3-7:ピントのズレた親切設計
なんとか間に合いました。
チェック不足なので今まで以上に誤字脱字あったらごめんなさい。
「では、こんな感じでしたら如何でしょう?」
魔法鍵の難易度を、自分の感覚からはそうとう低いものにして。
「ん。あ、これならたぶん大丈夫です。私も開錠できますね。」
シェルンが騎士団長と邂逅していたころ、セラフィーナは魔法で建築した城の、一階最奥に設えた牢、その鍵となる魔法鍵の調整をしていた。
ミリエラを閉じ込めた牢に、問題の騎士がリアクションを起こせるよう、一般兵では開けられず、それなりに魔法の素養がある騎士たけがあけれるように、難易度を調整していたのだが。
肝心の難易度が、セラフィーナが考えるとどうしてもアセリア姫クラスのものじゃないと解けない難しさになってしまい。
そもそもの素養はあったので、貴族教育の一環で、適度に魔法の勉強をして、適度に使えるミリエラが、その調整役を買って出たのである。
自分の入る牢のカギを自分で調整するという、謎の状況だが。
「それではこの術式で参りますわ。
ところで、魔法が使える騎士様、
フィルメリアにはどのくらいみえるのでしょう?」
「たぶんですけれど、それほど多くはないかと。
女性の騎士の方は皆様使えますが、人数も少なく、
最低でも、小隊長クラスの方になるかと思います。」
「では、それなりに上位の方しか開けられませんわね。
もちろん、ミリエラさんはどんなことがあっても護りますから、
ご安心くださいね。」
「はい!そこはセラフィーナ様にお任せします。
ところで、その。牢ってこういうものでしたっけ?」
ミリエラの困惑。
もちろん、悪いことをしていないけど閉じ込められてしまう。という、矛盾している状況に不安感があるのも確かだが。
困惑の原因はそれではなく。そういう、囚われるという雰囲気だけは無駄に醸し出してくれる、とてもよく出来た牢・・・にいるはずなのに。
若い女の子が入るのだからと、なぜかバストイレ付(それぞれ個室)。
お布団もふかふかの、この時代では贅沢な逸品。の天蓋付きベッド。
なぜか枕元にはぬいぐるみが置いてあり。
お茶を楽しむため、ベッドわきにテーブルまで用意されて。
テーブルの横にはゴシック調の魔光スタンド。魔石を動力源にして、ランプの役割を果たすスタンドが、柔らかい光で部屋を明るくしている。
外から見れば、これは牢屋ではなく。
ドアと壁が檻になった、ただの女の子の部屋で。
セラフィーナの過保護っぷりと少女趣味が混在した、牢というにはアレな感じの内装に、ただただ困惑して。
なお、牢のある一階のフロアは、上階を支える大理石のような柱以外、殆ど何もない開けた空間となっている。
突入してきた者たちが、すぐにミリエラを見つけられる、親切設計である。
これなら城に入ってもミリエラを見つけられず、あきらめて帰るというようなこともないし、できる限り開けた場所にしたので戦闘になっても動きやすい。
見つかる役のミリエラは、アレな部屋に囚われていることになるので、本人としてはそこそこ恥ずかしいが。
「ええ。こういうものですわ。人を閉じ込める牢ですから。
この檻、少なくとも普通の騎士剣では絶対に切れませんし。
魔法で破壊を試みても大丈夫なように。
防御結界もしっかり張ってありますわ。」
(ちがうそこじゃないです!)
