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106、森の中での出来事1

遅くなりました!今日は出来たらもう1話投稿したいと思います。ログインありがとうございます。

 ククとは毎日のように会っているが、紗理奈に真夜中いないのは何故か?と聞かれないのでバレていないのだろうか?


 今日は高山に行った日の次の日で、時刻は朝の6時。


 今日するのは銃の試し打ち。したいところだけどこれはククとやらないと意味がないから後回し。最優先事項は特にない!と言いたいところだが、俺は余計な仕事をもらってきてしまったため、魔道具を作らなくてはならない。これがねなかなか上手くいかないのよ。


 作っては爆発して作っては爆発してを繰り返している。ほんとにやになっちゃうよね。なんとなく嫌な予感がしたから自室で作らなかったから建物は壊れなかったものの裏の森でやったから騒ぎになってしまった。こんなに大きな爆発になると思っていなかったからびっくりしたなぁ。


 今日は森に行って魔道具を作ろっかなぁ、難しい魔道具だけど完成に近づいてきていると言っていいだろう。


「行ってきます」


 今日は紗理奈さん置いてきぼりね。俺は爆発してくるから近づかないようにね。多分この意図に気づいてくれるはず。気づいてくれなくて俺を探しに来たら爆発に飲み込まれてこの後の人生がなくなるよと心の中でつぶやいて部屋から出る。だんだん窓から外に出るのが普通になってきてしまった。ドアから出るのはめんどくさいとう訳ではないけれども窓からの方が時間短縮できるし、スリルがあるでしょ?この高さだとだんだん物足りなさが出てくるけど。流石に最初は飛び降りるのに躊躇しそうになったけどいざ降りてみると、どってことなかった。


 こんなに饒舌に語っていたからもう目的地周辺だ。俺が今日来たのはちょっと人里から離れた滅多に人の寄らない森。


 ここは冒険者でも危険と言われる魔物がいるらしい。あくまで噂話だから本当かどうかわからない。それを確かめようとするような馬鹿ない冒険者はいなかったみたい。


 この森は俺にとっちゃ最高の狩場だ。魔物の素材だけでなく、レアな植物や木の実、他にも薬草や食材などなど沢山見つけられる。要するに宝の山って言うこと。ここで実験すれば材料無くなっても取り放題!いくらでも実験可能!最高な場所でしょ?


 今日は考えた術式をひたすら作ってみるだけと言う簡単に見えて簡単じゃない作業をしていきま〜す。まず最初に行うのは……この術式!これは俺の中でよくできた方の術式だったよな?


 この調子で魔道具を作っていく。最初の頃は爆発するのが当たり前だったけど、今はだいぶ爆発せずに済むようになった。これは進歩したと思う。魔術の本で、くっつけてはいけないもの同士の式の一覧はあるけど、そのほかにもくっつけちゃいけないものなんて沢山あった。これが特殊な魔道具を作っているから爆発している可能性もある。これについては後に検討することにしよう。


 魔道具の考えた術式全てを作ってしまった。新しく考えて作るか。


 こう考えた俺は魔道具を参考にしないで式を立ててみたら成功するのかやってみることにした。どーせ爆発するならおんなじでしょ?ってね。


「できた!これであとは作るだけ!」


 そう叫んだ時、後ろに気配を感じた。瞬時に振り返ったものの何もつけられない。念のためと発動していた「探知」と「気配察知」に引っ掛からなかった。何かいる。でもその正体はわからない。正体がわからない以上対策を立てることもできない……


「いいか。とりあえずこの魔道具を作ってみよう」


 声に出してそう言ってから俺は魔道具の作成を始める。初めは女神の泉の水や花の蜜などでやっていたが、どーせ俺の闇の魔力に飲まれるなら魔石でも同じなので魔石でやるようになった。魔石なら俺はいくらでも確保可能。魔物さえいれば。


「#%〜/#-*」


 何か聞こえる。でも、今は式に集中!この作業を5分ほど頑張った俺は魔道具の作成に成功していた。その間に聞こえた声の回数は17回。俺に向かって声をかけているのは確実だ。何を言っているかわからないのが難点だが……


「#〜%-*¥#-〜‥‥…き…み…は……誰?‥‥…」


 こ、今度ははっきりと声が聞こえた……


「俺のこと?」


「そう……き…み…の…こと」


 とてもっ弱々しい声。声の感じからして幼い男の子……


「俺は竜馬、君は?」


「僕…僕の…な、まえ?」


「そう、君の名前…」


「僕の名前……は、ユーリ……ユーリ、だよ」


「君はユーリって名前なんだね。ユーリ、姿を見せてくれないかな?」


「見ても僕を怖がらない?」


「怖がらないよ。友達になりたいから」


「と、もだ、ち?」


「うん、友達」


「怖がらないでね」


 そう言ってユーリは姿を現す。レイス?そうゆうことだったのか。


「怖く…ない、の?」


「うん、怖くないよ。だって、俺と友達になってくれるんでしょ?」


「うん!」


 こうして俺のお友達が増えた。

次話もよろしくお願いします。よかったら評価していただけると嬉しいです。

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