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144, 金の本

ログインありがとうございます。遅くなりました。すみません。

 そして4日後、俺は無事に情報を集め終えていた。ちょっと手こずった情報があってそれのせいで2日もロスしたよ。最悪だ〜。最初から悪態つくのやめよっか。まあ、今は情報収集が無事に出来たことを喜ぶべきだろうね。


 俺はルカさんに渡す分の紙も書かなくちゃならないからこの4日間ずっとペンを握ってた気がする。今日はあの気になった金の本を読んでいきたいと思う。


 ざっと見た感じで国宝級の情報を秘めてるのが金の本だよ。題名を見てわかるように「禁書館」とか「過去の知らない出来事」とか気になる本がたくさんある。まずは今後の学園でいくと言われている「禁書館」について知りたい。教師からは何にも教えてもらえなかった。


 だから「禁書館」と背表紙に書いてある本を手みとってみるやっとこの瞬間が来た。ずっと触りたかったんだ。気になって仕方がなかった本を今手にして俺の気持ちは昂っていた。お陰で魔力はすごい量漏れていたと思う。それも闇と魔の混ざった邪悪な魔力が


 早速その本を手に取ってみる。するとすごい勢いで魔力が吸われた。


 魔力を吸った本はキラキラと綺麗な光を放ち、勝手に本が開かれた。まるで読んでとでも言っているようだった。


 魔力の蓄えられた本は綺麗な装飾を光らせていた。あの宝石は魔石だったようだ。ということはこれが何かの魔道具ということもあるのだろうか?気になって本を調べてみたものの仕掛けらしきものは見当たらない。そうにかしてこの本の魔石の意味を知りたい…


 本の周りは俺の魔力と思われるものが粉雪のように降っている。俺はそれを手に取って文字を追う。


 本の中も魔力の影響かどうか分からないけど光っていた。文字が光っているせいで読みづらい……部屋のライトを消したら読みやすくならないかな。と思ったので部屋のライトを消してみる。


 そしたら案の定文字は見やすくなった。暗闇に明るい本、目が悪くなりそう……そう思わなくもなかったが今は内容の方が重要だ。


 俺は本に集中して読み進めていく。


〈数十分後〉


 後数ページで読み終わるくらいまで読み終えていた。


 最後のページをめくるこれで最後だ。そして現れたのは謎のマーク。これがなにを示しているのか分からないけど何か意味があるはずだ。そう思い後で見返せるようにそのマークだけ紙に写す。すると体に異変が起きた。


 右腕が強い光に包まれ酷い痛みに襲われる。


「……っ…‥‥…ぅ」


 声にならない声が出る。ここまで痛いと感じたのは久しぶりだな。そんな呑気なことを考えられるほど余裕ではなかったけど、その時の記憶が蘇ってきた。


 しばらくして痛みが引いた。俺がふと腕に視線を落としてみると腕にあのマークが浮かんでいる。擦っても落ちない。俺の体に異変が起きたのは腕だけではない。脳みそもだ。頭に張り付いて離れないあの形。そして誰のものだか分からない記憶。後もう一つは欲してもいないのに得た謎の知識。これは今の時代の言語ではないしこんな名前の場所は存在しないはずだ。前世の記憶を持って生まれる人間がいるくらいだからこんな事があってもおかしくないと思うけど変な感じがする。


 俺は金の本を読んだことがバレないように右の腕に念のため布を巻いておく。確か刺繍を入れたいから買っておいてって言われたハンカチだな。そういや渡すの忘れてた。あちゃーやらかした。もう諦めよう。帰ってから思い出すことにした。


 このマーク、何に使うものなのだろう。この図書館は学園に通じている。流石に学生でも禁書庫は見れないだろうけど学園の何かを示していたり知るのかもしれない。


 俺はこの書庫の中を全部見て回っていないことを思い出したので色々なところに行ってみる。この地下図書館、本館よりも広いんじゃないの?地下二階はない……ありました。大きな綺麗な装飾で飾られている扉が……明らかに地下への扉ですね。まあ、行ってみるほかないでしょ!


 俺はその扉を勢いよく開けた。なかは階段になっており、下に光が見える。地下のライトが付きっぱなしになっていたのだろうか?


 俺は階段を降りて部屋を見回す。その部屋にあったのは本が一冊……本当に本が一冊しかなかったのだ。部屋は広く、本棚がたくさん置けそうなのに。


 その本は専用の台座と言ったら良いだろうか?その上に乗っている。近づいてみると魔力を放出していると分かった。だからこの部屋はライトもないのに明るかったんだ。キラキラ光る魔力を浴びながら俺は本を観察していた。さっきの本を読むために使ったことのある魔力を4分の1使ってしまった(2000位、竜真の限界はない)。その為この本を読むのにどのくらいの魔力が必要かわからない状態で読むのは危険だと思ったので今日は諦めて違う本を読むことにした。


 階段を上に上がり、読んでみたい金の本を探す。今日は「禁書庫の歴史」と「魔物の図鑑」を読むことにした。これで魔力が少し残るくらいで時間もちょうど良く終わるだろう。

次話もよろしくお願いします。評価して頂けると幸いです。

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