4-11:それぞれの状況(シュタイムブルグ)
戦場が分散していて並列で進行しております。
(全く隙が無いわね。どうする。)
人数さえ減らせればなんとか脱出はできる。うまく運べば全員ここからいなくなる。
そう考えてはいたが、残った一人が厄介過ぎる。
ユリアーネは今、目の前にいるどこかの姫君としか思えない相手を油断なく見つめ、だが全く動けなくなっていた。
音に聞こえるフィルメリアの騎士団長も、王国の至宝と言われる最高の魔法使いも外に向かった今、このタイミングこそがチャンスのはずだが。
「ユリアーネ、どうしたの?アレを動かしたのに僕たちは行かないの?」
後ろから少年、ファウストに問われ、穏やかな挙措のままその内心は徐々に苛立ちはじめ。
「そうね。あちらの方が逃がしてくれればよいのですが。」
そう言いつつ、少しずつ位置をずらして様子を見て。
「ユリアーネさん、と申しますのね。本名かは存じませんがこれからはそうお呼びしますわ。」
名を呼ばれ、更に苛立ちが募る。
本名というわけではないが、それでもその名で色々と活動をしている。最終的に足はつかないだろうが、そこからある程度は活動を妨害される可能性もある。
「ええ。まだ名乗っておりませんでしたね。ところであなたはセラフィーナ様、でよろしいかしら?
セティス様にもそう呼ばれていましたし。よろしければどちらの姫君か、お教えいただけないかしら?」
これだけ警戒されていて教えてくれるとは思えないが、とりあえず探りを入れてみる。
結果的にその探りをしたことで更に窮地に、いやチェックメイトまで追い込まれるなどと、聞いた時点では想像もしなかったが。
「わたくしも名乗っておりませんでしたわね。ええ、その通りですが、あなたのような方に問われたのであれば、セラフィーナと名乗るよりは。」
ドレスのスカートを摘まみ、カーテシーで、優雅に。
「<災厄の魔女>と申した方が、お分かりかと。」
その名を名乗る。ユリアーネの中にあるシェルン同様付け足された処置。ソレの構成。それらの解析を終えて、ユリアーネという存在を理解して。
(は?)
一瞬、怪訝な顔をして。それから若干、呆れたように。
「さすがにその名は少し大げさでは?
まさか1500年以上も前の魔女が、現世に蘇って世界を破滅させようとでもいうのですか?」
当然の反応、といえばその通りだが。
自身が相対する相手が、歴史にある恐怖の魔女。単騎で世界を破滅させかけたような、そんなバケモノだなどと、常識的に信じられるはずもなく。
信じられるはずも、なかったが。
部屋の中の空気が、突如変わり。
世界が一変する。それはまるで、神か悪魔の降臨。
(ひっ!?)
突如全身に信じられない程の重圧と、震えが止まらぬほどの圧倒的な恐怖に見舞われて。
抵抗も出来ず地に平伏し、一切の動きを封じられる。
目の前に佇む姫君は優雅な挙措のまま。
その身に金色の透き通った光を纏い、部屋は同色の粒子が舞い散り、輝いて。
すさまじい魔力の奔流が部屋を満たし、渦巻き。
「な、なにごとだ。ま、まさか貴女は。貴女様は。」
解呪されしばらく放心していた皇帝ブルクトが、その重圧に自我を取り戻して。だが皇帝としての威厳を保つこともできず、ただただ平伏す。
だが、この皇帝はその輝きを知識として知っていた。それを見て、今目の前に居るものが何者なのかも理解した。
災厄の魔女という悪名ではなく、クリスティアラの王女という真実でもなく、ただひとつの歴史として。
この国。長く歴史を持つシュタイムブルグにあって、かつて多くの民を救った神の如き存在があったと知っている。
