4章-14
田舎の夜は長い。うるさく季節を謳歌するアブラゼミも一夜の休息を取る頃、宵っ張りの俺達は、もうひと遊びの前に、風呂に入ることにした。
当然と言えば当然だが、バーベキューをすればそりゃ全員臭くなる。後片付けをした男どもが真っ黒になるのは分かるが、綺麗に着飾った三人も何となくくすんで見えるのは、大いに煙を浴びたせいだろう。
「やっぱり、煙くなってしまったわね」
「うむ、想定はしていたが、こんなになるとはな。この距離でも宇加から焼き肉の香りがするぞ」
「それは、葵さんご自身のでしょ」
「そうか?」
自分の髪を手に取り、鼻にあててクンクンしている。
どうやら本気で自分ではないと思っているらしい。先輩も水分もバーベキューの経験がないから、そこまで煙を浴びるものだと知らなかったようだ。
「ん、薪の香りだ」
「ほうら、そうでしょ。髪だけじゃなくて、服にも染みちゃってるかも」
水分が自分の服を、つっと上に持ち上げて臭いを確認している。いままで隠れていた細い脛が、上がった裾からすっと見える。
これは! これはイイ!
すみません、見てないです、自然に目にはいったんです! 色っぽいと思ったけど。
「それでヨミは、着替えてたのか」
「何で煙たくなるって、言ってくださらないの?」
「あら、言わなかったけ?」
右の口を微かに上げて、何の事かしらととぼけてみせる。イタズラな人だ。おしゃれな服で煙たくなるのを見て見たくなったんだろう。
けど、言われるまで気づかなかった。何か雰囲気が違うなと思ってたけど、自分だけダブっとした七分袖のシャツに着替えていたんだ。ま、男の注意力なんてそんなものだ。
この手のイタズラは、ヨミ先輩は大好きで、時々仕掛けては途中でバレて、先輩に怒られるのだが、今日の先輩は機嫌が良いのか意外な提案をした。
「なら、三人で風呂に入るか」
「お風呂?」
驚いたのはヨミ先輩。飛び上がった声で答える。
「三人で?」
「うむ、それなりの大きさの風呂があるから大丈夫だ。温泉とは行かぬがな」
「いやぁ、その……大きさの問題じゃなくて」
「女同士で何が恥ずかしいのだ」
「女同士ったて、なぁ宇加」
「私は構いませんけど。流石に混浴なら引きますが」
「なぁ、瑞穂」
何? チラチラ俺に助けを求めるなよ。だが、いかにもこういうのに飛びつきそうなヨミ先輩が挙動不審なのは、少々面白いので、俺もちょっとヨミ先輩にイタズラしたくなった。
「いいんじゃないですか。この人数じゃ一人ずつだと時間もかかりますし」
「みぃずほぉ~!」
期待の纜を断ち切られて、泣きそうな顔。うししし、ちょっと日頃の意趣返し。
「ヨミちゃんは、スタイルに自信がないんだよねー」
可愛いいじめっ子も乗っかる。あー、その目、悪いことを考えてる目してる!
「そうなのか、そうは見えんがな」
「んなことない! 入るよ。入ればいいんだろ」
神門と先輩の一言に過敏に反応して、対抗意識を燃やすヨミ先輩。バカだねぇ、負けず嫌いだね、相変わらず。
「楽しんできてね、ヨミちゃん」
怒り泣きに神門を睨むヨミ先輩。器用な顔するなぁ。一緒に遊んで本当に楽しい人だよ、ヨミ先輩って。初めは接点のない腐女子だと思ってたのに、今じゃすっかり遊び友達だ。
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女子三人が風呂に行くと、広々とした居間は、ぽっかりと穴が開いたように静まりかえる。
バーベキューの盛り上がりがプツッと切れて、俺達は久しぶりに訪れた無言の切れ間に戸惑い、その広さに耐えきれず彷徨っていた。
トキトキ聞こえる壁時計の音。
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「しゃべれよ」
目だけ俺を見るが誰も口を開かない。さっきまで大騒ぎしてたのに、何の間だよ?
