109, 森の中での出来事4
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あの日狩ができずに帰ってきてしまったため魔道具作りをやった。ユーリは古代魔道具の作り方を知っているらしく、俺のピアスを解読してもらった。ユーリ曰く「このくらいの式なら解けるけどこれ以上難しくなって学者レベルになったら解けない」自分で魔道具を作るなんてできるのは学者だけらしい。
魔道具を開発しよう!って言ったらそうやって言われた。で、あの失敗しまくってた魔道具は無事に完成した。それも今の時代の式ではなく古代の式で……同じように見えても読み方は違うわ、意味は違うわ。で難しかった。でも俺は古代魔道具の式を完全に理解したため、自作の魔道具を作ることができるのだ!
ちなみに、魔道具作成で失敗したら自分も丸焦げになるくらい大きな爆発が起こるから気おつけてねと言われた。そう言われて俺はやっと古代の式を出鱈目にくっつけたからいつもより大きな爆発だったのだと気づいた。
昔の学者たちはみんな家がなかったらしい。そりゃね爆発しちゃうならいらないよね。でも、倉庫だけはちゃんと大きいものを持っていたらしい。
そうゆうところだけはちゃんとしてるのが学者らしい。
今はユーリが疲れ切って睡眠中なのだ起きたら何するかなぁ?俺はとりあえずルカさんのところに報告しにいかないとだから一旦家を開けけるけど紗理奈がいるから大丈夫だろ。時間的にもルカさんはそろそろギルドに着く頃だろう。
俺は「転移」し、ルカさんに会いに行く。おお!ピッタリ!今きたところかな?
「ルカさん!ちょっと調査をお願いしてもいいですか?今うちにお客さんが来てて席を外せないので」
「いいけど、やだ」
「いいんですね。ではお願いします」
俺はそう言って森での出来事を話し、調査依頼を出した。俺は貴族でもあり平民でもあるから依頼を受けることも依頼を出すことも簡単にできるのだ!はははははは!
「君以外達成できないと思うよ」
「お客さんが成仏しても会ったら俺が受ける」
「依頼出さないで自分で確認しろよ!」
「森に行った瞬間動けない俺が行くのは適切ではないと存じます」
「どこでそんな言葉遣いを覚えてきたんだか」
「お褒めに授かり光栄です」
では頼みました!頼まれました。と言う会話を繰り広げてから家に帰る。
「竜馬何しに行ってたの?」
「昨日のことの報告をしてきた」
そういうと紗理奈は頷いてからユーリを指す。ユーリはまだ夢の世界に飛び立ったままだ。何かあるのだろうか?
「下半身ができた」
確かに下半身が薄かったもんな。足まで色が濃くなってちゃんと目視できるようになったんだな。
「いいこと?なのか?」
「いいことだと思う。ユーレイは成仏する時は色が薄くなるけど満足がいくまでは色が濃いまんまだから」
「へぇ、知らなかった」
「竜馬は部屋に入れなかったもんね」
あぁ、あの幽霊退治で知ったことなのか。他にも有益な情報を隠してそう……俺に話してくれてもいいよね?俺だって完璧なわけじゃないから知らないことだって沢山あるんだよ?
「竜馬って家になると表情豊かね」
そうですね。自覚症状ありです。感情を押し殺している社交界の笑みは疲れるから最近やってないな。平民のみんなって表情豊かじゃない?だからそっちの方が貴族って思われにくいんじゃないかな?って思ってね。
というか、そろそろユーリ起こしてもいいと思う?
「ユーリ、起きて。もう9時だよ」
「竜馬ってユーリが夜行性だとは思わないの?だってレイスでしょ?主な活動時間って夕方から夜明けまで、昨日のユーリが特殊なだけでしょ?」
そうかもしれないです。すいません。てことなので俺は出かけてきますね。
あの後頑張ったから無事に魔道具を完成させられた。全員の分作るのは大変だってけど一回作ったことがあればそこまで大変じゃない。
「行ってくる」
「どーぞごゆっくり、ご飯は食べてくださいね」
ん?俺は昼いらないよ。だって、食べなくても生きていけるって思ったから。栄養が足りなくなったら食べれば大丈夫だよね?食事準備するのめんどくさい……お腹すいた時に食べたいだけ食べればいい。それが俺様の考えだ!
「転移」
俺はそう言って魔王領のある森に転移する。転移場所は大悟の城の前だけれど……
「竜馬です」
俺は時計を持ってそう言う。その後は門の穴にそれをはめて鍵のようにして使う。
「竜馬!待ってた!で、人間の世界に行ける?」
「行けるよ。みんなで予定がない時に一緒に行こうか」
「マジ!じゃあ、日付を合わせたらこれで連絡するな!」
「りょーかい。俺は大体大丈夫だから」
「ありがとう!」
「それと魔道具持ってきた。一回つけてみて」
大悟は「うん」というと魔道具をつける。大悟が選んだのはネックレスこれはいいよね派手すぎず、地味すぎずで。
「おお!魔力がまとまってく!こっちもすごい!羽も牙も消えた!」
「物理的には消えないからね。それだけ言っておく」
「ありがとう」
大悟は俺にもう一回お礼を言うと何かをくれた。秘密だよ。と言って渡されたのはピンバッジのようなもの。
「大事に保管しておいて、時が来たら使い方を教える」
そう言って悲しそうに笑った。何が起きているのだろう。でも、俺がこっちの世界に首を突っ込むわけにはいかない。
「大悟またね」
俺はそう言って「転移」をする。最後に手を振っている大悟の姿を見て……
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