ここに飛んだ直後シェルンと話をした通り、セラフィーナとシェルンはここを、この場所を知っている。
自分たちがかつて訪れた時からは当然人々は変わってはいるが、王宮もそのまま。国としては存続していて。
本人たちは覚えていないが、おおよそ800年以上も前にここに来た時、彼女はこの国の民を救っている。
まだ戦争の火種を消すという具体的な目標を持たず、困っている人々をただ助けまわる日々を過ごしていた頃。
その時代も豊かさゆえに侵略を受け苦しんでいた人々に、身を護る術を教えて、力を得ても侵略することは慎むよう諭し、安寧を護ることこそが大切と伝えおいた過去がある。
つまりシュタイムブルグはセラフィーナが遥か昔にこの国の人々に伝えたことを護り、その武力を今まで侵略には使ってこなかったのである。
その時の具体的な事は多くが失伝されているが。
分かりやすく伝えやすい特徴。透き通った金色の力を持つものが、国難を救ってくれた。という歴史は、この国にはしっかりと受け継がれていた。
「貴方様は、我が国を救われた、あの伝説の・・・。」
「ひ、ひぃぃ。」
ユリアーネの後ろで、ファウストはただただその重圧に耐え、恐怖に震えていた。
まだ若い、年齢以上に幼いと言ってもいい彼の精神は、この状況において天才的な頭脳は動かず、かつて廃墟で恐ろしい魔獣に遭遇した時のように、ただ時が過ぎるのを待つ。
友人を作らず、一人で様々な場所に行き、遊び、色々な自分しかできないことを見つけて立派になったと思った。
そこに他人とのコミュニケーションは存在せず、人として本来あるべき精神の成長もなく。
彼の幼い心はただただ恐怖に竦み、目を閉じ体を縮めて、現実から逃げる以外にとれる行動は無く。
そして不用意な一言でこの状況を創り出した張本人。
ユリアーネは重圧の中にあり、何とか状況を打開できないかと恐怖を堪え魔法を行使していたが。
(そんな!?どの術式も起動した瞬間に破壊されている?
こんなことが、あるわけが。)
隠蔽魔法、幻覚魔法、閃光魔法といった相手の目から逃れる魔法を行使し、起動する瞬間術式が破壊され。
逃れる魔法がだめならと攻撃魔法を向けようとしたが、それも悉くが破壊されて。
今まで魔法を防御されたことはあっても、発動しようとした瞬間に術式そのものが破壊されるなど経験が無い。
手持ちの魔法で今この状況を打開できる可能性があるものを使っても、何もできない。
想定外すぎる状況において、ユリアーネは持てる有用な手札、そのほぼ全てを使い尽くして為す術がなく。
「し、しかた、ないわね。」
平伏したまま、何とか顔だけセラフィーナに向け。
さすがに温和な雰囲気は取り繕えず、目の前の相手に対し憎悪とも恐怖ともとれる表情を向け。
(ファウストはダメね。こっちを見てない。
使いたくはないけれどこうなれば。)
「わるいけど、あなたの想い通りには、させないわ。」
完全に制圧されたことを悟り。
自身に施した最終兵器を使おうと。
「自爆などが許されるとお思いですか。」
涼やかな声で。全てを見透かすように。
(うそ・・・?なんでっ!?)
疑問に思ったその瞬間、自身の内にある、起動したわけでもない自爆魔法。少なくとも半径100メートルほどの範囲に破壊をもたらす、無差別攻撃の術式。
ユリアーネの脳内で、それの存在が破壊される。
(そんな、起動もしてないのに!?)
術式を起動した瞬間破壊されるのであれば、起動した瞬間効果を発揮する自爆であればと考えたが。
まさか起動すらしていない、自分が使えるというだけの魔法が、保持しているだけの術式が破壊されるなど。
(あ、ありえない!この女、私の中がみえるの!?私が持っている魔法が、術式がみえるというのっ!?)
