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第9回「ちょい悪親父・・・トニー・スタークの良いところ」~お題「アイアンマン」~

~お題「アイアンマン」~

「巨大企業の社長兼発明家のトニー・スタークは自身の開発したパワードスーツを装着して、アイアンマンになって悪と戦うのだ!」


 映画「アイアンマン」はこんな感じの話です。

 アイアンマンのファンは海外に限らず、日本にも大勢います。

 理由としては、アイアンマンスーツのデザイン素晴らしさというのも理由として挙げられますが、やっぱりそれ着て戦う人間も素敵な訳です。

 何故アイアンマンは人気なのか・・・というより中身の「トニー・スターク」に何故惹かれるのかという話になりますが。そのトニー・スタークの魅力を考察してみます。

 がまだ漫画の方の「アイアンマン」を読んだ事ないので、映画の方の「アイアンマン」「アベンジャーズ」シリーズの話になりますので悪しからず。


 トニー・スターク(演じるのはロバート・ダウニーJr)はネットでの愛称は「社長」です。超大企業の社長という設定なので、みんなから親しみをこめて「社長!」「社長!」と呼ばれます。

 映画「アイアンマン2」で社長業引退したはずなので、本来は「元社長」と呼ぶべきなんでしょうが、みんなからは「社長」と呼ばれます。


 吹き替えの声優はあの藤原啓治さん(「クレヨンしんちゃん」野原ひろし役で有名)です。やっぱりあの人良い演技しています。

 おっさん役やらせたら最高です。あの声のおかげで社長の魅力も倍増していると思います。

 過去にテレビ朝日の日曜洋画劇場では「池田秀一吹き替えのアイアンマン」が放送された事もあったそうですが(要はシャアの声のアイアンマン)、自分はそれ見たことないので1回是非見てみたいです。


 金持ちで、天才発明家、女にもてるプレイボーイ、行動力もあるヒーローなのですが、性格に多少の問題があります。

 社長には傲慢な所が多々あり、自分こそが正しいと思って行動するので、周囲から疎まれてしまいます。


 一流の発明家であり、大手軍事産業の責任者である社長は「アイアンマン」第1作でアフガンに行った際にテロリストに捕まってしまいました。そして、テロリストに「強力な兵器を作れ!」と脅されます。

でも、彼はガラクタで作った強化スーツでなんとかテロリストのアジトから脱出して生還します。

 それをきっかけに社長はこれまでの自分の生き方を振り返りました。

 そして、その経験を得て、アイアンマンとしての活動を始めます。

 ですが、その事も周囲に相談せずやり始めたので色々問題視されました。


 でも、あの人は性格悪い人間かと言うとそうではない。

 あの人は、あの人なりにみんなの事を思って行動している訳です。

 アイアンマンとして活動し始めたのも、みんなに幸せになって欲しいと思ってこその行動だったのです。


 アイアンマンや他のヒーロー達が共演する「アベンジャーズ」シリーズの第2弾、「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」では彼は人工知能ウルトロンを作ります。

ウルトロンを作れば世界は平和になると思って開発したのですが、ウルトロンが出した答えはアベンジャーズ抹殺と人類の滅亡でした。社長のせいで地球の大ピンチです。

 でも社長としては「仲間を死なせたくない!」と思ってウルトロンを作った訳ですが・・・・

 結果裏目に出てしまいました。


 「キャプテンアメリカ シビル・ウォー」でも仲間を危険な目に合わせたくないと思って、「ソコヴィア協定に調印するべき」と判断したのにやっぱり仲間からの理解が得られませんでした。


 自分もそういう「仲間の為を思ってやった行動が結果裏目に出てしまった」という事は多々経験したので社長には共感を覚えます。


 「ラブライブ!」でも8話まで絢瀬絵里は敵キャラな存在でしたが、あれは彼女なりに廃校問題に立ち向かっていた訳であり、決して嫌なキャラではありませんでした。

 でも、その結果周囲から理解が得られない状況になってしまったのも事実です。

 あの時のエリチカを見ているとアイアンマンを思い出してしまいます。


 エリチカはμ’sという仲間を得て報われた訳ですが、社長は・・・・・。

 「シビルウォー」ではアベンジャーズのメンバーの半数ぐらいから「社長嫌い!」と言われてしまったので・・・

 アベンジャーズのメンバーに社長の思いが理解される日は来るのでしょうかね・・・・・


 「シビルウォー」はすごい作品でした。自分のこれまで見た映画の価値観がひっくり変える映画でした。クライマックスが衝撃的すぎました。

 「アイアンマンVSキャプテンアメリカ」のヒーロー対決をやる訳ですが、「ヒーローVSヒーロー」ではなく、「友情VS友情」の物語でした。

 あれは一概に「社長が悪い!」とか「キャップが悪い!」とか、どっちが悪いとも言えない物語だったので、本当に考えさせられました。


 さてその戦いを得た社長、キャプテンアメリカ、他のアベンジャーズメンバー、あとまだこれから合流予定他のヒーロー達はもう1度世界の為に集結する訳です。

 2018年、2019年公開予定の「アベンジャーズ3」では総勢64人(!?)もキャラクター出るとの噂で凄く注目されています。


「一体どうやって、あの盾をキャップはもう1度手にするのか」

「メンタル弱い社長はスパイダーマン依存症にならないのか」

「レオパルドンは出るのか?(シビルウォーのラストのあれはフラグ?)」

「ガーディアンズオブザギャラクシーのメンバーはどうやって合流するのか」

「アントマンのピム博士と社長の直接対決は実現するのか」

などなど、もう楽しみで仕方がありません。早く見たいですね。


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