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神門がスクっと立つと、全員の目線がクイっと上がる。
「何? トイレだよ」
「ああ」
「行ってらっしゃい」
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「……」
「あっ、俺もトイレ」
「嘘つけぇー!」突然声を張り上げる新田原。
「おいちょっと待てやゴルァ! 何で神門は良くて、俺は嘘なんだよ」
「日頃の行いだ! どうしても行くなら俺も着いていくぞ!」
くっそ! 新田原め。
「じゃいいよ、やる気なくなった」
「そらみろ、やる気のなくなるトイレなど聞いたとこ無いわ」
「引っ込んだんだよ! うだうだ言われたストレスで出るモノも出なくなった」
「全く油断も隙きもない」
「うっせー、お前だって」
「俺はお前とは違うわ。天地神明に誓ってやましい事などない」
「やましいって言ってる段階で、他意があるってバレバレだってーの。だいたい先輩の前じゃ別人のくせして」
「当たり前だ、葵様のために俺は、うお!!!」
「なんだ!」
「大江戸が居ないぞ!」
「何!? 野郎、抜け駆けしやがったなっ」
「おのれ大江戸!!!」
新田原と競り合うように、男子部屋に駆け込む。居た! 居やがった!
「この野郎! 何、間、縫って抜け出してんだ!」
「貴様!」
「静かにしろ! こちらから聞こえるということは、あちらからも聞こえるんだぞ」
はっ! その通りだ! 素晴らしく的確な指摘にピタリと口を閉じる俺達。
この別荘の浴室は別棟にあり、俺達の部屋は調度その裏手にある。といっても、窓など無いので影すら見えないのだが、僅かに音が漏れ聞こえてくるのだ。
バーベキューを終えて男女のそれぞれの部屋に戻った時に、風呂の音が漏れるのを俺達は聞いていた。その真の価値を俺だけじゃなく、全員が気づいていた訳だ。
小声に切り替えて大江戸に言う。
「お前、あざといな」
「お前らだって」
「ムッつりめ」
「ちょっと待て、誰が興味がないと言った。話題にならなかったから言わなかっただけだ。自慢じゃないが俺は欲望に素直な方だ」
「知ってる。金の亡者だからな」
「失敬だな、じゃお前は金が嫌いか」
「いや、好きだ」
「だろう。なら、瑞穂はムッつり守銭奴だろ」
「気きづてならんなぁ。拝金主義と守銭奴は意味が違うだろ。守銭奴はもっと相手を貶めるっていうか」
「うるさい、聞こえんだろ。瑞穂、大江戸!」
普段なら従わない新田原の言葉に素直に従い、それぞれ何事もなかった体で壁に寄りかかり、「わたくし休んでいるだけですが何か」という風を装う。しかし、耳は地獄に繋がっている。こんなポーズなんて今さらだけど。
音が聞こえてくる……
風呂らしい、カコーンのエコー音とともに小さく会話が。
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「広いなぁ。家の風呂じゃないぜ、これ」
「別荘だからな。ここに住んでいたらこうは出来んだろ」
「葵さん、ここに男の子を呼んだのは、初めてじゃない?」
「ああ、我儘を言った。高校の思い出にといったら、父上も折れたよ。もっとも、松平も赤母衣氏も居るから我々だけではないしな」
「赤母衣さん、あんなに大きいのに全然見かけないんだけと、ちゃんと警備してんの?」
「私も分からないけど、赤母衣には2,3度助けてもらったことがあるわ。邪魔にならないように警備をするのは流石はプロよ」
「へぇ~、危ない目とか合うんだ。お父さんが偉いと大変だねぇ~」