あらゆる手段を封じられ、死に逃げる。自分が死んだと思わせて状況を打開することすらできなくなったユリアーネは、あまりの力にようやく思い至る。
(この女。まさか本当に、災厄の・・・)
その女はユリアーネを見つめ。そこに微笑みは戻らず。
「今まで共にあったこの国の方々も。ましてや皇帝陛下とそちらの少年、あなたが今まで重用していたものでさえも巻き添えにして自爆する。
わたくしの前でそのような真似はさせませんわ。」
セラフィーナが最も嫌うタイプの人間。人を利用するだけ利用し、価値がなくなれば。自身が逃れる為ならば。即処分する。命を奪う。
そのような相手に、一切の容赦はなく。
ユリアーネはすべての手段を封じられ、何もできず。
「く、くそがっ、きさまぁ!」
とうとう言葉までも取り繕えなくなり、本性も垣間見えるその姿に、その言葉に。
「表面上で取り繕われても、本質はやはりあの方と同じですわね。あなたも様々な邪法の術式をお持ちのようですが。
人として看過できるものがありませんわね。」
そんな言葉と共に、ユリアーネが内に持つ術式。
その全てが同時に破壊されて。脳内から消し飛んで。
普通とは違うはずの、アレさえも破壊され。
「ば・・・か・・・・な」
そして、告げる。ユリアーネの中にあった、付け足されたその構成を。普通とは違うその術式を破壊して。
普通の魔法とは違う形でつながっていたそれを絶って。
「あなたがどのような存在でも。いえ、違いますわね。あなたがたとえ何人いようとも、今ここにいるあなたが為した罪は、あなた自身が償うべきもの。
あなたは人として、フィルメリアに裁かれなさい。」
(そ、そこまで!?どうしてっ!?)
自分に並列存在があることなど、決して分からない。
そういう存在のはずなのに。
なぜか、それまで見抜かれている。
「きさま、は。」
「信じるかはあなた次第ですが<災厄の魔女>と申しましたわ。あなたにとってのわたくしは、ただそれだけです。」
セラフィーナからその言葉を聞いた直後、ユリアーネの意識は闇に落ち、その存在は停止する。
セラフィーナが解析した、ユリアーネの中に付け足されたような構成。人とは違う構成。その解析結果は。
想定していた、シェルンのように上位のものに指示を受けて起動する、そんな兵器のような存在とは違い、複数の存在に対する並列化。
ユリアーネと同じ構成を持つ者同士が、同一の情報を持ち行動する。それがたとえ別人であれ、同一であれ。
その構成はセラフィーナが空間転移を編んでいたからこそ追いきれた。解析できた。
空間転移は世界に祈り、願い、その場へ自身の座標を入れ替える魔法。ただその移動は自身が触れていない場所ですら移動できてしまう。ならばどこを通るか。
それはセラフィーナ自身の世界とは別の世界。虚数空間とも呼べる、存在しないはずの世界の裏側を通っている。
空間転移の術式は世界の裏側と繋がっている。アセリア姫に見せた時、可視化しても見えなかった部分である。
そしてユリアーネの構成は、普通には追えなかった。
それはまさにセラフィーナの空間転移と同じ、虚数空間で繋がっていたがため。
そのような術式を編める存在などそれこそセラフィーナしかいないはずだが。
確保したユリアーネからどれだけの情報を引き出せるかは分からないが、世界の裏側が分かるものの存在。
今この瞬間、セラフィーナはその存在を把握した。
―― シュタイムブルグ城中央庭園。
巨大キノコみたいな魔法兵器が潰れ、平べったいままぐずぐずと動き別の形になろうとする中。
セティスはそれを見つめ、視て、魔核を探す。
動ける兵たちは近づいてこないが、魔法兵器の近くで倒れている兵がまだ無事なら、悠長にはしていられない。
視て分からないのであれば、動く!