心の中では全力で突っ込みつつ、それでもセラフィーナのポンコツっぷりはこの一日で嫌というほど痛感しているので、
「まぁ、確かに牢、ですね。」
と、最初からあきらめていた。
牢を含む、一階のフロア以外の所を見ると。
お城としての構造とか、大事なところは丸ごと放り投げて、セラフィーナに必要なものだけで構成された、残念な形になっている。
高さ50メートル、床面積も一階は半径40メートルくらいの円に匹敵する、そこそこの大きさを持つお城である。
二階から上も、外見はしっかり見事に(かわいらしく)作ってあり、内装も部分的にはちゃんと創られている。
おかげでいつでも高い位置から外の景色、シェフィールドの海岸線を眺めながら優雅にお茶が楽しめる、キッチン付きの素敵なティールームは、しっかりと用意されていて。
そのお部屋は一階からの階段がないので、セラフィーナかシェルンに運ばれる以外、入る方法がないのだが、その分安全性は非常に高い。
力を入れるところのピントはセラ様仕様なのでズレまくっているが、それはそれで、予定通りなのだと無理やり納得して。
ミリエラと共に残ったレアニールには上の階に待機してもらい、シェルンが買ってきた飲食料の残りで、朝ごはんを作ってもらう予定である。
もちろん夜は寝てもらっていいのだが、お嬢様が心配な侍女は当然寝付けるわけもなく、悶々とした状況で待機している。
こんな感じで…
囚われのミリエラトラップを仕掛け、とりあえず様子を見るため。
「では予定通り、ミリエラさんは牢の中で待機なさって。
兵士さんがみえましたら、わたくしはお出かけ中という事で。
もし鍵があけられてしまいましたら、素直に出て頂いて大丈夫ですわ。」
「わかりました。それでその、もし鍵をあけた方が例の。
問題がある騎士の方だった場合はどうすれば?」
国を護る、本来は信頼すべき騎士とはいえ。
さすがにミリエラも、あの時セラフィーナが言っていた「薄汚れ、染まり切った魂」の持ち主とは、一緒に行きたいとは思えない。
「その時は、わたくしが介入して、ミリエラさんを取り戻しますわ。
それと、ミリエラさんのお身体には害意を持てないように。」
そう言うとミリエラの傍に行き、突然ふわり、と。
優しく抱きしめられて。
「あ・・・」
一瞬で真っ赤になるミリエラ。このお姫様は、自分の魅力というか、なんというか、そういうのを全く理解していないのか。
そして二人を包み込む、暖かく優しい、透き通った金色の光。
腕の中で固まっているミリエラを、その光で優しく包み込み。
(暖かくて、優しい。セラフィーナ様のお力は、やっぱり...)
出会ってからずっと。
その優しさに、暖かさに。救われて、護られて、癒されて。
とても、幸せな気持ちになって...
「これで、ミリエラさんに害意を持つものは触れられません。
攻撃や魔法も全て吸収しますので、ご安心くださいね。」
防御結界、というにはあまりに高性能な、シェルンが纏っているアレを、傍にいる自身の魔力そのもので構築する。
つまり低燃費仕様ではない、セラフィーナの許容限界を超えない限り、害意を無効化するというチート結界である。
結界を構築して、そっとミリエラから離れて。
「あら?どうされましたの。ミリエラさん、真っ赤ですわよ?」
その理由を、まるで理解してないようで。
(うん。やっぱり、とても素敵で、ポンコツなお姫様ですね。)
人の心をあれほど大切にするのに。
自分に対する気持ちはぜんぜん理解してなさそうなお姫様を。
ミリエラは、大好きになっていた。
も、もちろん、姉を慕うような、そういう気持ちで。
そんなこんなで、色々と下準備をし。
セラフィーナはお手紙の魔法を準備して、自身は隠蔽魔法で隠れたうえで。
牢の入り口の上、天井近くに浮いて。
騎士団の突入を、いまかいまかと待ち侘びていた。
(騎士団の皆様、はやく入ってきてほしいですわ。)
「隊長。これ、どうしますか。」
「どう、と言われてもな。むぅ。」
突如城が現れてからしばらくの後。
岬の先端部を調査していた兵士たちから、衝撃の報せを受けたウィンストは、隊員を全員招集して、城の前に陣形を整列させたが。
小隊、中隊の規模で、綺麗に整列した第二大隊のメンバーを前に。
指揮官としてはそれなりに優秀な男は、非常に困惑していた。
(魔女の、これが魔女の城なのか?
中にアセリア様がいるというのならまだ分かるが。これは?)
