには、子供といえど男として、ラベラを婚約者と紹介され、敗北を認めざる得なかった。
この街でも数少ない三階層の石造りの建築物件に入っている冒険者ギルド「メディオラヌム」支部、毎朝出勤していたギルドへ昼過ぎに顔を出すのは、初めてだった。
ギルドの玄関前に着き、
「私がかましてやるよ!」
ラベラが先頭に勢いよくスイングドアを開け放ち!
“カランコロン♪”とカウベルを鳴らすと受付窓口前にサロンで屯する冒険者達へ睨みを効かせる!
ラベラ居なければ、登録前の少年達が先輩冒険者達からの洗礼に遭わされる。
イチャモンを付けそうなカウンター、テーブル席に座る冒険者達も新人をパーティー登録する郷土の英雄、金等級冒険者であるラベラの戯れだろうと文句も付けずに、
“郷土の新人を育てようとする良き先輩になられた!”
と、尊敬の眼差しを向ける。
金等級の実力者であるラベラが間に入り、新人3人を受付窓口の列順もちゃんと並ばせ、先に職員達へ所属ギルドの変更手続きに入っていく!
クロエのみ、受付窓口を覗ける隠し窓から現れた平たい顔の少年をフラヴィオと看破して、
“私こそ、……ダメなフラヴィオを調教して……自分だけのものにしよう!”
“裏で全てを画策していたのに〰!”
“ゴォォォ……!”と野望が崩れいく幻聴を聴き、“昭和か?”と思わせるハンカチを噛んで嗚咽を消し泣き崩れてしまう。
口を出しようもなく、機械仕掛けのギルマスのメンテの為、奥へ消え去った。
フラヴィオも名前を忘れ去られた太陽神「ソール」と口から出た名を出し冒険者登録を完了!!
サンチョが納品予定していた『魔法道具』、【鑑定】装置は、『鑑定眼』なる「技能」の保持者が登用されギルド職員が代わりを務めていた。
ケチなギルマスが発注しておきながら、納品前にイチャモンつけてケリやがった!
ソールと名乗り、個体識別もそもそも、されていなかった元営業フラヴィオは、「ソール」と偽名を名乗り、年齢も見た目の12歳で通った。
そもそも個人の経験に主眼に置かれる鑑定眼で……「拳闘士」と鑑定され、詳細はサンチョスの【鑑定】装置に診てもらった内容の方が正しかった。
年相応の能力と特筆した点もないと……『拳聖』の称号を獲得したのに判らないギルド職員……クズすぎる!
続けて、双子の兄ハンス、妹グレタもラベラのパーティーメンバーとして、登録された。
パーティー名は、仮で“ラベラと愉快な仲間達”と登録。
兄ハンス、銀髪、碧眼、長弓が得意。妹グレタ、赤髪、翠の目の“【妖精眼】の持ち主で二卵性双生児だが兄妹間のみの思考転写能力あり!”も鑑定出来ない!?
使えない奴を営業職以上の高給で雇う冒険者ギルドってダメじゃん!!
思うところを口にしては、怪しすぎる新人なので羊皮紙で手書きされた結果を黙って受け取る。
等級もテンプレ通りに鑑定後に受け取った3人の『認識票』も鉄等級からのスタートとなった。
今や、金銀等級の高位冒険者となった嘗てのフラヴィオが世話した冒険者達が話し合い。
いつの間にか休暇の間にコーチしてくれることになっていた。
「新人には優しくしろ!だもんね!」
が合言葉になっているらしく……嘗て、フラヴィオが新人だった彼等へ心掛けていた言葉が返ってくる不思議な感慨に浸った。
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