セティスはまだ変形途中の魔法兵器へ斬撃を繰り出し、内にあるであろう魔核を探す。斬ろうとする。
「ビュギャギイ!」
耳障りな奇声を上げて、斬撃を受けてもすぐに再生しながら、魔法兵器は変形を完了する。
「くっ。こいつは。」
変形を完了したソレの形状。やはり魔法兵器が人に対し圧倒的なアドバンテージを持つための形状。
セティスが以前倒したモノ、コマンダー二号という名は知らないが、それを倒した時の形状と同等の鳥型。
ただ、サイズが違う。以前倒した鳥型は、鳥としては十分以上に大きいが、人が変形したサイズだった。
だがこの巨大キノコが変形したそれは、翼長10メートルはあろうかという、巨大な鳥。
この世界には無いが、まるで飛行機のようなそれは巨体にもかかわらずその場から上空へと飛び立ち。
空に舞うものと戦うことなど想定できないこの時代、兵たちは皆その姿に絶望する。
いくら先ほどまで戦っていた女騎士が強かろうと、空を舞う相手が敵だなどと、笑えない冗談でしかない。
兵たちにとってはそれが当然の反応で。
世の中に、飛べる人などいないはずで。
「あ、あの騎士は、なんなんだ?」
「うそだろ。あんな。」
自分達を、仲間を悉くなぎ倒した巨大な魔獣が空を舞う巨大な鳥となった絶望は。
「貴様の好きにはさせん。必ず落とす。」
魔核を見つけられない中でも、冷静に。見極める為に。
高速で宙を舞い、巨大な鳥へと肉薄するセティスに。
絶望が希望に代わった兵たちは、名も知らぬ騎士を、その姿を目に焼き付け。彼女に指示された指揮官はその言葉を思い出し、周囲を見て。
「あの方が戦っておられる間に!我々は全力で倒れている者の救出だ!動ける者は手伝え!いそげっ!」
仲間を、命を。救えるのであれば何としても。
兵たちのその行動は、彼らに更なる奇跡を見せる。
―― 中央庭園から少しだけ離れた場所で。
「皆様、これで大丈夫ですわね。」
「あ、ありがとうございます。貴女はまさに救世の女神様。
この御恩は必ず、命に代えましても。」
「それはいけませんわ。命は大切になさってくださいね。わたくしはできる範囲でお力添えしただけです。」
多くの兵を癒し、集まった兵はまとめて。ハイ・ヒーリングで命にかかわりそうな深手の兵をも癒し、多くの兵たちになんだか女神扱いされているアセリア姫だが。
彼女が癒した兵たちは今一か所に集まり、それぞれの無事と状況の確認、これからの行動について検討している。
その中で。
「それよりも。あなたとあなた、少しよろしいですか?」
兵の中でもそれなりに豪華、というか勲章のようなものを付けた服を着た二人の男に、姫が声をかける。
「は、我々に、何か?」
今まで自軍の兵を癒してくれた、知らないお姫様に呼ばれてとりあえず前に出るその二人に。
「皆様、できれば落ち着いて見ていてくださいね。」
そう言って、部屋を出る前にセラフィーナに託された術式を起動する。
「これは、なかなか。重い術式ですわ。」
セラフィーナはノーモーションで瞬時に起動していたが、アセリア姫をもってしてもこの術式は重かった。
人の精神を支配する邪法を、人の精神を傷つけないよう護り、その繋がりを断ち切ってから破壊する破魔の魔法。
セラ様謹製の為名前がついてないのもあり、アセリア姫はその制御に意識を集中し、慎重に術式に魔力を通して。
無事起動させて。
「む?」「なに?」
二人の男が自身に何かされたと悟り、そして。
ピシッ!と、二人の周囲で何かが壊れた気配がして。
「あ、俺は。」「私は、いったい今までなにを。」
二人が一度呆けるような顔となり、数秒経ってそれぞれそれぞれ気が付いたような言葉を放ち。
「よかった。無事解呪できたようですわ。お二人とも、今までの記憶はございますか?」
