表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/181

117, 森の中での出来事14

ログインありがとうございます。「森の中での出来事」はこれで終わりです。竜馬たちの世界で言うと大体18時間くらいの出来事だと思ってください。この後の王族暗殺もお付き合いいただけると嬉しいです。その前にちょっとしたこぼれ話みたいなのを入れようと思っています。

「う……ん」


 俺は見覚えのない天井を見た瞬間「俺は死んだのか」と思ってしまった。紗理奈に声をかけられるんまでは、


「竜馬、よかった〜」


 俺が体を見ると怪我をしたところに包帯が巻かれていた。時計を見ると俺が寝ていたのは大体2時間程だと分かった。それでも心配をかけたらしい。それは悪いことをした。


「俺は大丈夫?」


「ここはどこ?」


「竜馬が魔法でボスを倒したでしょ?ボスからドロップしたのが巨大な魔石と鍵だった。で、奥の部屋に鍵がかかってたからその鍵を使ってみたら開いたの。他にも色々なことに使えるよ。全部で3つあったから、それぞれ一個ずつだね」


 そう言って俺にその鍵を渡してきた。これは確かに魔道具になっている。だから偽物ではないのだろう。でも、なんか引っ掛かる。あの文字を書いた人物だから何か仕掛けをしているんじゃないかと思ったが、ぱっと見仕掛けはどこにも見つからない。本物だと信じていいのだろうか?


「じゃあ、あのダンジョンの報酬で貰った部屋ってこと?」


「そう言うこと。で、もう一つここに来てから置いてあるものがあって、これ、竜馬はしってる?」


 ブラックライブラリー、ここは禁書が集められていると言われる一種のダンジョンみたいなものだ。ここには誰も入ったことがないから今ある情報はあてにならないと思う。だって、言い伝えって誰かが流したものってことでしょ?


 ここは今より化学が進んでいたとされる時代に作られた場所。だから中ではAIと言うゴーレムのような機械が管理しているとされる。


 ここは認められたものしか中に入れないらしく、誰も中に入ったことがないらしい


『そう言う言い伝えなのかもしれませんが本当のことを言うと、ブラックライブラリーの鍵はダンジョンに沢山ありますよ。今回貰ったその鍵もそうですし……』


『これで開けられるの!じゃなくて人の心を勝手に読むな!』


 そういうと、シアはクスクスと楽しそうに笑った。なんなんだよ〜!


「知ってる。それは禁書が集められているブラックライブラリーの一部の鍵。その場所の鍵のイラストはあるけど実物は存在しないはずでは?なぜこんなところに?」


「後、私たちはこの鍵に触れられなかった。触れようとした瞬間電気が走る感覚がするの」


「それは持ち主を選ぶ鍵だからな。さわえないものにはさわれないと思うよ。しかも、どうやって主人を決めているかもわからない。こんな鍵ってブラックライブラリー以外にないと思うよ」


「へぇ、じゃあ竜馬もさわれないかもしれないってこと?」


「さわれないと思うけどねぇ、俺はなんでも出来てしまう神ではないからねぇ」


「さっきから喋り方が変だねぇ」


 真似すんな!俺だってわざとやってるわけなの!


「じゃあ持ってみて」


 え〜だって触ったら痛いんでしょ?なんとなく触りたくない……それでも早くと急かされるのでゆっくりと鍵に手を近づける。電気が走ることはなく鍵を触ることができてしまった。触れた瞬間ユーリがそれは竜馬のだねなんて言い出すから俺はこの鍵を持つ係になってしまった。というか俺しか持てないんじゃ誰が持つって話だもんな。当然俺になるわけだ。


「で、こっから出る方法はわかってるの?」


「わからないから竜馬に聞こうかと思って」


 俺は確かに色々な屋敷の内装を知っているかもしれない。でも俺が全部の屋敷の内装を知ってるわけじゃないんだよ。屋敷の内装ってねきまりがあるの。それを見つけられれば早々と帰れるよ。俺もわからないからね?


「じゃあ、探すか」


「竜馬はまだ動かない方で!」


「いや、でも、もう大丈夫だから。それに俺が決まりを見つけた方が早い」


 そう言ったら確かにと言って動くのを許してもらえた。ここのベッドはふかふかだったな。俺のいつも使ってるベッドも十分ふかふかだよ?でもこっちのベットは寝心地よかったな〜


 俺はまず出口となりそうな場所をマーキングしていく。地図は紗理奈が見つけてくれたらしく部屋を出る前に渡してくれた。


 でも、それはとても地図と呼べるようなものではなかった。ただ部屋の場所がわかると言うだけでどこに何があるのかなんてわからないただの紙だった。それでも自分で書けば役に立つと言うことで持ち歩いていたが、これはなかなか役に立っている。これがなかったら玄関まで辿り着けなかったかもしれない。


 この屋敷のおかしなところは全く窓がないとういことと、外の光が入らないのにものすごく明るいところ。これがあるからみんな玄関は一階だと思い込んでいるんだ。


 俺はダンジョンが地下に繋がってたことから予測した。そしたらちゃんと玄関は見つかった。恐らく一階を中心に玄関を探したんだろうな。フツーはそうなんだけどね。この家は何だかんだ言って普通じゃないからさ。


「みんな玄関見つかった。今度時間があったらまたここに来ような」


 俺は玄関を見つけ得たことを報告し、外に出られると伝えた。そしたら俺はユーリに「紗理奈ちゃんがいない時に会えるかな?なるべく今すぐがいい。と言われたので俺とユーリで先に外に出て話すことになった。


「竜馬今までありがとう」


 そう言った瞬間ユーリの体がだんだん薄くなっていくのがわかった。


「ユーリ?どうしたの?なんで体が薄く……」

次話もよろしくお願いします。評価してくれると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