「ううん、ナンパよ」
「なんだナンパか~、そりゃナンパしたやつも災難だったな。ま、オレには縁がないけどね~」
「おい、ヨミ! 浴槽にタオルを入れるな」
「えっ、だって」
「おい、湯船に浸かっているらしいぞ」
「だな」
新田原がびったり壁に耳を立てている。それがイラつくので軽く蹴ってやる。新田原も足を伸ばして俺を蹴る。にゃろ! 蹴り返してきやがって。軽い蹴り合いだ。
「しーっ! うるさい!」
大江戸! お前に言われたくないわ! だが聞こえないのはその通りなので、にらみ合いに切り替えて耳をそばだてる。
「宇加、タオルを取れ」
「やめーろーーー」
ばしゃばしゃと湯が撥ねる音がする。
「おい、なんか楽しそうだぞ」
「だな」
にらみ合いながら意気投合してるって、俺達はバカか? 否! 男なら分かるだろう。今は全ての敵と手を結べる瞬間だと。
「それっ!」
「あーん」
ヨミ先輩の色っぽい声が、やわらかいエコーを帯びて夜に響く。
「おお」
「おおお」
「おおおお」
男どもの歓声が和室に響く。
「あら、随分とまぁ大きいですわね」
「あはは、立派なものだ、これは」
キター。これ、おっぱいだ、おっぱいの話だよ!
立派? そーうだろ。ヨミ先輩てば、ボーイッシュなのに類まれな乳の持ち主だし、話題にならないはずがないって。
横にいる二人の御仁も同じ妄想しているだろう、もんもんとした表情を浮かべていらっしゃる。しょうがないなぁ、はぁはぁ、男って奴は。はぁはぁ。
「これは、男子には見せれんな」
「もう。どうしたら、そんなになちゃうのかしら」
「うぅっ」
ヨミ先輩の鳴き声。うーん、女っぽい。
「しかし育ったものだな」
「負けず嫌いだからさ……つい食べ過ぎちゃって」
「なんだって瑞穂、聞こえなかった」
新田原が聞く。
「ヨミ先輩は、食べた分が胸につくって話らしい」
「なるほど。納得だな」
「まあ、その食べた分が全部ここにあるわけだな」
「それでこのスタイルですものね、羨ましいわ」
「全くだ、私は太りやすいから、いつも食事は気にしているのだが」
「あら、そういう葵さんだって結構」
「やめろ、宇加! じろじろ見るな! 女同士とはいえ恥ずかしいだろ」
「ねえ、ヨミさん。ちょっと興味があるのだけれど、触らせてくれないかしら」
ぶはっ! 水分ってば大胆。なんかちちくりあってらしい。羨ましい! いやけしからん!
「えっ、やだよ」
「自分にないモノだから、興味があるのよ」
「水分が暴走しているぞ、大江戸。奴は乳神に見放されているからな、どうやら巨乳の二人にキレたらしい」
「何が乳神だ。女性の胸は、でかけりゃいいというものではない」
「大江戸! 貴様は葵様のお、お、お体を侮辱する気か。しかもよりにもよって、お、お、お、お胸を」
「素直におっぱいと言え! 大体、なんで先輩への侮辱になる。寧ろ水分に対する侮辱だ」
「水分に対する侮辱だと言うなら、大江戸だって水分のことぺたんこだって認めてることになるだろ」
「確かに水分の胸はない。全くない。だがそれがむしろ潔くて俺は好きだ」
「お前、やっぱり水分のこと好きだろ。小学生並みの胸すら愛おしいなんて、そうとしか考えられない」
「俺は、おっぱいの事だけ考えている瑞穂とは違う!」
「ああそうだよ、俺は素直に認めるもんね。好きだよ、おっぱい。だーい好き。I love おっぱい。でも、おっぱい以外の事も考えてるもんねー」
「ウソつけ、球技大会の時、益込先輩の体操着を凝視してたろ」
