145, 聖典
ログインありがとうございます。昨日投稿できなくてすみませんでした。
次の日、俺は図書館に行き地下の部屋にいた。昨日から気になって眠れなかったくらいだ。表紙を見てるだけより内容を読んだ方がワクワクするに決まってるじゃないか。
俺はその本を手に取ってみる。今回も昨日の本と同じように魔力を吸っていく。昨日3回もこの感覚を味わったから慣れてしまった。
背表紙にも表紙にも裏表紙にも書いていない題名。題名が知りたくば、この本を読んで見せよ!的な何かなのか?魔力を吸われつつもそんなことを考えていた。今日は魔力を吸うスピードが遅いから急激な無力密度変換がない。だからかな?考えてる暇があった。
5分ほど魔力を吸われた俺は正直言って疲れていた。魔力が枯渇状態に陥ることはなかったものの魔力の解放をしないとか?と考えたほどだ。
キラキラとした魔力の粉が降ってくる。沢山魔力を吸った本は勝手に開いた。これも4度目だからもう慣れてしまった。最初の頃は開くたびにビクってしてたけど今はもうそれを見てもなんとも思わなくなった。
魔力により光った物の題名は「聖典」らしい。俺はこの本を読むことにした。どんな内容の本なのか気になったのだ。今までの本もみんな面白かったし、たくさんの知識を得られた。得た知識の話は後でじっくりするね。今はこの本でしょ!
〈数時間後〉
思ったよりも時間がかかってしまった。なんでだか分からないけど時間がかかった。これは神が暮らしている世界の話だった。だから日常生活では知ることのできない未知の世界の話。ああ、俺の勉強にもなった。今まで知らなかったことが知れて嬉しいのと、この知識を持っている事で禁書を解放したのがばれないようにきをつけないとだね。家庭教師に教わらないような事を知ってるのは変だから。
時代は俺の知らない時代。そしてまだ魔術が衰退していない時代だ。
俺は最後のページを開く。するとまたあの模様が現れた。そっくりおんなじというわけではないけれど似ているのだ。他の本を読んだときにも最後のページは毎回マークが書かれていた。そしてそれを見るだけで俺の頭に異変が起きた。知識はあっても良いと思うけど、この記憶の欠片は少しまずい気がする。その記憶の欠片を合わせていくと一つの映像ができていく。俺の頭の中でいろんな記憶が絡み合って一つの画像になろうとしている。それが完成したらどんなことがわかるのか気にならない訳がない。
ちなみにタトゥーのような跡が残ったのは「禁書庫」と書いてある本のみだった。今回はその痕が残らないと良いなと思いながら紙に移す。
このマークは何かに必要なものだと最初の記憶が言っていたからそれから全部紙に写している。確かに繋がりそうだと思うけど全然繋がる気配がない。
昨日のマークより複雑なマークを移し終えた。するとマークや記憶や知識などが頭に刷り込まれる。マークが刷り込まれる時になぜか知らないけどものすごい痛みが走るのは毎回だった。記憶や知識はそれに耐えたものだけの特権なんだろうか?
少しして痛みが和らいだ時俺の体が光った。跡が残らないようにって思ってたのに……多分どこかに跡が残るだろう。
このタトゥーのような跡は視力聴力などの五感を鋭くする効果があることがわかった。全てが同じ効果だとは限らないけど右腕にあるものはこの効果だった。
光がなくなってどこにマークがあるのか探す。光っている場所が明白ではなかったからどこにあるのか分からない。
腕や脚などを見てみたもののそれらしきものはなかったので俺は跡が残らなかったのかな?と思った。取り敢えず今はその跡を探さないで他の本を読むことにした。
金色の本はみんなバラバラに置いてあるから面白そうな本を見つけるのは結構大変。でも、代償に知識を得られるからそんなことを気にする暇もない。俺は本棚を見て回る。楽しそうな本を見つけたら本に魔力を吸わせ内容を読む。それを繰り返した。
昨日気づいたことだが、魔力を吸われる量は本によって違ったらしい。昨日読んだ本は2000、5000、3800、という魔力の吸われ方をした。謎だよね。それで、俺の使ったことのある魔力量はまだいっぱいあった。なんか知らないけどこの辺で魔力なくなるかな?って思うけど本当はまだあったみたいな?そんな感じ。
多分前世の魔力量に引っ張られてるのかな?だから限界がわからない。
まあ、これは良しとして話戻すけど金の本は現代語で書かれていない。俺はたまたま読める言語だったから読めたけど知らない人から見たら魔力を吸うだけの本ってなっちゃうよね。
俺は好きなだけ本を読んだ後家に帰った。明日が最後か、一週間ってあっという間だったな〜
明日も本をいっぱい読んで知識をつけるぞ!
次話もよろしくお願いします。評価していただけると幸いです。