その困惑っぷりは他の隊員たちもほぼ同様で、皆一様に。
城を一瞬で作り上げるという人外の所業と。
あまりにも可愛らしい、少女趣味なその外観に。
そのギャップで、魔女への先入観がガラガラと音を立てて崩れ。
「まずは…そうだな。一班…第一小隊、第二小隊から…
小隊長と、兵士それぞれ4名ずつ。
10名で、城内の偵察を行ってくれ。」
「は!承知しました!
よし、前から4名、お前たちだ。行くぞ!」
「こちらも同じくだ!突入するぞ!」
ウィンストの子飼いが小隊長を務める二つの小隊から、斥候を出させる。
装備を確認し、10人の男達が緊張した面持ちで城へ入り…
数分後、なんとなく安堵したような表情で城から出てきた。
「早かったな。何かつかめたか?」
「はい!ミリエラ嬢を発見しました!
一階最奥の牢に閉じ込められ、救出を待っておいでです!」
何の苦もなく、ミリエラが見つかった。どういうことだ?
ウィンストが斥候に行った小隊長に、詳細を確認した結果。
城は、一階以外、出入りする通路も、階段もない。
一階は柱が所々にある程度で、開けた大空間。
その最奥に牢があり、ミリエラが閉じ込められている。
牢は、そこそこ高度な魔法鍵がかかっている。
ミリエラでは開けられないので、魔法に詳しい方に来てほしい。
そしてミリエラ曰く。
魔女はどこかに出かけたらしく、しばらくは戻らないらしい。
なんか牢の中は、すごくファンシーなお部屋だったらしい。
報告の最期の部分は、どう評価すべきか分からないが。
城の外観の事もあるので、魔女はそういう趣味だということにして、とりあえず判断材料からは切り捨てて。
「そうか。他には人はいなかったのか?」
「はい!ミリエラ嬢だけです。他に人の気配はありません!」
あまりにも都合の良い状況。何かがおかしい。
だが、魔女がミリエラに偽情報を流したところで、メリットがない。
こんな城を建てられる者が、不在などと嘘をついて、どんな得がある?
少なくともウィンストの常識では、このレベルの魔力の持ち主など存在せず。
そんなものが不意打ちや小細工の為嘘を言うなど、考えられない。
もしウィンストではなくレイノルドがこの状況を判断するのであれば、セティスに事前に聞いていた情報から、お手紙の魔法(名前は知らないが、水晶球に姿を映すアレ)が仕掛けられている可能性にも気づくだろう。
だが逆に、レイノルドはウィンストを監視する目的でここに来ている。
もちろん、何よりもミリエラを助けたい気持ちが強いが。
もしお手紙の魔法が仕掛けられていれば、それは国王、セティスより与えられた密命に対して、非常に有効な手掛かりを残してくれるかもしれない。
そのため、この件については一切ウィンストに報告はせず。
そのウィンストは、魔女は最初からミリエラを誘拐などしていない。
ということもしらず。
その魔女が自分の魂を視て、杜撰ではあるがトラップを仕掛けている。
ということも当然しらず。
何も知らない状況では、その真意を想像することはできず。
その上で、ウィンストは計算する。
この状況を、いかに自分にとって美味しい形で利用するか。
自身は騎士として手柄を立てられ。
さらにあの組織の計画に貢献出来て。
シェフィールドの娘を利用してあの男の弱みを。いや。
既にシェリーヌによって傀儡となっているはずの男。
今更弱みを握っても使い道は無い。
ならば、他にうまい使い方は。
表面上は城を攻略するため、ミリエラを助けるための計画を考えているかのように振舞い。
その仮面の裏で、いかにしてこの状況を利用し、自分の立場をよりよくできるか。邪魔なものを減らすことができるか。
それを、手がかりを残すことなく実行できるか。
そんなことを考えつつ、部隊員を見渡し、目を止め。
「レイノルド。魔法鍵の開錠を任せたい。
魔法に関する才覚ならば、我が大隊で最も信頼できるのは貴殿だ。
なにより、ミリエラ嬢の救出だ。貴殿が行うのが最善だろう。」
レイノルドとミリエラの間柄は、貴族であればほぼ知っている。
シェフィールドは伯爵家であり、カーランドは子爵家。
つまり、伯爵家令嬢と、子爵家の次男。
家格的にはミリエラの方が上だが、貴族主義をよしとしない国王が治める国柄故、特に問題となることもなく。
多くの貴族、そして領民からも、似合いだと思われている二人である。
ウィンストは貴族主義、権力主義の男であり、この若造が自身の家と同じ格の家にあたる、シェフィールド家の令嬢を嫁にする。
そんな事にすら嫌悪を感じるが、決して表には出さない。
「はっ!ありがとうございますっ!」
レイノルドにとっては、最高の指示が出される。
だが、レイノルドも内心を表に出すことはなく。
自分にとって都合の良い指示を出した男が、何を狙っているのか考える。
この男がこのような、内心は敵とみなしているはずの男に。
都合の良い指示をだすのか?何か裏は無いのか?