「見るだろ。え? 逆に聞きたい。見ないわけ? ヨミ先輩は正真正銘の巨乳だもん。あのサイズだぜ。目がいかない方がおかしいだろ。平然としてたらゲイだってゲイ。そして俺はヨミ先輩のおっぱいを見ながら、球技大会の運営を考え続けていたもんねー」
「それで、水分をお姫様だっこか!」
「なにそれ、恨んでんの? だったらお前がちゃんと気配りしてやれよ。同じ委員長だろ」
「そんな暇、なかったわ!」
「大体、俺が本当におっぱいのことしか考えてなかったら、いまごろヨミ先輩のねーちゃんに籠絡されてるってーの」
「なんだそれは」
「ヨミ先輩のねーちゃんは、もっとスゲーんだよ。振り向くと制服越しに胸がぽよんって動くんだぜ」
「本当か、そんなマンガみたいなことがあるのか」
「あるんだよ。腕をむぎゅーってやると制服のボタンが弾け飛びそうだもん」
新田原がハァハァ言ってる。大丈夫かコイツは。いま先輩方が入ってきたら変態のそしりは免れんぞ。
「おい新田原、鼻血だけは出すなよ。危ないと思ったら壁から離れろ」
「うるさいわ、大江戸の分際で! お前は何かと俺を下に見るだろうが……」
「うるせーって、お前らと話してるせいで、大事なところ聞き漏らしてんだぞ、静かにしろよ」
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「……そんなの、自分か葵先輩の触れよ」
「見てのとおり私はないもの」
「宇加、私が押さえててやる。今のうちに触るんだ」
先輩のイタズラな声が聞こえてくる。実にめずらしい~。
「やめろーーー」
「まぁ、葵さん、ありがとう」
「礼には及ばん」
「はなせーーー」
じゃばじゃばと、三人が浴槽で暴れる音がする。これは裸の女三人が組んずほぐれず戯れる音。想像するともうたまらんシチュエーションだ。
「柔らかいわ」
「いーやーめーーー」
「もっと堅いのかと思ったのに」
ヨミ先輩の黄色い響く声が、もう壁沿いに居なくてもはっきり聞こえてくるほどだ。
「いつまでも触るな! 葵先輩は揉むな!」
「うむ、丸っとしてつい撫でたくなるな」
「アンタも出てるだろ、腹!」
「でも、こんなお腹じゃ見せたくないのもうなずけるわね」
「だから、隠してたのに~」
「まん丸だものな。それで太らんのが不思議だ」
えっ、えっ! 腹の話? 三人で間抜け面を見合わせる。
「俺、耳、どうかしちゃったかな、今、腹って」
「……いや、確かに腹と。ヨミ先輩の食べ過ぎの腹の事らしいな」
「……ああ」
「確かに大分、調子に乗って食ってると思ったが」
「あのさ、俺。急に萎えてきたんだけど」
「ミートゥー」
「右に同じ」
急速に興味を失った二人が部屋の真ん中にごろんと横になる。
なんだよ~。そんな期待を持たせてさ。裸の三人がと思えば興奮もあるけど、食い過ぎの腹でしょ。
そんなん、風呂場で話してんなよって。
失意に脱力して壁にもたれていたが、壁際にいた俺には、まだ話し声が聞こえていた。
「余すつもりで用意したんですよ、なのにヨミさんが予想外に食べるものだから」
「用意した宇加が言うなよ、あったら食べるだろフツー」
「それは、私のせいじゃないわ。自業自得です。でも、こんなにお腹って膨らむものなのね。びっくりしちゃった」
「瑞穂達と同じペースで食べ過ぎた、さすがに」
「お前は何と競いあっているのだ」
「男には負けられない」
「だからって、男勝りなのとは違うでしょう。そんなに女の子っぽい魅力的なスタイルなのに、わたしは嫉妬しちゃうわ」
「えー、二人とも羨ましいって。宇加は凄い細くて、モデルみたいじゃん。太ももに隙間でちゃうんだもん。葵先輩だって」
「そう! 葵さんなんて足も長いからバランスが凄くいいもの」
