ブリッコはお前だよ!!
ある事情により、じゃないねっ!名前は出さないよー!!
みんな、久しぶりぃ~!!覚えてる?私のこと。そしてぇ~、また聞いてもらおうかなっ私の悪口♪
じゃ、地獄へいってらっしゃぁ~い!!
~六月下旬~
「でね、でねっ!!」
私は、楽しく部活動を行っていた。でも、ある日の出来事で一変するのだった。
「ねぇ~、先輩。先輩が嫌ってるブリッコ以外にブリッコ、いますよ?」
1人の女の子が言った。すると、2人の先輩たちが耳を傾けた。
「誰?」
「えぇ~!?だれだれぇ~??」
「それは…、」
1人の女の子は2人の先輩に耳打ちをした。つもりなんだろう。周りにはバレバレ。丸ぎ声。もちろん、私の耳にも入ってきた。そのブリッコとはまさかの、私だった。
『あいつです、あいつ』
なんて言葉が聞こえてきた。…ぷぷっ。思わず笑っちゃった!だって、本人に丸ぎ声の陰口なんて意味ないじゃん?なのに、あの子は聞こえてないと思ってるって…。これは笑うしかないでしょう?私は、さっそく友達に言ってみた。
「ねぇ、あの子私のことブリッコだと思ってるんだって!!ありえなくない?ww」
「あ、それ私も聞こえた!丸ぎ声だよね~ww」
「ってか、私のことブリッコとかあの子の目大丈夫かなぁ~?wwあっ、このまえねっ『最近あんた調子に乗ってるよね』とか言われちゃったんだよね~ww私的には、あんたの方が調子に乗ってない?って思ってるの!それに、私に調子に乗ってるとか言う権利ないし?」
「あ、それ分かる~!!というかさ、あの子って『陰口とかきらいなんだよね。面と向かって言ってくれないかな~?』とか言ってたのに、自分は陰口を言ってるとか矛盾してない?他人はだめだけど、自分はいい、ってな感じ?」
「うんうん!!納得!」
…というか、私達の方が陰口言ってるし…。
「あ、いや、私はぁ~嫌いなわけではないんですけどぉ~、あの子の中ブリッコですよ~?」
なんてのが、また聞こえた。言いたい放題言いやがって!!つーか、『嫌いなわけじゃない』って、嫌いじゃなかったら陰口言うなよっ!!って話。隠してるみたいですけど?バレバレですよ?的なっ!!ww
「はあ~あ、卑怯だよねー、あの子」
「うんうん!!同感ー!!」
私はわざと大きな声で言った。あの子は見開いてる。…私的には、お前の方がブリッコだよ、キモイ。先輩を味方にするとか…ww
ホント、お子ちゃまだなぁ~。今は向こうが言ってこないから押えてるけど、言ってきたら容赦なく言ってやろっ♪