22, 新たな情報は意外なところから
今日もログイン有難うございます。夜投稿できなかったので夜の分です。
「ん」
お、きっかり1時間だ。また情報探し開始しますか。ルカさんは爆睡中
〈10時間後〉
「私寝てました?」
「うん、ぐっすりたっぷり11時間くらい寝てた」
「え?今なんて?」
「だーかーらー、ぐっすりたっぷり11時間寝てた。って言った」
「はああああ」
少しして自分がすごく寝ていたことを理解したらしい。それと気になる情報の束が増えてたからかな?叫んでた。誰かここにきちゃわないかって心配だった。
「で、竜馬くんは?」
「え?」
「睡眠時間」
「ひ、み、つ、です」
「寝てないとか言ったら椅子に縛り付けてでも寝かすけど」
やだー絶対11時間以上縛られるじゃん
「寝ましたよ」
得意げにそう答えた。これでどのくらい?っていわれてらなんて答えよう?5時間くらい?って言えばいいかな?
「どのくらいの睡眠を?」
「5時間くらいですかねー」
「嘘つかないでくださいね。嘘ついたら魔道具が教えてくれるよ」
やだ、やだ縛り付けられる〜ルカさんの笑顔が怖い〜
「えー、言ったら縛り付けないでくださいね。1時間です」
「君は寝てたらいいよ。あとはやっておくから」
「いや〜」
「寝ろ〜」
ロープを持ったルカさんに追いかけられ、追われる俺は体力が持たなくなってきたので「隠蔽」を使うことにした。魔法を使ってどうにか逃げていたところに部屋に入ってきた人物がいた。
「二人とも大変!魔法が使えない!」
「ん?」
「は?」
「えーとね。俺使えてるんだけど」
「規格外の人が試しても意味ないです」
「あーほんとだ〜なんにもつかえないや」
ルカさんはそう言って魔力を出したりしまったりしていた。なんか魔力がどこかに流れて行っているような……
「ルカさん、魔力を放出しないでください出した魔力はどこかに向かっています。完全に魔力を制御できる人じゃないと流されます」
「どう言うことだ」
俺は魔力を目視できることを説明し、それでルカさんが魔法を発動させようと魔力を放出したのを見たら魔力がどこかに吸い込まれるようにどこかに行っていることを伝えた。
その魔力を追ってみようと答えられたのでみんなで魔力を追ってみることにした。
外に出ればみんなが魔法が使えないことに疑問を持っているのか沢山の魔力がどこかに向かっている。これならいく場所は簡単だね。
「紗理奈、このことについてなんか知らない?」
「これは、隣に住んでたおばさんがよく聞かせてくれたお話なんですが本当にあった話とは思えない話で…でもどこか現実味を帯びていて、怖い話です」
いつものように農作業をしていた農夫が違和感のある魔石を見つけた。その魔石をみつけてから一週間くらい経ったある日、魔術が使えなくなった。この日を境にいろいろな事件が起こるようになった。そんな日常が続く中、ある領地が罪を犯した。その罪は決して許されるような内容ではないゆえに他領に濡れ衣を着せた。幸い逃れた罪だが、まだ逃れ切った補償はない、と不安を募らせていた。しかし数日後なんらかの理由でこの領地の住民は一人残らずこの世から去った。その後はその繰り返しだ。最後の領地、最後まで生き残った領地だろうか?その領地も濡れ衣を着せられたことで貧困が激しい。だが他領がないため頼れない。という理由でこの世を去る直前、その領地には祝福が降ったと、それによりこの領地だけは助かった。
こんな話知らない。少なくとも貴族の間では広まっていない…
「知らないけどそっくりだ」
「私のお母さんも知らないと言ってました」
「このお婆さんはこの辺に引っ越す前に隣だった人なのでどのくらいそこに住んでるのかわからないんです」
なんかこのお話すごいな。作り話にしてはちゃんとしてるし、現実の話にしてはあったこととは思えない。
「ねえ、そのお婆さんってどんな人なの?」
「えーと、いつも杖を持っていて、大体ローブに身を包んでいる人です」
「誰かに見つけてもらえないかな?」
「そうか、拗ねてる快斗に探してもらおう!」
『快斗起きてる?』
『なんですか』
『人を探してほしい』
『はいっす』
『この人を見つけて』
『了解』
これでおばあさんに関しては大丈夫かなぁ。後はこの魔力を追っていかないとだな。
俺たちは魔力を追ってあるところに辿り着いた。ここは?