「脚は宇加のほうが長いだろ。こうやって並んで座ってみろ。ほら、宇加が身長の割に小さい」
「そうかしら。それよりここから見ると、ヨミさんの胸が一段と。ヨミさん着痩せるんですね」
「着痩せというか、大きすぎて邪魔だから、小さく見せるブラしてるし。重くて肩も凝るし」
「大きすぎるって、なんか嫌み」
「どうしたのだ? 宇加? 思い詰めた顔をして」
「ちょっと触らせてくださいな」
「え、触るの?」
「ええ、どのくらいの重さなのか確かめたくて」
「いや、そういうのは葵先輩がいいんじゃないかな」
「だめよ。だってヨミさんの方が圧倒的に大きいんですもの」
「うむ、私もちょっとよいか」
「やめろ、自分の触れよ。うわっ、そういってオレの腹も触るな」
「うわぁ、重たい。でもちょっと冷たくて気持ちいいかも」
「やめろ、やめてー、やんっ! 二人とも、ちょっとーーー」
ダメです。もうギンギンです。大興奮です。辛抱たまりません。
俺が口笛を吹いて、さりげなく下半身を押さえつつ、そっと壁から離れて立ち上がったところ。
「おい、瑞穂どこに行く気だ」
「いやちょっと、あっちまで」
「あっち? あっちってどっちだ」
「あっちって、その……トイレ。トイレに。さっき行きそこねたからさ」
「まさか覗きに行こう、なんて考えてないだろうな」
「そんなこと……ないぜよ」
「瑞穂! 冗談はよせ」
「なぁ、大江戸、そして新田原よ。俺達は目的に心を一つにする仲間じゃないか。そして思う所は一つだと思う。ここで行かずになにが男だ! 青春だ! 据え膳食わぬは男の恥じ。お前らだって興味がないとは言わせないぞ」
「血迷ったか! 据え膳などどこにもない! それは男を超えて既に犯罪者だ!」
「瑞穂! 葵様のは、す、は、すっ」
「裸と言え! 素直に! お前、言葉でも言えないやつは何事も成せないぞ」
「その事を成したら、お前には違う人生が待っている! いいのか!」
「大江戸、こっそり行けば犯罪だが、堂々と行けばうっかりで済むかもしれない」
「あるかっ!!!」
「まてまて、冷静になろうじゃないかと新田原、大江戸」
「冷静になるのはお前だ!」
「しょうがない。口で言ってもわからんようなら、拳で勝負を決めようじゃないか。表に出ろ! この部屋の裏手で勝負だ!」
「貴様、この期に及んで世迷い言を! その根性、叩き直してくれる」
「そういうお前、行く気満々だろ! 責任を俺になすりつけて御相伴にあずかるつもりだな」
「うらーーー!」
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「なんか外が騒がしいわね」
「ああ、おおかた男子連中が騒いでおるのだろう。おーい、瑞穂どうしたー! 随分騒がしいな」
先輩の大声が湯屋を超えて飛んでくる。
「えっ、ここって男子部屋から近いの?」
「湯屋の裏側が男子の部屋だが」
「まじっ」
「でも、赤母衣が警備してますから、仮に覗きなんかしようものなら、柔道五段の腕前で投げ飛ばされますよ」
「それにあの四人だ。他の男子ならいざ知らず、よもや覗くなど姑息な真似はしまい」
「そうですよね」
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「……居間に戻ろうか」
「……ああ、そうだな。今日の株価も確認したいしな」
「俺も、ちょうど居間からライトアップされた庭園を見たいと思っていたところだ」
男性は生物として女性より打たれ弱いそうだ。なんでもちょっとしたストレスで心がポキッと折れて自殺とかしちゃうらしい。
何をやってるんだ。俺達は。