126, 出発まで
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今日はちょっとした行動確認。これまでで大体の動きは決まってたからそれを確認するだけ。簡単っちゃっ簡単だけど、動き方覚えられるかな?
「ねーねー竜馬くん、ステラの王族は全滅させていいよ。でも、幽閉されてる第一王子は殺さないで、俺の親友だから」
「へいへい」
と言う会話を1時間に一回はしている。ここまでしつこく言われれば第一王子を殺すことはだれでもしないと思うんだよね。俺もここまで言われたら殺すはずだった人でも殺すのやめるかも、元々殺さないつもりだったし今回は追加の調査は必要ないね。
「そういや竜馬に言うの忘れてた。どっかの領地が滅びそうだってよ?」
はい?滅びそう?あの事件のせいで?そう言うことはもっと早く言ってくれたら嬉しいのですが?じゃあ俺たちは早く魔力契約者を殺さなくちゃいけないってこと?
これはルーティーが教えてくれたことで、他国を巻き込んで他国の勢力を削ぐための契約だと思うから魔力契約じゃないかな?って言ってた。だから暗殺するって言うのは間違ってない。本当に実行しているのはステラの王族のみだし、魔力契約を交わしているのは国全体じゃないから誰だか特定はできないものの大体の予想はできる。らしい。俺は何が起きてもこんなことを考えられる頭になれる気がしません。流石ルーティー!
「えっとじゃあ早くステラの王族を始末しなくちゃになったね。はやくじゅんびしようか」
「え?実行は明日の夜だろ?」
「予定をいつのまに一週間もずらしたんだい?」
「さっき」
「そうかい、そうかい。じゃあ明日の夜決行でいいわね」
「竜馬壊れてる〜取り敢えず明日の夜決行というのには賛成で」
はい決定!明日の夜だよ!はああ、今から緊張する。でも、お城で隠密行動なんて楽しそうじゃない?それにこんなことする機会一生でもうないと思うんだよね。だから明日の夜は緊張とワクワクで支配れてる。誰だってそうでしょ?もし王宮でこんなことができたら暴れるよ、きっと。誰だってこんなの興奮抑えられないもん!
『王宮に忍び込むなんて普通の人間じゃできないし、やろうとも思わないと思うけど……実力者って変わり者ばっかりなんですね。唯一ちゃんとしてて変人じゃないのは紗理奈ちゃんくらいですよ』
『何?俺のこと変人っていうの?転生させた本人が俺のこと変人って言うかなぁ』
「竜馬、じゃ俺帰る。こいつのことよろしく」
「は?え?ちょっと待て、なんでそうなった?」
「竜馬の部屋にいるからに決まってるじゃないか」
はあっと大きなため息を吐いて俺は、ルーティーを客室に案内することにした。紗理奈に頼んで客間の準備をしてきてもらい俺はその間に爆睡中のルーティーを起こす。
「竜馬終わった」
紗理奈から客間OKの合図が来た。
「寝起きのルーティーさん早く行きますよ。ククにあなたのお世話を頼まれた以上これ以上俺の部屋に入れなくなりました」
「え〜めんどくさいからここでいいのに」
「俺の努力無駄にすんな」
と言う事で無事?にルーティーは確保されました。
あの書いてもらった紙を見たところ俺たちの集めた情報とほとんど同じことが書かれていた。ただ、ルーティーの記述には気になる文が一つずつ。
「あくまで平民はね」とか「表ではね」とか「みんなの思い違いね」とか、どう言う意味だかわからないけれど引っかかる。そして全くもって意味がわからない。
これについては俺たちがいくら考えても出てくるような問題じゃないとわかっているけど、どうしても気になる。
なので俺は快斗に頼んでこれについて調べてきてもらうことにした。俺だけじゃ多分解決できないし、人間からの話ではなく魔物視点んお話もいいと思ったから。なぜか知らないけどもう外は暗い。あとは寝て明日の夜に備えるだけだったけど仕事が増えちゃった。でも準備はできるだけ万全な方がいい。
「さてと、後少しこれを片付けるか。紗理奈も来客対応だし正直言ってする事ないし」
就寝の鐘がなるまではとりあえず書類を片付けることにした。いつもどこかで時間作って超ハイスピードで終わらせてたからのんびりやるのも悪くないかな?なんてね。明日のためだから睡眠は少し多めに取っておこうかな?
俺が朝起きたのは4時。早い。6寺くらいまで寝られるのがベストなんだけどもう目が覚めちゃってるんだよね。しょうがないか。とりあえず起きてククのところに行く準備をしておくか今日は黒まみれの服でいいんだっけ?でもククのところに行っても弾足りななくなったら困るから銃の練習は出来ないし……う〜ん、どうしよ。何もすること思いつかない。
「書類仕事でもやる?旦那様の怪我治ってないからいっぱい溜まってるよ?」
「じゃあやるか」
俺は出発までの時間書類仕事をすることにした。
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