辿り着いたところは隣国のステラ王国この国はどんな種族でも受け入れる国だ。だから他種族で形成されている。一部での話ではあるが……
ステラ王国はエルフやハーピー、ドワーフ、精霊、獣人などの種族でできた国であり、人間も仲良く暮らしていると言う国なはずだ。あくまで噂なので本当かどうかはわからないが、本当ならいい場所だな。
この国がなんか悪いことしたかな〜唯一この国の悪いところは魔属性持ちを全て魔物のように扱うことかな。これで反感を買っても何にも言えない。他に身に覚えがない。
もしかしてさっき聞いた話、は世界規模のことなんじゃないか?それも記録に残らない位昔の出来事なんじゃ。この考えはあり得ないと打ち消す。
そしてあのお婆さんの謎が深まっただけだった。あの人は何者?の前に何年この世にいんの?って言うのが知りたい。
「えー、ここからステラ王国なんですけど…魔力の行方調べます?」
「えーと、ここは空気を読んで紗理奈ちゃんと竜馬くんで」
「「一人で逃げるんですか?大勢いた方が安心なんですけど」」
「ほら息ぴったりだしさ」
「理由になってないです」
「これに行かないなら魔王領に一人で行ってきてくださいね」
魔王領の件については後ほど詳しく話そうと思う。
「えーと、じゃあ行きます」
これで抜け駆けはなし!
「隠蔽」
姿を隠して出発する。同じ人が魔法をかければかけてる人同士が見えるが個人個人でかけると仲間が見えなくて不便なのだ。
「姿は見えないので安心して歩いてください。でも声は聞こえるのでなるべく喋らないように」
「了解」
「わかった」
ここは王国、念には念を入れておくに越したことはない。だから、姿を隠して裏路地を通っていく。魔力の行き先は俺の予想だと城、真ん中に向かって動いていく魔力が気持ち悪い…
「うっ」
「大丈夫ですか」
「竜馬くん」
「いや、魔力を目で追ってたら気持ち悪くなっただけだから大丈夫」
「休んでから」
「いいよ。大丈夫、みんなの足手まといになるから」
俺は限界を迎えるまで我慢することにした。突然気持ち悪くなって頭が割れるように痛くなった。これじゃあまともに戦える気がしないが最後は転移でなんとかする。魔力操作は沢山頑張ってきた。だからきっと大丈夫。俺ならできると思いながら頑張って平常心を保つ。
「これは宣戦布告かな」
「俺もそう思いました」
「私も思います」
「攻撃しても問題ないんじゃないかな」
「それは流石にこちらが悪いことになってしまうからね」
「ダメだね」
俺たちが辿り着いた時、城に待ち受けていたのはたくさんの兵と謎の大きな魔道具。この魔道具は…俺の頭痛の種だ。この道具から何か違和感を感じる。でも、他の人は感じていない。兵の人もルカさんも紗理奈は感じたようだ。頭を押さえている。
「うっ」
「ぐっ、痛い」
「君たちどうしたの?痛いってどこが?これは子供だけが感じるものではないはずだよ。この国の子供は感じてなかったから」
「頭、頭が、痛いです」
俺はなんとか声を出して返事をする。そろそろ引き時か……
「そろそろ、かえ、ろう」
「賛成だ」
「転移」
俺は思いっきり魔力が引っ張られる感覚を感じ、自分と紗理奈ルカさんの体に魔力を纏わせる。ここで俺は力尽きたらしい。転移した時にはもう現実世界に意識がなかった。
《神界にて》
「竜馬くん、あんなところでよくこんなに耐えたよ。あの魔道具は魔力が多い人を探すための魔道具でね規格外の人なら耐えられないはずだよ」
「そうなんだ。俺頑張ったんだね」
「で、問題なんだけど体はダメージなかったんだけど、精神というか心というか魂というかなんというかね。それが傷ついてて体に意識が宿ってないの。精神と心は大丈夫そうだから魂が傷ついてるのかな。私には判断できないから女神様のところに行ってきてくれる?今、元婚約者にいじめられてるから」
「わかりました」
「じゃあ行ってらっしゃい」
俺の体はいつの間にか別の部屋にきていた。それはいつかみた。あの殺風景な部屋だ。その隣のドアが開いて別の部屋が見えているけど、中から声が聞こえる。
「もう来ないで」
「愛しのシア」
「私は忙しいので」
わって入りずらいけど、ローレシアが困ってるから助けるか?
「あの」
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