50、人形を監視してみた
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俺は紗理奈が回復するのを待っていた。いつの間にかフリーズから回復したらしい紗理奈は俺に色色なことを聞いてきた。
「人形には自我があるの?人形の大きさは?人形の喋り方や仕草は?声の高さは?」
「えーと、待ってそんなに一気に聞かれても答えられないから、ね?」
人形に自我はあるの?
俺が操ってる。
人形の大きさは?
全くおんなじ。
人形の喋り方や声の高さ、仕草は?
全くおんなじ。
「なんか怪しいわね。明日授業はあるのよね?」
「あります。毎日あります。俺がサボってるだけです」
「じゃあ明日監視するよ」
最近紗理奈が怖いよー喋り方とかも変わったし……理由は知らない。
<明日の講義の時間>
俺は念の為防音結界を部屋に貼って講義をしている隣の部屋にいた。俺も紗理奈も「聞き耳スキル」は鍛えられてるから壁を一枚挟んだくらいで隣の会話が聞こえなくはならない。
「全くおんなじいのが二匹いるわね」
俺は匹扱いですか?人間じゃないってこと?地味に傷つくなぁ。人間じゃなくてもせめて人で数えてほしいよね。
「同じじゃなかったらバレるだろ!俺は講義を抜け出すために大量の魔力を使ってまでこうしてんの。こいつを使うと魔力が半分くらい削られるんだもん」
「私じゃ扱えないってこと?」
「多分だけど使えないよ」
「あなたの魔力はいくつ?」
「いくつだろーなー」
そう言って誤魔化してはみたもののきっと誤魔化し切れないだろう。諦めて言い訳考えるか。
「ちゃんと言って?」
おねだり紗理奈。このモードに入ったら俺は折れるしかない。紗理奈がこのモードに入って誤魔化し切れたことは一度もない。一回も、たったの一回も……
「やーだ。無理なもんは無理なの!」
「お願い。私のは知ってるでしょ。竜馬だけ言わないなんておかしい」
「うっ……」
「なんで、教えてよーいいじゃん!私のは知ってるじゃん!」
確かにね。その通りなんだけどね。俺の魔力は特殊というか、なんというか……
「偽スキルならあげる!」
俺はそう言って何枚も書いてあった偽スキルの紙を一枚取り出し、紗理奈に渡した。一応魔力も平均くらいに設定はしているものの戦闘しているところを見られればこのステータスが偽なのくらいは誰でもわかってしまう。暗殺者なんかはこれをみた瞬間気づくのではないだろうか?
「これ、絶対嘘よね」
「うん、先に嘘って言ったよね?」
「こんなのいらないから本当のことを言って」
「えーと、俺の魔力はわからない?ので、教えろって言われても困る」
「あなたはどんなステータスをしてるの?」
ちなみの今の俺のステータスはこんな感じ。
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名前:アルフ・グラート 年齢:6
レベル:56/∞
性別:男
体力:1969
魔力:ーーーーー
属性:闇 水 炎 土 雷 風 命
素早さ:3682
防御力:126
〈スキル〉
錬成、治癒、魔力暴走、肉体強化、未来予知、スキル習得、神の声、魔眼、魔法、古代魔法、失われた魔法、
記憶力
〈称号〉
女神の加護
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うわぁ。なにこの変なスキル。俺の特殊スキルでもついたかな?
相変わらずのステータスだ。これを見せるのはね。流石の俺でも戸惑う。
「魔力は計測不能だ。そのほかは知らん!怖くて見れない」
「へえ、今まで無限の魔力を隠してたの?」
「でも、俺は魔力枯渇でちゃんと倒れたよ?」
「そう言えばそうだ」
そう言って魔力んことを考えていた。
「竜馬くん始めるよ」
「はい」
そろそろ始まるらしい。
「本当に竜馬そっくり」
「そっくりで何が悪い」
「違和感がすごい。同じ人が二匹いるんだもん」
「俺は動物ではないのだが?」
言ってしまった。やばい
「一人は人間でしょ?それに竜馬の規格外っぷりは魔物とおんなじなんだから今更人間じゃなくて動物扱いされても同じじゃないの?」
「そうですね」
俺はそう言うことしかできなかった。
次話もよろしくお願いします。よかったら評価してくれると嬉しいです。




