123、ルーティー
ログインありがとうございます。昨日は投稿できなくてすみませんでした。風邪ひいて布団から出られない状態でした。今日はまだ本調子ではないのですが、体調が落ち着いた時にちょくちょく書きました。
今日はククに呼ばれてステラ王国に来ている。暗殺するには、現地の人間にも聞いておいた方がいい情報もあるのでそれを聞きにステラまできた。
「竜馬、ここらへんはスラムの人間だ。スラムの人間は一番情報を開示してくれるから、まずはスラムの人間に聞くぞ」
「えっと、王族の基本情報だよね?」
「そう」
そう言われたので、俺は早速調査を開始する。
〈数時間後〉
「竜馬情報は全部集まったか?」
「それぞれの行動範囲とか特技とか個人情報があんまり集まらなかった」
「スラムの人間はその辺は知らないだろ。そっちは城の近くに住んでる金持ちに訊かないと出てこないと思うぞ」
俺は今まで集めた情報を全て紙にまとめたので、それをククに渡したら「俺は文字読むの嫌いなんだ」と返されてしまった。
なのでククの得た情報を俺が紙にまとめて忘れないようにしておいた。
「ステラに仲の良い友人っているか?俺は貴族に1人だけただそいつのいる場所に行けるかどうかが難題なんだよなぁ」
「その人はどこにいるんですか?」
そう聞いたら、地下牢という答えが返ってきた。名前は明かさないステラの暗殺貴族の一つらしく、前に王族を殺した疑いで捕まったことがある人らしい。その人は相当な理由がない限り暗殺という手段を取らないからククも驚いたと言っていた。
「俺はそいつと友達だから名前も年齢も知ってるぞ。確かルーティーで俺と同じ今年18歳だったと思った。で、誕生日は1日違いの3月12と13だ。ちなみに俺が13な。後2日産まれるの早かったら俺の方がお兄ちゃんだったのにな」
「あはは生まれた日にちをどうこう言ってもしょうがないですよ」
彼は7歳の頃から暗殺者としての仕事をしていて、かなりの実力持ちなんだとか。ルーティーが暗殺した場合何にも証拠が残らない為、ある意味ルーティーとバレてしまうらしい。それほどの実力者と言っていた。
ルーティーは今幽閉されているらしく、ルーティー直属の部下が助けに行ったが、助けられなかったと言っていた。ククも一回だけ行ったことがあるけど、とても1人で行けるような場所ではないと言う評価をエリート暗殺者が言うのだ。それだけ助けるのには実力が必要だと言うことでもある。
「クク、俺たちでルーティーさんを助けに行かない?」
「いいのか?情報を得られるかもしれないが、それだけ危険も伴うぞ」
「ククの友達なんでしょ?助けてあげなくちゃ」
こうして俺たちはルーティーを助けに行くことが決定したのだ。
ルーティーが幽閉されているのは地下100階。生半端な覚悟では辿り着けないだろう。でも、今の俺は魔力も満タンだし、「アイテムボックス」の中にはたくさんの食料も入っている。あとは1ヶ月くらい持つ武器だろうか?これに関してはこの前魔王寮に行く時に武器をまとめ買いした店でまたまとめ買いすればいいかな?それだけ用が済めば早々と出発できるはずだ。
「では、魔力と食糧の問題はないので武器をまとめ買いしましょうか」
「は?」
なんで?と言う反応を見せるルカさんを置いておいて俺は「転移」で例のお店に向かう。俺はそこでナイフを10本買った。ククは剣を3本足りなくなったら俺の剣があるから護身用くらいにはなるだろう。
そしてククに連れて来れれたのはこの前大悟達と攻略したダンジョンであり、俺たちが死にかけたダンジョンでもある場所だった。
「ここに100層あるの?俺たちここの99層までクリアしたけど……」
仲間の話では100層があるらしい。というかダンジョンは大体100層で終わるものだと言われた。俺は100層を見つけられなかったけどな。
俺とククが細かい魔力反応までしっかり探った結果。100層に続く鍵を見つけた。そしてついに100層に到達したのはいいけど、ルーティーは鎖で繋がれて壁に貼り付けられていた。
「クク、あの偽物って言ってた鍵全部持ってきた?」
「一応」
その鍵を使って鎖を解けばこの人は解放される。見た感じこの人は誰かに管理されてた形跡が少しある。最悪の場合俺たちは不意打ちでやられかねない。だから最大の注意を払って……
「クク逃げろ!」
そういうと、ククは素早く反応し、攻撃を交わす。ここでルーティーの世話をしていたのは魔物……こいつを倒せば……
『お客さまですか?ここまで来ていただきありがとうございます。この方をお引き取り願いたい』
『いいのか?』
『勿論ですとも』
そう言われたことにより俺たちはあっけなくルーティーを解放できたのだった。
次話もよろしくお願いします。評価して頂けると幸いです。




