オイ!それでいいんかい!?
モテナイ男は、大体、ここでこうしてしまう!
そうそう、ここでそうそう!?
“Labella Crestall”が即座にVIPルームでソファーで座り寛ぐ少年の身体を力強く抱き締め豊満な身体で包み離さない?
「こらっ〰!ラベラ、ハシャギ過ぎだぞ〰!?」
とフラヴィオが冷静にラベラの頭を愛おしそうに撫でる。
“本当に見かけが変わろうと優しいままだなラベラは、……本当に愛おしい!”
と、……フラヴィオ、本気で思うがラベラが【精神感応者】だと気付かず、いつも愛情のみで接していたので……愛が駄々漏れでラベラも出自に偏見なく接してくれるフラヴィオが唯一肉親以上の愛を感じる相手である!
“ま〰た!愛が駄々漏れしている!?”
と、2人を昔から知る同時期に冒険者になった者達、全員が生暖かい目で祝福している?
闇エルフであるラベラが少女の身で奴隷市場へ出される直前、痩せ細り病気勝ちで売りものに成らんと殺処分される人間以下の扱いをされそうになったとき、【闇市場】へ冒険者ギルドからの汚れ仕事の外注を出しに足を踏み入れ、その現場に遭遇。憤怒の形相で奴隷商人を殴り付け、護衛の用心棒でさえ、タマタマを潰され、片目を抉られ耳も引き千切られ、鎖骨、脇の下の肋骨を折られる半殺しの上、他の奴隷から得た情報から“商品に手を出す外道”であること、最低限の衛生管理も出来ない不適格者だと即座に市場の管理者へ告発!
“奴隷商の免許剥奪!”
次々と裏の世界でも不履行の債務が明るみに出て、逆に債務奴隷にも値せず……魂を二束三文で悪魔に売られた!
現場を目撃した若頭デュードだけは、フラヴィオを只の“お人好し”と見ず、根っ子は此方側の人間だと看破していた。
普段は、大人しいが他人が傷付けられるのを見過ごせない!
何故か?いつも過剰暴力を奮うと、その行為のあいだの記憶が欠落していた?
ラベラを捨て置かず養女にして、育てようとしたが先代の木賃宿経営の夫婦が事情を聞き、
“君には、未来がある!”
と養女として引き取り、可愛がり育てていたが発育速度が人間と違い急に体だけ人間で言う大人の女性となってしまう。
年老いた夫婦も子供のように愛情を注ぎ育てていたのに……冒険者に登録して、見る見るうちに等級を上げ出世すると、……老夫婦にもフラヴィオにも何も告げず、木賃宿から……この街を出て行ってしまった!?
故郷に近い南へ向かったのも、
――もう既に地中海南岸、アトランティスに近い300年前に滅びた邑、貧乳ばかりのエルフ族の女達から嫉妬を買いエルフ種族間の戦争で滅んでしまった……訳ではない!断じて、海底火山活動が影響して、海流、潮位の変化の為です!
離れた土地にちゃんと集団移住もしてます!!
元銀の種族からエルフへ転生したクロトン在住の某エルフ談――
“噂に聴く故郷を見てみたい!”
出来れば、記憶もなく離ればなれになった両親の行方、そして、フラヴィオのお嫁さんになる許可を、……部族の承認を得てから!との乙女の願いからだと知る者は……いなかった。
“風の噂に南の都市国家でパーティーに入り大活躍している!”
と、聞かされていたのに……つい最近、
“追放された!”
寂しく呟き、フラヴィオにこれでもかと甘え倒し、
「それでね!それでね!ラベラは何もミスしてなんか……ないんだよ〰!!」
とフラヴィオの胸で泣きじゃくるラベラを抱擁して、
「誰じゃ〰!俺のラベラ泣かしたボケカスはっ〰!?」
見かけの歳に似合わずフラヴィオに某本家の主人公並の兇悪な貌を浮かべさせていた。
南の都市国家の冒険者パーティーへ加入して活躍していたのに何故か?パーティー内の男女間で争いが勃発!
“闇エルフが禍を齎した!”
と謂れのない言いがかりをつけられた。
正確には、その巨……豊乳の所為だろう?
凶悪な身体に反して、未成熟な精神故の天然の鈍感さが嫉妬……誤解を招いた。
実力は一流なのに加入したパーティーの女性陣とラベラにデレデレの男性陣に嫉妬が集まり、軋轢が生まれ……いくつもの将来を待望されたパーティーが解散していった事実をフラヴィオも知らなかった。
街を出てすぐに己の精神を守るために思考転写を封印していたのも原因であろう。
酒をすすめられるままに本心で向き合う2人を面白がり、同席した冒険者達が高い銘柄の葡萄酒を2人の酒杯へ注ぎまくった。
「私をお嫁さんにしてくれるって、約束したよね〰!」
デレ顔で嘘をつく……いつものラベラじゃない!
周囲がざわつくのも、押しのけフラヴィオが啖呵を切る!
「……約束した?わかった、わかった!」
「このやっやっこしい精神年齢と身体になってもバランス合うのもお前だけだ!!」
“うぃっ!”
「今から〰!オレが……ラベラへ真剣交際を……ZZZ♪」
襲いかかる睡魔を押しのけ、落ちかかろうと膝に力を込め、
「結婚前提の……オトモダチになってください!」
ラベラの両手を握り、瞳を見つめて、ほとんどプロポーズをフラヴィオから浴びせてしまう!
身体が子供に戻ってしまった為、アルコールに弱くなってしまったフラヴィオが深く考えもせずに本心のまま、ラベラからの求婚を受け入れるどころか!
ラベラをカチコチの石の如くド緊張させ、頬を紅潮させ“ウン!”と頷くのをフラヴィオも了解ととる。
酔いながらも、相手に恥をかかせまい!と気合いで酔を醒まし、己の本心を述べるとあやふやにしていたラベラへの愛情と真剣に向き合い始めた。
オイ!それでいいんかい!?俺(作者)は、知らんぞ〰!と嘆くハーレムルートを外れていく主人公に愛の手を差し伸べてください!!
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