優しい笑顔で問う姫君。二人の男、シュタイムブルグ軍の中でも上位の、大佐の任を負う二人はその言葉に気付き。
「そうか!あの時の女。俺に妙な術を施して。」
一人が気づき、思い出し。周りの兵たちに何が起きていたのかを説明し始めて。
「私が操られていたなど、今考えても信じられないが。だがはっきりわかる。今までの私はおかしかった。」
もう一人は少し悔しそうな表情となり。
「あなたのお陰で救われた。あのままでは兵を望まない死地に送る所だった。礼を言う。」
深々と姫に頭を下げて。
「私はシュタイムブルグ皇国、自衛軍大佐。リードリヒ・ランドラストと申します。
願わくば救世の姫君たる御名を頂戴したく。」
名乗り、最敬礼でアセリア姫に問う。なんか救世の姫君なんて言われて少しくすぐったいが。
「ご丁寧にありがとうございます。
わたくしはフィルメリア王国第一王女。アセリア・エル・フィルメリアと申します。」
姫の名乗りに、おお!と周りで声があがる。陸路で遠く離れているとはいえ、やはりその名声は届いているようで。
「あのフィルメリアの至宝、アセリア王女様でしたか。貴女のご慈悲を頂けたこと、過分なるお心遣いに感謝します。
重ねてお礼申しあげます。」
とても丁寧に対応される。そんな中。
「だれか!救援を頼めないか!あの魔獣が巨大な鳥になって空から攻撃を!まだ倒れている者がいるんだ!」
一人の兵が走ってきて、危急を訴え。
「鳥だと!?そんなバカなっ!」
「空から攻撃なんて、どうすればいいんだ!?」
癒されて落ち着いていた兵たちがざわめき。
「わたくしが参ります!あちらですね。皆様は救護のお手伝いをお願いしますわ。」
間髪入れず兵たちに指示を出し。
アセリア姫もまた、飛び立つ。
「なっ?」「飛んでる・・・」
「フィルメリアの至宝とは、あれほどの。」
飛び立ったアセリア姫はまた、兵たちに驚愕を残し。
大切な姉の戦う、その戦場へ。
―― シュタイムブルグ市街地。
魔獣に混乱する人々の間を、一迅の風が吹き。
皆が金色の暖かさに包まれたと感じた瞬間、そこにいた魔獣たちが瞬時に上空へ巻き上げられ、だが人々には一切の干渉なく過ぎ去って。
巻き上げらえた魔獣は皆、舞い散る粒子に浄化されて虚空へと消えてゆく。そんな、現実離れした光景を生み出している張本人は、焦るでもなく冷静に。
「これだけ人がいると、全開では飛べませんね。」
魔獣の配置を魔力視で視覚化し、最適のルートとなるように計算しながら、シェルンは街の通りに沿って飛ぶ。
全開放すれば確かにその戦闘力は大幅に上がるし速度も当然あげられるが、シェルンが及ぼすことのできる金色の範囲はそれほど変わらない。
人々への影響を考えれば最高速度で飛ぶわけにもいかない為、今は金色が及ぼす範囲に全振りした状態で魔獣の浄化のため移動を続けている。
戦う必要があるほどの個体は確認できない為、まずは広域に配置された魔獣の浄化が最優先。
セラフィーナのように絶大な範囲を一気に浄化できれば楽なのだが、あの赤い髪の女の動向はシェルンも気になる。
「まあ、停めちゃえばあとから何とでもなりますか。」
セラフィーナの力はよくわかっているので心配は一切ないが、護ることを任された以上自身の任は必ず完遂する。
広い城下町全域を飛び交い、人々を助け続け。
おおよその魔獣が浄化出来たところで。
「あーなるほど。セラ様が私に任せるわけです。」
おそらくセラフィーナは分かっていたのだろう。
シェルンの前に、一人の男が。
ユリアーネと同じ構成が見て取れる、その並列存在の一人が、立ちふさがる。
なんだかぱっと出な感じの人が出てきました。
こういう種明かしが先に出来ない場合はどうやったらいいんでしょうね。
なんかちょい見せしておくとすぐわかっちゃうし。
(´・oo・`;)ムズカシイプヒ