表向きは何も起きていないが、既に感付かれていると考えているレイノルドは、自身の役割を喜びつつ、油断なきよう、気を引き締める。
「突入メンバーだが、城内の状況が変化しないとも限らん。
斥候の情報からは危険度は少ないが。
救出時、戦闘になる可能性も考慮し、実力ある少人数で実行する。
各小隊長、中隊長と、私も突入する!」
ウィンストの指示で、各隊長格の者たちが準備に取り掛かる。
第二大隊に含まれる、12の小隊長と。
その小隊を4つずつ束ねた中隊、その中隊長である3人の騎士。
レイノルドは大隊副隊長と共に、第三中隊長も兼任しているため、この3人の騎士に含まれている。
そして大隊長である自分。
総勢16名で、ミリエラ救出作戦にあたる。
いくら広い空間になっているとはいえ、城内という狭い空間で、とても百人規模の隊は動かせない。
かといって、少人数で突入するには戦力が厳しい。
そこで、実力ある隊長格だけ。少数精鋭で、実行する。
という、建前である。
「残った者は、各隊、有事の際は防衛を中心に動く事。
それまでは待機。
突入班の各隊長は、準備が出来次第、城の入口前に集合!」
一通り指示を出し、自身も突入の為の武装を身につけていく。
そして、レイノルドが離れた時を見計らい。
子飼いの者たちに、耳打ちをする。
突入するメンバーの内、探索時の6班にあたる、第11小隊と第12小隊の小隊長だけが、ウィンスト子飼いではなく。
レイノルドが直接抜擢し、共に第二大隊を内偵している部下になる。
この3人以外は皆、ウィンストの子飼い。
権力という力を信奉し、騎士としての実力もあるにはあるが、取り入ることで地位を賜った、騎士道精神という面で問題のある男達。
だが、その中にも、最近取り立てられた者もいて。
ウィンストはその男、子飼いの中では新参者の、ミルトムという男に。
少しだけ抵抗されたが、権力をかさに。
実行すれば、今後も便宜を図るという餌と。
実行しなければ、今後の立場が危うくなるという脅しを使い。
共犯者として、今後も都合よく利用できる男とするために。
ある指示を出した。
出してしまった。
―― 数分後。
城の入り口前に集まった、15人の騎士を見回し、装備を確認し。
「よし。では突入する。
矢の陣形で、先頭はレイノルド。そこからは降順に各小隊長で。
私はそなたらより剣では劣る。前衛は任せる。」
レイノルドとその部下を先頭に置くという、戦力としてはそれなりに正しい陣形を敷いて。自分は安全のため最後尾で。
もちろん表向きは、レイノルドがミリエラを直接助ける状況を演出するためのものである。
自身が末尾というのも、大隊長という、この場における総大将であることを考えれば当たり前の配置ではある。
陣形を整え「突入!」の合図で、城の中に注意深く入っていく突入班。
それを見届けた、残された大半の部下たちは。
特にやることもなく、各隊のトップが居なくなったこともあり。
「しかし、なんであんな城なんだ。魔女ってどんなやつだ?」
「知らんが。でもこの城は、うちの4歳の娘に見せてやりたいな。」
「ああ、俺もそれ思った。この城、かわいいよな。」
そのもの自体は大きく、立派ではあるが。
あの<災厄の魔女>というネームバリューの割には...
