6' 先輩 Day2
「おはよう」
「おはー。で、どうなったの?」
「迷ったけど、付き合うことにしたよ」
「ほんとは?」
「ほんとって何?付き合い始めたよ?」
「本当に迷ったのかなぁー?」
「・・・嘘です。高馬君に告白された時点で付き合う気でした」
「みんなー!」
「やめて!」
「冗談だよ。とりあえず彼氏の写真、見せて見せて」
「うん」
「これが彼氏さん?うーんイケメンじゃないけど、優しそうだね」
「イケメンじゃない?今イケメンじゃないって言った!?」
「え?」
「このイケメンさがわかんないの?スタイルの良さとか目とか口とか耳とか全部完璧なバランスの上に成り立っている顔なのになんでわかんないの?」
「えぇ・・・」
「ほら、足の長さとか胸襟とかもう、見てるだけで腰が砕けそう」
「・・・」
「ん、んんっ。まぁとにかく私の彼氏が1番かっこいいから」
「・・・ま、まぁいいや。次はいつ会うの?」
「うーん、バイトが被るのは来週の月曜日だね」
「バイトが被るとか何言ってるの?デートに誘いなよ。君が年上でしょ?」
「そ、そうだけどあんまりグイグイ行くと気持ち悪がられちゃうって」
「わかってないねー。男ってのは押されると弱いのよ。明日水族館にでも誘って魚見ながらチューして、そのままホテル行けばいいじゃん」
「そんな、ま、まだ早いよ!」
「だとしても、デートくらいは誘っておけばいいんじゃない?セックスはしないにしても遊びに行っておかないと、もしかしたら興味が尽きちゃうかもしれないよ」
「・・・」
「か、仮定の話だから!そんな絶望した顔しないで!とりあえず、今週末誘ってみたら?」
「う、うん。そうだね。動いてみるよ」
「ん?ケータイ鳴ったくね?」
「私だ・・・えーっと・・・」
「顔が緩んでるよ。高馬君だね」
「・・・」
「逃げるな!みんな!追って!捕まえて!」




