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109, 森の中での出来事6

ログインありがとうございます。

「やっとボス部屋だ〜」


「結構早くついたんじゃない?一時間半くらいだからルカさんと来た時の6分の1あの時も俺がルカさんを連れて行ったから早く着いたと思ってたんだけど……」


「そうなの?」


「うん、そうなの」


 今の方が断然早い!


じゃあ、行くか!


 扉を開けた瞬間から感じる。魔素の量が今までよりも数段上だと言うこと。それでも俺はこの空気が好き。


「ボスは楽しみだな〜」


「どーかん」


「弱いかもだけど頑張るよ」


 みんなの気がボスに向いたのがわかったので俺は真ん中まで進む。そうすればボスはこちらに気づくから。


 ボスはミノタウロス。急所は多分角。俺は目潰し派だけど。目を潰せばあとは攻撃するだけ。ゲームのようにHPで勝敗つくわけじゃないからさ。急所をうまく狙ったもん勝ちだよ。


「じゃあ、みんな好きに攻撃していいよ」


 俺はそう言うと自分の攻撃体制に入る。


 まずは目を狙って。流石にミノタウロスは大きいから身体強化を最大に使って攻撃する。


 俺の中で最大最高の技。スピードも出しつつ致命傷を与える。それに連続の応用が効くとっても最高な技。


 前から目を狙って、その後上からの攻撃をする。


 まずは目を正確に、よし気付かれてない。こなまま行けば大丈夫だ。


 うまく目に攻撃できたなので俺は剣を早く抜いて上に蹴る。その後は上から切り伏せるだけ。このくらいならすぐに傷が治っちゃうかもしれないが少しでも隙ができればいい。隙ができれば紗理奈が攻撃してくれるだろう。


 俺は紗理奈を信じて攻撃をする。予想通り、紗理奈は俺の意図に気が付いた。頼んだよ。という意味を込めてハンドサインを出す。こうゆう時はちゃんと汲み取ってくれるからいいよね。普段食事でお母さまにイジメられてるときは気づいてくれないのに。戦闘の時だけは別人みたい。


「紗理奈ナイス!」


 俺はサリナに向かってそういう。サリナが攻撃したのは右目。俺が攻撃したのは左目。攻撃する場所も併せてくれたのね。ありがとう!


「来るぞ!」


 俺がそう言うと2人はそれぞれ左右に避ける。なので俺は上に避ける。


 ミノタウロスは持っていた大きな斧を振り回している。目が潰された怒りと痛みからくる憎しみだろうか?


「相手は俺たちのことが見えてないはずだ。だから、なるべく音を立てずに接近し、そこで攻撃しろ!それとあんな感じでがむしゃらに斧を振ってるからって油断しないでねがむしゃらに斧振ってる方が意外と危険だから」


「心配しすぎ!私だってちゃんと戦えるもん!言われなくてもちゃんと気をつけるもん!」


「わかったよ。紗理奈はすごいもんな」


「ぼ、僕はそう言う注意してくれた方が助かります。戦闘経験はほとんどないので」


「じゃあ、ユーリには言うね」


 そういうと紗理奈がぶっす〜としていたけど、天才な紗理奈は俺の話なんて聞かなくてもちゃんとできるでしょ?と言っておいた。


「2人とも、俺がまずは音で相手を惹きつけるから隙をついて攻撃を仕掛けてくれ、囮役は結構やってるから遠慮しないで技を放っていいよ。あ、ダンジョンが壊れない程度でお願いしますね」


「ダンジョンが崩れる心配はしておいた方がいい。私は手加減できない」


 あらそうですか。じゃあ、ちゃっかり結界を張っておく必要がありますね。一応俺にとって最大の結界を貼ろうかな。


 そろそろいいかな?俺が攻撃すればみんなが攻撃を開始する。


「2人とも、行くよ!」


 俺はそう呟いてから攻撃をする準備を開始した。


 今回使うのは片手剣。これで体のどこかを刺すからスピードが命だね。


 剣に魔力を纏わせる。俺が得意な属性の闇属性で攻撃する特に弱点となる属性を知らないからなんでもいっかな?って言う考え。


 俺はいける!と思ったときに飛び出すなるべく音を立てないように近寄り、目の前まで来てから爆発音を鳴らす。古代魔法で爆発が起きるのを利用した。ミノタウロスがこちらを振り向いた時にはもう遅い!俺の剣はミノタウロスの皮膚まで届いていた。


 頭に響くような悲鳴をあげたミノタウロス。


 その中でも攻撃をすることを二人とも忘れなかった。うん、これならいける!


 紗理奈の剣が階層ボスに届いた時、ものすごい光が発せられた。そして少し遅れたからけたたましい呻き声。その光が収まりゆっくりと目を開けてみる。そこにはもう微動だにしないミノタウロスが残っていた。


「討伐完了」


「早くここから出よう。この先は二層だ」


「次の層も頑張ろう!」


「「おー」」

次話もよろしくお願いします。よかったら評価していただけると嬉しいです。

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