威圧感がまるでない、可愛らしい城の前で。いい感じに気が抜けて。
セラフィーナのデザインセンスは、意外にも小さな娘を抱えるパパ騎士やパパ兵士たちの間で、とてもとても好評だった。
なんとなく、その辺にピントが合っていたようである。
(先ほどの兵たちが去ってから、そろそろ半刻くらいでしょうか?
あ、次の部隊が来ましたね。)
最初の斥候が、ミリエラとお話していたのを見て。
ついでにその斥候たちの魂を視て。
斥候の中には、三人ほどそこそこ濁った魂が視えた。
実力はそれほどでもないようで、魔法の素養も高くなく、鍵は早々に諦めていたようだが。
他の七人は、ごく普通の、ほんの少し濁っているが、日常生活を送っていればその程度は当たり前、な魂で。
子供は透き通った、純真な子が多いが、成長するにつれ、人は当然艱難辛苦を乗り越えていく。その過程で傷つくことも、妬むこともあり。
ミリエラのような、子供に匹敵するまではいかずとも、かなりの純度で透き通った魂は、大人には殆どいない。
そして今度は突入部隊。入ってきた騎士たちの魂を視て。
一番目立つ、薄汚れた魂に気付き。
(あの男。一番うしろの男が、この国の膿ですわね。
本当に、染まり切って。残念ですが、やはり救えませんわね。)
少し表情を曇らせるセラフィーナ。
決して自分自身に責任があるわけではないのだが、やはり救えないこと自体は、彼女にとって嬉しいことではない。
そのままほかの騎士たちも順に見ていき。
ウィンストの魂が気になり、先にそちらを見ていたが、順に先頭まで見ていって、気付く。
(この方たち、皆様かなり濁っていて。
騎士だというのに、あまり褒められた方がいらっしゃらない。
あら?先頭の三人、特に一番前の方は。)
かなり濁った魂のものが大半を占める中で。
先頭の三人は、かなり澄んだ魂を持っており。
その中でも、一番前の一人。魔力も他の騎士たちと比べ群を抜いており。
その魂は、かなり透き通っていて。まるでミリエラの魂のようで。
更にその中に、どこかで見たような桜色が揺れている。
もちろんそれだけで、この男の想い人が誰かは分からないが。
魂の想いは視えても、思考、考えはわからないわけで、今のセラフィーナにとっては、将来有望な、素敵な殿方、というイメージである。
(騎士団の中にも、立派なお方はいらっしゃいますわね。
まだお若いですし、しっかり修練もされてらっしゃる。
今後のこの国を支えて下さる、大切な方になりそうです。)
先頭の男、レイノルドの魂を視て、暖かい気持ちになる。そして。
(あら?先頭の方、走り出して...)
牢の中の人物が視界にはいるや否や、警戒のため剣に手をかけ。
走り出したレイノルド。
牢の中にいる人物をしっかりと見やり。大きな声で。
「ミリエラッ!無事か!?」
「え!?レイノルド様?
レイノルド様っ!!」
牢の中で、想定外の声に驚き、そして喜び。
男がすぐ傍まで来て。
二人は鉄格子越しに、その手をしっかりと、握り合わせた。
とうとう想い人と再会できたミリエラさん。
レイノルドくんとともに、幸せになってほしいです。
最近、一話を5000字前後に纏められない、文章推敲能力の低さが目立ちます。
ただ本人は楽しんで書いてるのでまぁいいか、と思ってしまったり。
次回も頑張って明日に間に合わせたいけれど、それ以降は平日なので、確実に無理と思ってます。




